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第2回『ウィザードリィ』の世界とは(その1) ~名作RPG『ウィザードリィ』シリーズ~

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第2回『ウィザードリィ』の世界とは(その1)

~名作RPG『ウィザードリィ』シリーズ~

今回は

『サーテック社』が制作した『オリジナル』の『ウィザードリィ』の世界について

をご紹介します。

ウィザードリィ

『ウィザードリィ』のシナリオについて

最初に、『ウィザードリィ』でよく使われる用語『シナリオ』について
少し説明させて頂きます。

 

『ウィザードリィ』では、

 

作品タイトルの『ナンバリング』に『シナリオ』という言葉が使われています。

ウィザードリィ

これは、『ウィザードリィ』に影響を与えた

テーブルトークRPGの『ダンジョンズアンドドラゴンズ』(D&D)で使われて用語なんだ。

 

『ダンジョンズアンドドラゴンズ』では、

『ゲームマスター』と呼ばれる人物が『ルール』にそって
舞台となる『地下迷宮』などを設定して『シナリオ』を作り、

 

そして『プレーヤー』が、架空の『キャラクター』になって、その『シナリオ』を解きあかすという形のゲームなんだ。

ウィザードリィ

そして『ウィザードリィ』でも、同じように

 

ゲーム制作者(ゲームマスター)が、事前に筋書き(シナリオ)を用意することから

 

『ウィザードリィ』では、
ゲームタイトルごとに『シナリオ』と呼ぶようになったんだよ。

 

そして『ウィザードリィ』の『オリジナル版』は、

 

1981年から1996年までに合計『9作』『8シナリオ』制作されているんだよ。

ウィザードリィ

だから、『ウィザードリィ』ではゲームタイトルを『シナリオ』って言うんだね。

1ゲームタイトル、1シナリオってことかな。

 

『ウィザードリィ』の『オリジナル作品』の一覧は、次の通りです。

発売年シリーズサブタイトル
1981年1Wizardry #1Proving Grounds of the Mad Overlord狂王の試練場
1982年2Wizardry #2Knight of Diamondsダイヤモンドの騎士
1983年3Wizardry #3Legacy of Llylugamynリルガミンの遺産
1987年4Wizardry #4Return of Werdnaワードナの逆襲
1988年5Wizardry #5Heart of the Maelstrom災渦の中心
1990年6Wizardry #6Bane of the Cosmicforge禁断の魔筆
1993年7Wizardry #7Crusaders of the Dark Savantガーディアの宝珠
2001年8Wizardry #8サブタイトルなし
1996年9The WizardryNemesis Adventure

 

9作目の『Nemesis Adventure』は、

 

これまでの『ウィザードリィ』シリーズと比べて

あまり『システム』『設定』などの繋がりが少ないため、

過去の『ウィザードリィシリーズ』の世界としては、別の作品になりますので
今回は、割愛させて頂きます。

 

『ウィザードリィ』の2つの世界

ここからは、『ウィザードリィ』の世界を紹介してゆきます。

『ウィザードリィ』の世界は、大きく2つに分かれているの。

ウィザードリィ

2つ?

そう、ひとつは、『シナリオ1~5』までの、『リルガミン』というを『ヨーロッパ中世風・城塞都市』舞台とする世界。

城塞都市 ウィザードリィ

そして、もうひとつが、

宇宙へと舞台が広がるSF色の加わった、『シナリオ6~8』の世界だよ。

 

『城塞都市』とは、

 

都市全体が、城壁や堀などに囲まれた、『街』(生活)と『城郭』(防衛)が一体となったものだね。

 

『城塞都市』は、中国やヨーロッパなどに多く見ることができるね、
日本には、あまり見られないかもしれないね。

ウィザードリィ

『シナリオ1~5』が、『ヨーロッパ中世風』の古風なRPG

 

『シナリオ6~8』が、『SF風』のRPGってことですかね。

 

そうだね。

『シナリオ6』以降は、システムも大きく変更されているから

『システム』や『世界観』など設定の違いから、

 

『シナリオ1~5』を『旧ウィザードリィ』

 

また画面表示を派手に、呪文や選択できる職業・種族等を拡張して世界を広げた
『シナリオ6~8』を『新ウィザードリィ』と呼ばれることもあるんだ。

ウィザードリィ

よく言われる、『新ウィザードリィ』って
『シナリオ6~8』の『ウィザードリィ』のことなんですね。

『ウィザードリィ』のシナリオ紹介

ここで『ウィザードリィ』の全体像がイメージできるように

 

