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『機動戦士ガンダム:MS開発史』統合整備計画と大戦末期のジオンモビルスーツのご紹介│まとめ解説
『機動戦士ガンダム』一年戦争関連サイトマップ
『機動戦士ガンダム』一年戦争関連サイトマップをご紹介します。
『機動戦士ガンダム:MS開発史』統合整備計画と大戦末期のジオンモビルスーツのご紹介
統合整備計画の発端
ジオニック、ツィマッド、MIPによる激しいMS開発競争
特にザクを開発したジオニック社、ドムを開発したツィマッド社、水陸両用MSの技術で抜き出ていたMIP社の3企業の開発競争は激しく、数多くの機体が矢継ぎ早に前線へと投入されていった。
ジオンMSの非互換問題
だが一方で、企業間でまったく連携が取られておらず、武装や操縦システム、はてはボルト単位にいたるパーツまで異なっていた点が問題視されていくことになる。
メンテナンスに膨大なコストが発生するモビルスーツ
およそこれまでの工業製品の規格から外れていたモビルスーツという兵器は、1機種ごとのワンオフ設計とも言えるもので、機種が増えれば増えた分だけメンテナンスに膨大な時間を必要とした。
ジオンの抱える、部品の供給問題
また、企業間ごとに異なるパーツを使用するため、大量多種のストクパーツが必要となり、前線の基地単位で安定した部品の供給を行うことは不可能に近かった。更には同じ開発企業の機体においてもパーツの互換性はきわめて低いという点も露呈した。
多様多種なコックピットレイアウト問題
同様に機体ごと、ことにコクピットレイアウトが異なるという点は、前線のパイロットの混乱を招いた。ジオンの主なMSパイロットは、MS-06ザクでその操縦を学んでおり、より高性能な機体であるMS-09ドムや、限定的な使用が行われる水陸両用モビルスーツに搭乗した時、方法の違いから機体性能を揮できないというケースが生まれていたのである。
稼働率の低下を招いた、ジオンMS開発計画
数々の新型機の投入は一見するとジオンを優勢に導いてたように見えるが、その実が増えれば増えるほど前線の兵士たちは対応に追われ、多少の被弾ですら稼動できない機体も増えていった。
部品の規格統一を目的としたジオンの統合整備計画
こうした状況を打開するために、かねてから実行しつつあった統合整備計画を推し進めるほかはなかった。マべ少佐(当時)が提案したと言われる同計画は、部品の規格統一を目的としたもので、開戦以前から提案されていたと伝えられる。
マ・クベの提案は受け入れられず、開戦
複新企業力が独自にMSを設計、開発を行うことにマ・クベ少佐は早くから懸念を抱いていた。だが、その計画は採用されることなくジオンは開戦に突入してゆくことになる。
戦争の長期化予想から統合整備計画案が再浮上
軍の上層部は、現在の状況を踏まえた長期的視野からMS運用を重要視するようになり、計画の発動を承認することになる。
統合整備計画発令後、すでに生産ラインから配備を待つ機体にまで改修が加えられていくことになる。その変更は、パーツ単位からコクピットの共通化といった要素まで含まれていた。
統合整備計画の基本概念
マ・クベ少佐が発令した統合整備計画とは
マ・クベ少佐が発令した統合整備計画とは、すなわち部品の規格統一化であり、モビルスーツ運用におけるインフラ整備であった。
統合整備計画の概念図のご紹介
統合整備計画の基本概念 | |
稼働中の機体
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定期メンテナンスごとのバージョンアップ
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被弾による修理時に変更
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生産予定の機体
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計画に基づいた生産ラインの使用
