【入門/C言語について】ゲームプログラム入門「C言語について」のご紹介

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今回は、ゲームプログラム入門「C言語について」をご紹介します。

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「ゲームプログラミング > C言語入門/基礎」関連をご紹介します。

「C言語を使って、プログラミングする」とは、本当はどういうことなのでしょうか。ここでは、人とコンピュータとの関わりを通して、C言語で作るプログラムについてご紹介していきます。

プログラミング言語とは、プログラムを開発するために用意された人工の言語のことです。もっとわかりやすくいうと、プログラミング言語とは、人とコンピュータがコミュニケーションするために作られた言語ともいえます。

プログラミング言語のプログラミングとは、コンピュータに「プログラムする」ということです。コンピュータに「プログラムする」とは、コンピュータにこれからしてもらいたいこと(作業)を指示する(プログラムを開発する)ことです。

例えば、人が誰かに作業を指示するときは、コミュニケーションをとる必要がありますが、その手段の一つとして言語があります。相手が日本人ならば、日本語を使いますし、そうでなければ英語やイタリア語など、その人に通じる他の言語を使ったりします。

C言語とは、数あるプログラミング言語の一つです。人が使う言葉(自然言語といいます)が、考え方や国の違いによって日本語や英語など様々なものがあるように、プログラミング言語も様々なものが用意されています。

これは、コンピュータに指示する作業の内容やコンピュータの種類の違いによります。

C++言語(日本では略して「シープラプラ」とも読みます)は、C言語を基本としてこれを大幅に拡張した別の言語です。C言語を基本としているので、C言語で記述されたプログラムをC++言語として取り扱うことはほぼ可能ですが、C++言語は、C言語に比べて抽象化が進んでいるので、逆はできません。

C++言語では、C言語にはなかった便利な文法がいろいろあります。また、現在のプログラミングスタイルの主流であるオブジェクト指向の考え方に合ったプログラムを構築するための、様々な概念や機構が備わっています。

プログラミング言語の種類は、大きく分けて次の3つがあります。

C言語は、1972年にアメリカのAT&Tベル研究所で、DennisMRitchie(リッチー)によって設計されました。彼の目的は、オペレーティングシステム(OS)のUNIXを開発することでしたが、BrianW.Kernighan(カーニハン)と共に、UNIXの開発にふさわしい言語としてC言語がどうあるべきかをまとめたのです。

当初、C言語はOS開発用でしたが、UNIXをはじめとする各種OS上で動くプログラム開発にも積極的に使われるようになりました。ただし、コンパイラによって仕様(使い方)が異なるという言語であったことから、1989年にANSI(米国国内規格協会)が標準規格を定め、さらに1990年にはISO(国際標準化機構)により規格が制定されました。このように、C言語は使いやすいものになっていったのです。

C言語というプログラミング言語は、高級言語(人間に理解しやすいほど高級といわれる)の機能と、アセンブラ(コンピュータに理解しやすい言語で、機械語に近い言語)に近い機能とを合わせ持っている言語で、言語自体が単純で学びやすいものとなっています。そのため、文の記述を短く簡潔にすることもできます。

また、多くの演算子を用意しているので、複雑な計算式を簡単に書くこともできますし、アセンブラに近い機能を持っているので、コンピュータをきめ細かく制御できます。そして、便利なのは、古いコンピュータでも新しいコンピュータでも動きますし、多くのOSでも使えるということです。

C言語の特徴をまとめると、次のようになります。まだ、わからない言葉が出てくるかもしれませんが、あとでご紹介しますので安心してください。

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