X68000の名作シューティングゲームのご紹介～アーケードSTGとオリジナルSTG～

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このページではX68000の人気ゲームジャンルのひとつシューティングゲームについてご紹介させて頂きます。

X68000のサイトマップをご紹介します。

80年から2000年代のシューティングゲームについてご紹介します。

シューティングゲームは、X68000のゲームジャンルの中で2番目に発売本数（52本）の多いジャンルです。

そしてX68000のシューティングゲーム特徴は、アーケードゲームからの移植作（28本）が多いことです。

しかしユーザーならX68000でしか楽しめないオリジナルのシューティングタイトルも欲しいところ、

そこで登場したのがこのマシンのグラフィック性能を活かしたオリジナル作品が9本も登場することになるのです。

今回は発売年順にアーケード移植作とオリジナルゲームを中心にX68000のシューティングゲーム作品をご紹介させて頂きます。

X68000のシューティングゲームをアーケード移植作とオリジナル作品の発売年ごとの本数を一覧にしてみると

アーケード移植作は全部で28本、毎年新しいゲームが移植されていることがわかります。

一方のオリジナルシューティング作品は10本、88年から91年にかけて発売されています。

X68000のシューティングゲームは93年を境に商業ベースのオリジナルシューティングは消滅し、以降は超連射68K（95年）を代表に同人シューティングゲームが大きな発展を遂げることになります。

1987年のアーケード(3本)をご紹介します。

87年3月にいよいよX68000が発売されることになります。この年に発売されたシューティングゲームは3本。

グラディウスとスペースハリアー、ゼビウスが登場することになります。

1988年のアーケード(3本)・オリジナル(1本)をご紹介します。

翌年に88年になるとようやくX68000オリジナルのシューティングゲームが登場することになります。

PC88で発売された初代サンダーフォースの続編、サンダーフォースII（テクノソフト）がX68000からオリジナル作品として発売されることになります。

しかしテクノソフトの作品はこれが最初で最後となり、サンダーフォースIIは翌年、発売間もないメガドライブにも移植されることに、以後そちらに主軸を移しさらなる発展を遂げていくことになります。

1989年のアーケード(5本)・オリジナル(2本)をご紹介します。

X68000のシューティングゲームはサンダーフォースII以降、しばらくはオリジナルシューティング不作の時代が続くとこになります。

そんな中に翌年の89年にひっそりと現れたのがディー・リターン（D-RETURN）です。

制作はなんと神戸大学情報統計部(コンピュータ部)、そう学生たちの作品を商品化したのがこのディー・リターンなんです。

そしてこの年にはX68000らしいオリジナリティを魅せてくれたナイトアームズ（アルシスソフトウェア）が登場することになります。

1990年のアーケード(4本)・オリジナル(4本)をご紹介します。

そしてX68000で本格的にオリジナルシューティングが開花したのがこの90年です。

その主役の座に躍り出たのがギャルゲーの始祖とも評された夢幻戦士 ヴァリスでも知られるウルフチームです。

その切っかけは、その後この作品のメインプログラマーとなる豊田利夫さんが趣味で制作した一本のゲームからです。

この作品をウルフチームに持ち込んだところ直ちに商品化が決定され、その後グラナダ（90年・後にMDに移植）という名で発売されることになります。

この作品の登場からそれまでゲーム性よりストーリーを優先させてきたウルフチームの方向性は大きく転針すことになり、この作品以降立て続けにシューティングを発売していくことになります。

同年の10月にはFZ戦記アクシス（アクションゲーム・後にMDに移植）を、

そして11月に持ち込みから生まれたもう一本の傑作、ソルフィース（にこちらも後にMDに移植）が登場します。

1991年のアーケード(4本)・オリジナル(3本)をご紹介します。

翌年91年、アーケードゲーム専門誌のゲーメストで有名な新声社から

X68000用シューティングを開発する　

との報がもたらされました。

開発されたのがX68000オリジナルSTG、スコルピウスです。

そしてウルフチームと共にX68000のオリジナル作品の黄金期を築き上げたのがズーム（ZOOM）がシューティングゲームに挑戦することになります。

このメーカーは後にアクションゲームの代表作となるジェノサイド（89年）でデビューを果たし、

X68000の第三作目として登場したのがシューティングゲーム、ファランクスです。

そしてよくやくX68000にも初の完全オリジナル・縦スクロール系シューティングが登場します。

それがコード・ゼロ（ランダムハウス）です。

この作品を発売したランダムハウスは名作、獣神ローガス（1987年・PC-98）で勇名を馳せた会社だけに、その開発力から高い完成度を誇った作品を残すことになりました。

1992年以降のアーケード(9本)・オリジナル(本)をご紹介します。

X68000は93年を境に商業ベースのゲーム作品が激減することになります。

シューティングゲームも同様に93年以降は10本のみの発売となり、オリジナルSTGはリリースされなくなります。

しかしこの年以降、商業ベースの作品から超連射68Kを代表とする同人シューティングゲームが大きな発展を遂げることになります。

名作シューティングゲームに関する専用ページも公開していますのでご興味のある方は是非ご参照ください。

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