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計画に基づく設計
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実際に配線やボルトといった小規模なパーツのほか、計画の概要には関節部位やスラスターといった大規模なパーツに至るまで共通化するべく推し進められていく。
戦争中の混乱から統合整備計画は、2つの流れに
だがすでに開戦から数ヵ月が経過した段階ということもあり、実情は規格統一を行わずして配備される機は多岐に上った。こうして、統合整備計画には、生産ライン上での規格統一化と、現場レベルでの規格統一化という2つの流れが生まれることとなる。
生産ラインは、主要モビルスーツ3種をメインに実行
1つ目の生産ライン上での規格統一化は、当初の予定どおり、主要MS3種、すなわちMS-06ザク、MS-09ドム、MS-14ゲルググの生産ラインの統一をメインに進められていった。
ゲルググが戦線への投入が遅れた背景には、こうした統合整備計画の影響が少なからずあったといわれている。
第2期生産型モビルスーツの誕生
ともあれ、機体数の多い主要モビルスーツの規格統一は、メンテナンス、運用レベルでの高い成果が期待された。これらの機体は第2期生産型MSと呼ばれ、異機種間によるパーツの共有化により、それぞれの機体の能力が向上するという効果も生まれている。
戦線へ投入されたMSへの影響
それは配線レベルから関節モジュールそのものといった大規模な変更まで、現場レベルで行われていった。現場レベルでの改修は、補給路の末端である地球上で行われることが多く、コクピットモジュールのみ、マニュピレーターのみといった具合に、一部を統一規格パーツに変更した機体が運用されていたとも言われている。
統一規格の新規パーツは異機種間でも部品の共通化が出来るというメリットがあった。
あまりに遅すぎた規格統一計画
徐々に進められ合整備計画による仕様変更は、主に大戦中期から末期にかけて導入されていった。だが、その効果が存分に発揮されるには遅すぎるタイミングであったと言わざるをえない。連邦軍が、MSにおいてはジムのみを量産化し、その出生から規格統一が行われていたことに比べると、あまりにも対照的である。
ペズン計画と統合整備計画
ペズン計画とは、一年戦争末期に小惑星ペズンで進められていた次期MS開発計画である。しかし、連邦軍の星一号作戦によって、ほとんどの機体は完成を待たずに終戦を迎えた。
計画された主要機体は、ザク、ドム、ゲルググの後継機種と呼べる3機を中心とし、サイド3本土決戦を想定した拠点防衛用モビルスーツも確認されている。
計画がすでに大戦末期ということから、これらの機体にも規格統一化が図られたと見るのが妥当だろう。既存の機体を統一するのではなく、これらの機体はすでに設計段階から共通ラインでの生産を視野に入れていた公算が高い。それは、統合整備計画を昇華させた、統一規格MS開発計画であったのかもしれない。
ペズン計画の代表的なモビルスーツのご紹介
ペズン計画の代表的なモビルスーツをご紹介します。
MS-10ペズン・ドワッジ
MS-17Aガルバルディα
MS-11アクトザク
『機動戦士ガンダム:MS開発史』統合整備計画により、改良されたジオン主力モビルスーツのご紹介
『機動戦士ガンダム:MS開発史』統合整備計画により、改良されたジオン主力モビルスーツ(MS-06FZ/MS-09R-2/MS-14JGなど)をご紹介します。
主力機、MS-06ザク、MS-09ドム、MS-14ゲルググのバージョンアップ
第2次生産型、MS-06F-2ザクIIの登場
このうち、もっとも生産数の多かったザクには、計画の進行にあわせ、様々なタイプが存在している。オーソドックスな第2次生産型といえるのがMS-06F-2ザクIIで、生産ラインからマニュピレーターの統一、ジェネレータ変更、コクピットを中央部へ移設するとともに操縦系統の統一化が図られている。