各シナリオの『目的』や『ストーリー』、『システム』などを簡単に紹介しようと思います。

ウィザードリィ

『ウィザードリィ』全編の目的は、

 

『プレイヤー』が作った『キャラクター達』が

目的の『アイテム』が『人』を求めて、

 

3D視点の『ダンジョン』を探索して、
『目的』のものを持ち帰るのか、奪還しにゆくというストーリーだよ。

ウィザードリィ

『ウィザードリィ』の世界では、

 

『ウィザードリィ』独自の用語が、たくさんありますので

わかりやすく言葉を使うようにして、解説を入れながら紹介させて頂きます。

 

ウィザードリィ1 Proving Grounds of the Mad Overlord (狂王の試練場)

『ウィザードリィ』の記念すべき第1作目だね。

 

『ウィザードリィ』は、『ウルティマ』『ローグ』と並び、黎明期のコンピューターRPGの傑作と言える作品の一つとなり。

 

かつては『ウルティマ』や、後に発売された『マイトアンドマジック』とともに、世界3大RPGと称されたれることになるんだ。

ウィザードリィ

『マイトアンドマジック』は、
日本ではほとんど知られていなかった作品だよね。

 

『ウィザードリィ』は、

 

『プレイヤー』が作った『キャラクター達』で、3D視点の『ダンジョン』を探索するというもの。

『ストーリー上の目標』は設定されているものの、

 

それを達成した後もひたすら『レベルアップ』と『アイテム収集』を楽しめるRPGとして制作されたんだ。

ウィザードリィ

一般販売されたRPGとしては最初期の作品ではあるのだけれど、
システムの完成度は高く、

 

『キャラクター作成』や『個有名』を持つ『魔法体系』などが、すでに導入されていたんだ。

 

日本語版の『ウィザードリィ』(アスキー社)が、販売開始されたのは、1985年だよ。

 

日本語版『ウィザードリィ』の発売は、

 

オリジナルの『Apple II版・ウィザードリィ』の発売から5年近い月日が経っての移植なんだよね。

このことからも、この作品が当時どれほどの人気があったかが窺い知れるね。

ウィザードリィ

『ウィザードリィ・シナリオ1』(狂王の試練場)のストーリーは?

『ウィザードリィ・シナリオ1』(狂王の試練場)の舞台は、『リルガミン城塞』

 

魔術師ワードナ』(ラスボス)に盗まれたアミュレット』(魔除け)を、『狂王トレボー』の命により
プレイヤー達が、奪還しにゆく、というストーリーだよ。

ウィザードリィ

探索するダンジョンは、全10層。

地下10階の奥に『魔術師ワードナ』(ラスボス)は立てこもっているよ。

『アミュレット』?

『アミュレット』(amulet)とは

 

日本語だと、お守りのことだよ。

 

または、厄除け(魔除け)、招福(開運、幸運)、加護などの人の願いを象った物品(縁起物)だね。

 

護符、御符とも呼ばれる。

 

外来語で言うとアミュレット、タリスマン、チャームなどだね。

ウィザードリィ

『ウィザードリィ』の舞台となる『城塞都市』は、

 

『リルガミン城塞』または、
『狂王トレボー』の名をとった『トレボー城塞』とも言われます。

 

今回は、わかりやすく『リルガミン城塞』で統一させて頂きます。

ウィザードリィ

『ウィザードリィ・シナリオ1』(狂王の試練場)の序章

物語のはじまりはこんな感じだよ、

『ウィザードリィ・シナリオ1』(狂王の試練場)の序章

『トレボー王』の支配する城塞都市、その名も『リルガミン城塞』。

 

ここに『ワードナ』と名乗る『魔導師』が現れ、

『トレボー王』をたばかり『迷宮』を造り住み着き始めて、数年の時が経った。

 

『魔導師ワードナ』。
彼が『トレボー王』に近づいたのは、『トレボー王』の持つ『アミュレット』(魔除け)が目当てであった。

ウィザードリィ

『トレボー王』に与えられた土地に『迷宮』を造り上げ、
『アミュレット』(魔除け)を盗む機会をうかがっていたのだ。

 

