【MS-14JGゲルググ操縦マニュアル】『機動戦士ガンダム』モビルスーツ（MS-14JGゲルググ）操縦方法のご紹介

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今回は、『機動戦士ガンダム』モビルスーツ（MS-14JGゲルググ）操縦方法をご紹介します。

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『機動戦士ガンダム』一年戦争関連サイトマップをご紹介します。

『機動戦士ガンダム』モビルスーツ（MS-14JGゲルググ）操縦方法をご紹介します。

今、君が座っている場所はモビルスーツのコックピットだ。機体はジオン公国軍製MS型式番号MS-14JG、愛称「ゲルググJ」である。まぎれもなく公国軍最新鋭機だ。

君が目の前にしている数々のモニターとコンソールは、第2期生産型MSの共通操縦装置だ。もし、君がこのゲルググを乗りこなすことができるならば、MS-06FザクII、MS-09RIIック・ドムにも乗れるということだ。

MS-14JGゲルググ・コックピット各部名称をご紹介します。

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では初めに操縦装置の役割を教えよう。まず、4方向にあるモニター。頭部のモノアイを始めとする機体12ヵ所にあるカメラが機体外部の映像を写し出してくれる。カメラの視点はMSの頭に設定されているから、コクピットよりずっと上にあるということだな。

通常戦闘の場合は気にしないでよいが、モビルスーツとの格闘戦の場合、つい正面にくる敵の武器を避けようとモビルスーツの腕を上げてしまう。間違えるなよ。君のいる位置は頭より下、最も重要な場所はコックピットだということを忘れちゃいかんぞ。

トップモニター(頭の上)の下に2つの小さなモニターがある。右が通信用で左が後方警戒用だ。母艦の格納庫内ならいざ知らず、宇宙に出たミノフスキー粒子のせいで、近距離でも映像など届きはしない。音声だけでがまんしろ。後方用のモニターは、敵が後方に回り込むと警戒音を出し、教えてくれる。

機外のカメラを切り換えたい時は、左サイドコンソールの(14)のスイッチを使え。戦闘でカメラが壊れ合は自動で切り替わるぞ。

次は操縦装置の中で使用頻度が高いスティックとフットペダルだ。まずスティックは機体の飛行方向を制御する役割がある。同時に戦闘時のトリガー、武器セレクターがついている重要な装置だ。

フットペダルは、右がスロットル、左が逆噴射及びブレーキだ。モビルスーツは動作の大半をコンピュータが代行している。

さて君たちには実際にモビルスーツを操縦して宇宙に出てもらおう。本来ならばブリーフィングルームで発進前の確認を行うのだが、本日は割愛する。

まず、シートに座ったらべルトを付け、機体のチェックを行う。(6)のジェネレータ起動スイッチをONにして、(14)ワーニングモニターの上段左はレのスイッチを押す。するとコンピュータが機体状態をチェックする。

本来は機械にまかせず、発進1時間前に自分の目で調べる必要がある。

オイオイ、赤ランプが点灯しているぞ。(4)のモニターモードを切り換え、機体チェックモードにしろ。これはビームマシンガンのコントロール端子が接触不良を起こしているな。整備兵を呼んで交換させろ。君の発進は一番最後にする。

よし、君の機体は良好な状態にある。(8)の駆動系モードセレクターを『歩行』に合わせて、右フットペダルをゆっくり踏み込め。機体が前に歩き出す。強く踏むと走り出してしまうぞ。オペレーターの指示に従いカタパルトに向かえ。方向転換はスティックで、止まる時は右ペダルを戻し、左ペダルを踏め。

カタパルトに接続したら、スラスターのアイドリングを開始しろ。(8)の駆動系・燃料系モードにセレクターを共に『カタパルト・シュート(射出)』に合わせ、(11)のスロッレバーのロックを解除し、アイドリング・ポジションに合わせる。この段階でもう一度ワーニングモニターをチェックしろ。燃料系はアイドリング状態でないとチェックが充分ではないぞ。

次はスロットルをタキシン・ポジションへ。カタパルトを使った発射の場合、スラスターは使わないが、緊急時はカタパルト始動と共にスロットルを押し込むように。カタパルト発進はオペレーターの指示を待つ。

発信許可が降りたら左ブレーキを解除。するとカタパルトが作動し、宇宙へ射出される。スティックを使って機体の方向を設定し、僚機とフォーメーションを組む。機体の慣性を利用し、スラスターはできる限り使用しない。僚機の位置は友軍のビーコン光を探してつかむ。無線はあてにしてはいけない。

通常のミッションでは、航路設定プログラムが組まれているので、迷子になることはないが、万が一、航路から離れてしまったら、現在航路を再確認し、僚機との再ランデブーコースを(7)のインデックス・コンソールで設定する。

(5)の警戒パネルにある小モニターが点灯しているぞ。モノアイの赤外線センサーがロケットの噴射光をキャッチしたのだ。(2)のセンサーモードを『スキャン(索敵)』に変えろ。モノアイが自動的に敵を求めて施回するぞ。