ザク系の最後期型、MS-06FZザク改
更に全面的な規格統一が図られ、最後期に生産された機MS-06FZザク改である。最後期型ということもあり、同機はスラスターの増設、ジェネレータの強化などが図られ、ドム、ゲルググとの共通パーツも多く、一説には指揮官/エース用のMS-06Sをしのぐ性能をもっていたとも言われている。
MS-09R−2リック・ドムII
同じ最後期開発の機体であるMS-09R−2リック・ドムIIは、本来が陸戦機ということもあって、主に宇宙戦の能力の向上という点が加味されている。
ランドセルには着脱式のプロペラントタンクを増設し、これにより従来のリク・ドムを遥かにしのぐ作戦行動時間を実現した。ザク改と同じく各部の共通化も同時に計られており、MS-06RD-4というザクにドムの脚部を移設した実験機も確認されている。
陸戦用ドムの進化型、MS-09F/TROPドム・トローペン
一方、地上に配備されるドム系機体はパーツの共通化を図りつつも、地上戦に特化したMS-09F/TROPドム・ドローペンに変更。ドム系機体は、地上と宇宙においてより特化した機体へと改良が加えられたといえる。
超長距離狙撃タイプ、MS-14JGゲルググJ
統合整備計画に準じつつも性能向上が図られるケースはMS-14JGゲルググJにも当てはまる。同機につけられた末尾の「J」はイェーガI=狙撃型を意味し、ビーム兵器を使用した超長距離狙撃タイプのモビルスーツとしての側面も持たされていた。
改修にあたっては、安定したビーム兵器の使用を行うためにジェネレータを強化。出力は従来機を凌ぐもので、リアスカート部に3機のスラスターを増設、着脱式プロペラントタンクを採用するなど、総合的な機動性も向上している。
MS-14FゲルググMなど、ゲルググ系機体もバージョンアップ
こうした変更点は、ほぼ同時期にロールアウトしたMS-14FゲルググMや一部のゲルググ系機体にも導入され、MS-14Jの機体数がそれほど多くはなかったことから、同機は先行実験機の意味合いが高いと見るべきだろう。
『統合整備計画によるバージョンアップされた主力MS』のご紹介
ジオンの統一規格の意味
統合整備計画の元、ジオンは特に配備数の多い機体を中心に、規格の統一化を図った。
それにより、計画の進行に歩を併せるように、様々な機体が生まれていった。たとえば、ザクではMS-06F-2からMS-06FZなど、別機体とも言えるMSが誕生している。
大戦後期は、MSの標準化が進んでいたジオン軍
このような状況は、はたから見れば様々な機種を生み出し、より煩雑な生産ラインを生むと思われるが、今まではザクIIならザクIIのパーツしか共用できなかったものが、MS-06F-2ザクからMS-06FZザク改、またはMS-09R-2リック・ドムIIやMS-14FゲルググMへのパーツの転用を可能としたのである。
MS-06FZザク改(ベース機体:MS-06ザクII)
ザクの最終型ともいえる同機は、スラスターの増加やジェネレータ変更などに加え、全面的に装甲も刷新。従来のMS-06F型のシルエットと大きく異なる機体へと改修が行われてる。
MS-09R-2リック・ドムII(ツヴァイ)(ベース機体:MS-09Rリックドム)
規格統一とともに宇宙戦用への特化という改修を施したリックドムII。着脱式プロペラントタンクの採用により、従来の倍以上の作戦行動時間を実現。なおタンク装着のため、背面中央部にあったヒート・サーベルは左側へ移設されている。
MS-14JGゲルググJ(イェーガー)(ベース機体:MS-14ゲルググ)
精密射撃を実現するため、各部スラスターの増加やジェネレータ出力の向上が行われた。生産数は僅かであり、多く用意されたのはMS-14Fであった。
『機動戦士ガンダム:MS開発史』統合整備計画により開発されたジオン特殊目的(水陸両用/格闘専用)モビルスーツのご紹介
水陸両用MSの改修に急ぐ、ジオン