『トレボー王』の寝ている隙に『アミュレット』(魔除け)を奪い、『迷宮』の奥深くに身を潜めると、

 

彼は『迷宮』に怪物共を召還し自らの護衛としたのだった。

ウィザードリィ

『トレボー王』。

人々は彼を『狂気の大君主』と呼んだ。

 

彼は無敵だった。たった一代でこれだけの都市を築き上げ、隣接する国という国を攻め滅ぼし、あまつさえ世界征服すら達成するのではないかと思われた。

 

そもそも彼が『ワードナ』に土地を与えたのは王国の備えの為であった。

城塞都市 ウィザードリィ

相次ぐ戦乱により『国王親衛隊』の精鋭達が次々に死んでいった為、

やむをえず『ワードナ』なる魔導師に住む事を許可したのだ。

 

だが、まさか『ワードナ』が『アミュレット』(魔除け)を盗もうとは夢にも思いはしなかった。

 

これまで王国を護り、隣国を攻め滅ぼす為の力となっていた『アミュレット』(魔除け)を。

ウィザードリィ

彼の『親衛隊』は精鋭を選りすぐり『迷宮』に乗り込んだが、
『アミュレット』(魔除け)を取り返すには至らず『ワードナ』に殺された。

 

彼は自ら『迷宮』に乗り込み『魔除け』を取り戻そうと考えた。

そんな『狂王トレボー』の前に臣下が一つの提案を出した。

 

『ワードナ』を倒し、奴の持つ『魔除け』を取り戻した者には、
莫大な『恩賞金』を与えるとともに『親衛隊』への登用を認める

 

と街にお触れを出してはいかがでしょう?

 

『アミュレット』(魔除け)を取り戻しつつ、
さらに優秀な人材の登用も見込める一石二鳥のこの案に『狂王トレボー』は賛成し、

 

さっそく街にはお触れが出されることとなった。

 

こうして『トレボー』の命の元、街に集まった『冒険者達』は『ワードナ』の潜む『大迷宮』へと向かうのだった。

ウィザードリィ

『ワードナ』の『迷宮』が広く一般に開放されてから3年が経とうとしていた。

 

その間『迷宮』で落とされた命は数しれない。

 

それでも『リルガミン城塞』にやってくる冒険者が減る事はなかった。

 

その冒険者たちは、『恩賞金』と『親衛隊』に入る事を望んでいた。

 

『ワードナ』を倒す事など不可能、そう言う者もいる。

 

だが、万に1つの可能性があれば冒険者達はそれに挑むのだ。

ウィザードリィ

何故なら『狂王』は多くの人々の尊敬を集め、さらに恐怖されている。

 

その『狂王』の『親衛隊』に入る事は名誉であり、また、同時に莫大な富を手に入れるチャンスでもあるのだ。

 

最初はただの『親衛隊員』でも『狂王』に認められれば、領地と貴族の地位を与えられる。さらには国王の座を狙う事も……。

ウィザードリィ

冒険者のほとんどが元は身よりのない者や戦い好きなならず者ばかりである。

 

どうせ死んで屍拾う者のない運命ならば万に1つに賭けてみよう。

 

そう思い冒険者達はこの『迷宮』にやってくる。

 

冒険者達はこの『迷宮』を『狂王の試練場』と呼ぶ。

ウィザードリィ

日本語、サブタイトルの『狂王の試練場』は、
ここが、由来なんですね。

 

でも、王様も善良な人格者とは言えないかも、
世界史にいそうな、為政者ですね。

 

それに、『冒険者たち』も、
『アウトロー』な人たちが沢山いそうですね、

ウィザードリィ

正規の軍隊ではなく、外人部隊みたいな感じだよね。

 

『一攫千金』と『安定した地位』を狙って、這い上がろうとする冒険者たちの物語だね。

 

アウトロー達が、一攫千金を狙って、西部へやってきアメリカの『ゴールドラッシュ』の時代みたいだよね。

ゴールドラッシュ

日本の幕末だと、
武士じゃないけど、武士らしい生き方をしようとした、
『新選組』みたいですね。

新選組

なんか、日本のRPGにはない、リアルな世界観ですね。

うむ、日本らしい『キャラクター』の可愛さはないがな。

ご閲覧ありがとうございました。
トゥットゥルー♪

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