統合整備計画による統一規格の波は、水陸両用モビルスーツにも適用されることになった。
特にいち早く量産化が行われ、すでに配備されていたMSM-03ゴッグと、新型機として配備が行われつつあったMSM-07ズゴックへの改修は急務であった。
早期配備されたMSM-03ゴッグの改修要望
特にゴッグは早期の水陸両用MSの実戦投入が求められ、試作段階で量産化に至ったと言われ、前線のパイロットからは、その完成度の低さが指摘されていたという。
重量の重さゆえの陸戦性能の低さと、低出力のビーム兵器しか備えていなかったゴッグであるが、それでも開戦初期には水陸両用MSならではの奇襲攻撃で高い戦果を挙げていた。しかし、連邦軍にMSが配備されると、徐々に欠点が目立つようになっていった。
操縦インターフェースの違うゴッグ(ジオニック)とズゴック(MIP)
だが、ここで問題となったのが操縦性である。ジオニック社開発のゴッグとMIP社開発のズゴックでは、まったく異なる縦系統だったのだ。
こうした状況を受け、両機は統合整備計画に則った改修プランが実施されることになった。
ゴッグの後継、MSM-03Cハイゴッグの開発
腕部にビーム・カノンを内装し、フレキシブルアームの採用により格闘戦能力も向上。オプション兵装にハンド・ミサイを装備するなど、新型機と言って差し障りはない。
ズゴックの後継、MSM-07EズゴックE
一方、ズゴックはMSM-07EズゴックEとして、ハイゴッグとのコクピット、ジェットパックなどの共通化、コスト削減を目指した仕様の統一化といった、統合整備計画本来の改修が行われている。
ゴッグからフィードバックで改善されたズゴックE
注目すべきは、巡航速度の向上を狙い、腕部を引き込み式とした点だ。今までゴッグより劣っていた巡航速度を大幅に引き上げることに貢献している。これはゴッグからフィードバックされた技術といえるもので、こうした部分にも異機種間による性能向上効果を見ることができる。
格闘戦に特化した「MS-16Eケンプファー」
圧倒的な機動力と火力で奇襲をかけるMSというのは大戦末期のジオン機では珍しいコンセプトである。
同機に明確な生産計画はなかったと言われ、MS-16型式の機体は、規格統一された部品を組み合わせつつ、用途ごとに兵装を変えて作られたという説もある。
特殊工作隊「サイクロプス隊」により運用されたMS-16Eケンプファー
同機サイクロプス隊によって部品レベルで搬入され、サイド6内で組み上げられたことからも、ブロック化された統一規格パーツを使用した機体であることがうかがえる。
『統合整備計画によるバージョンアップされた特殊作戦用MS』のご紹介
MSM-07EズゴックE(エクスペリメント)(ベース機体:MSM-07)
もともと高性能機であったMSM-07ズゴックは、ゴッグの大幅な改修に比べると小変更に留まっている。変更箇所は主に腕部に集中し、引き込み式アーム、クローを変更。また推進装置の共通化も行われる。
MSM-03Cハイゴッグ(ベース機体:MSM-03ゴッグ)
初期生産型のMSM-03ゴッグから全面的な改修が施された機体が本機である。ジェネレータ出力の向上により、ビーム・カノンの装備が可能となったほか、機体の基本設計も見直され、水中陸上とも大きく機動性が向上した。
MS-18Eケンプファー
機体各部にスラスターを設け、強襲用として高い性能を発揮した機体。各部に設けられたマウントラッチに各種兵装を装備することで、単機としては驚異的な戦闘能力を有していた。
『機動戦士ガンダム:MS開発史』ジオン統合整備計画が生んだ現地改修型モビルスーツ(MS-07B-3グフカスタムなど)のご紹介
統合計画で恩恵を受る最前線の現場
統合整備計画の進行は、特に現場のパイロットや整備兵に歓迎されるものであった。余分なストックパーツを管理せずに済み、規格の統一化は安定した部品の供給につながった。
初期の現地改修機、陸戦用MS-06JザクII
第1次地球降下作戦時に投入されたMS-06JザクIIは、陸戦用に改修された機体でオデッサ作戦や東南アジア戦線など、幅広い戦線で使用された。
こうした初期の生産モビルスーツにも統合整備計画の影響はあり、配線レベルの小パーツの変更はもとより、機体中央にコクピットを移設し、操縦系統を統一した機体も見受けられた。
だが改修は一部に留まり、オデッサ作戦に投入されたJ型の多くは、以前の仕様のままであることも珍しくはなかったのが実情である。
東南アジア戦線の一部に投入されたMS-07B-3グフカスタム
一方、東南アジア戦線の一部に投入されたMS-07B-3グフカスタムは、その名称が示すとおりカスタム機であり、統合整備計画のメインストリームにはない機体であった。
いわば現地改修的な機体であったといえるだろう。とはいえ、左腕部の内蔵マシンガンは統合整備計画に準じた通常のマニピュレーターへと変更を受けるなど、計画の影響は少なからず受けている。
柔軟な運用が可能となったMS-07B-3への改修
MS-07は内蔵火器の占める割合が多く、オプション兵装が使用できないという欠点があったが、MS-07B-3への改修により、柔軟な運用が可能となった。
MS-07H-8グフ・フライトタイプ
これらの装備は、同時期に開発されたMS-07H-8グフ・フライトタイプにも使用可能で、関節や機体各部の統一規格化を含めて開発が進められた。
現地開発のワンオフ機、アプサラス
前線に浸透しつつあった、主要モビルスーツの規格統一化は新兵器開発のテストベッドとなった例もある。東南アジア基地極秘裏に開発されたアプサラスは、正式に設計・開発ラインに乗らなかった機体であり、いわば現地開発のワンオフ機であった。
外観上はセンサーとして、MS-06FザクIIの頭部を利用し、ジェネレーターにはドム系のパーツが使われているというが詳細は不明だ。
同機は大出力ジェネレータ(一説にはリック・ドム3機相当と言われる)を搭載し、高出力のメガ粒子砲の搭載を実現した。またミノフスキークラフトを搭載したことにより、高度1万メートルへの飛行・航行も可能としていた。
開発の指揮者は、ギニアス・サハリン少将
開発の指揮をとったジオン軍ギニアス・サハリン少将は同機を使用した大気圏外からジャブロー強襲を計画しており、その完成形と言われるアプサラスIIIでは十分にその能力を有していたと言われる。
大戦末期の実験機ということで本国でも詳細が知られることはなかったのが、この機体の悲運と言えよう。
統合整備計画が影響を与えた戦後のモビルスーツ、MS-21Cドラッツェ
0083年にデラーズ・フリートが使用したMS-21Cドラッツェはその最たるもので、ザクをベースとしながらも、脚部やランドセルを換装。宇宙戦用に特化した機体へと変貌を遂げている。マニュピレーター部にマシンガンを増設するといった仕様変更もゲリラレベルで行えるほど、優れたフォーマットとなっていたのである。
東南アジア戦線における改修機のご紹介
MS-06JC陸戦型ザク
初期に生産された陸戦タイプのMS-06JCザクII。ほとんどは、第1次降下作戦当時の生産型から変更を受けてはいないが、一部コクピットを改修した機体も存在するなど、統一規格パーツへの換装が行われた。
MS-07B-3グフカスタム
固定武装が多く、汎用性の低かったグフを改修、マニュピレーターの統一化などを図ったカスタムメイド機体。もともと白兵戦能力の高い機体であり、前線で一部のエースパイロットへと支給され、高い評価を受けている。
アプサラスシリーズ
ジオン軍東南アジア基地において独自に開発されたモビルアーマー。正式型式番号はなく、あくまで実験機であった。初期にロールアウトした機体はミノフスキークラフトの不調により墜落。連邦にその存在が知られることとなり、ジャブローへの強襲という計画が明らかになる。
最終型となるアプサラスIIIは、2基のミノフスキークラフトを装備するなど大型化。だがジャブロー強襲を行うことなく、連邦軍との交戦で破壊されている。
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