再度、警戒パネルがシグナルを出したな。捕捉した敵影がメインモニターに拡大して写し出されるはずだ。

友軍機ではない、連邦の「RGM-79」だ。

戦闘経験のない君では無理だ。『クルージング(巡航)』モードから『コンバット(戦闘機動)』モードに切り替え、敵の射程から全力で脱出しろ。

RGM-79 | おもちゃホビー | 中古・新品通販の駿河屋

駆動系・燃料系モードセレクターを確認しろ。『コンバット(戦闘機動)』だぞ。右スティックにある戦闘モードセレクターを『射撃』モードへ。トリガーロックを解除すると同時に、メインモニターにレティクル(照準)が表示される。

センサーの発する噴射熱をとらえシンボル表示している。レティクルとシンボルを重ね合わせるようにスティックを動かすのだ。

大丈夫か?敵の先制攻撃くらったな。機体チェックと敵機の位置の確認を同時にやれ。右マニピュレータが肩から消えているようだな。他には異常なしと・・・・。

敵機が接近してくるだと!

すぐに戦闘モードセレクターを『格闘戦』モードに切り替え、インデックスコンソールで、アームズセレクト面を呼び出して、ビームソードの条件設定を変えろ。それで左腕でもビームソードが使える。

よし、フルスロットル（全開）!3秒でいい!噴かし過ぎると推進剤がなくなる。

格闘戦モードでは、右スティックの『トリガー』がビームソードの打ち込みスイッチになる。

敵機もビームサーベルを抜いた。超高速ですれ違う際にトリガーを引け。
よし!敵機の左腕を飛ばした。止めをさせ。機体を反転させ、フルスロットル。追撃しろ。

スティックを引いて上昇しろ!　60ミリバルカン砲だ。

バカ者!スロットルを踏み込みすぎだ。高Gによってお前は数秒だが気絶していた。狙い撃ちされなかったのは幸運だった。

ジムは逃げていった。早く減速して、航路設定をやり直せ。モードを『巡航』に戻し、推進剤の残量チェック。機体損傷チェック。やることは山ほどあるぞ。

アポジモーター2基が不調だと?（13）のマニュアル起動スイッチを押して見ろ。正常に作動すれば青いランプがつかなければ、赤いランプだ。

1基は完全に故障しているな。あきらめろ。他のアポジモーターで補正できるだろう。

航路プログラムが修正できたら、再発進だ。推進剤が少ないのでスロットルは50パーセントまで。

センサーモードは『ワーニング（警戒）』へ。まだ、先程の敵がどこかに潜んでいるかもしれんからな。

巡航速度に達したら慣性飛行に移る。スロットルをアイドリングに。

先程の戦闘だが、敵機はビームガンを持っていなかった。別の戦闘で失ったのだろう。先制攻撃はバルカンの直撃弾をちょうど肩のジョイントに受けた。ゲルググの装甲は強固だが、無装甲部の着弾では耐えられるものではない。お前も狙うならジョイントにしろ。

では脱出について教えよう。機体の損傷が激しく、操縦不能になった場合は、脱出装置によって機外にシートごと射出される。ではその手順を解説する。

まずシート下のボックスを開き、内部の脱出リングを引く。今までの例ではコンピュータによる自動システムで射出されることが多いが、あまり機械に依存してはいかん。機械は常に故障する危険性があるのだ。

リングを引くと腹部の装甲がはね上がり、宇宙ではコクピット内の空気が一挙に放出される。ヘルメットのバイザーをいつも閉めておく習慣を身につけておくように。また、減圧する時間がないので、装甲が開くと同時にコクピット中の空気が天気が一挙に放出される。

脱出装置が作動して0.25秒でシートが射出される。この時の最大加速度は16Gで、シートのロケットモーターは最長30秒間作動を続ける。射出5秒後には機体から1キロは離れるため、搭乗機の爆発に巻き込まれる心配はほとんどないぞ。

戦闘宇域からの脱出後は、減速して友軍の作戦行動半径から離れ過ぎないようにする。シートにはアポジモーターが装備されスティックの操作で点火される。生命維持装置や救難信号用の通信器やビーコンはバッテリーとシート下の太陽電池板によって稼動する。また、シートにはエアーボンベ、食品、飲料水、信号銃、ワイヤー射出機などが装備されている。

単独の宇宙機として使用できる脱出シート。パイロットの生命にかかわるため、エアボンベ、食料、飲料水は1ヶ月ごとに交換チェックが義務付けられている。

軍が救助に来たら、おちついて対処しろ。アポジモーターの推進剤が残っていればゆっくりと接近して救助隊の指示に従え。たとえ空気の残量が少なくてもあわてｔはいかん。彼らはなすべきことを理解しており、最短の時間で君を救助しようと努力しているのだ。

また、敵軍が敵軍が来た場合も同じように救助を受けろ。生存者の救出は、敵味方を問わず義務づけられている。捕虜の扱いは南極条約で決められてお虐待を受けることは少ない・・・・。

ここまでは宇宙空間での脱出方法を述べたが、コロニー内、月面、地球でもこの脱出システムは作動する。

まず、コロニー内は回転軸に近いほど人工重力は低くなる。従ってモビルスーツの空中戦は可能だ。その際、脱出する場合はシートのアポジモーターの推力で着地する。可能ならば回転軸にそってシートを射出することで飛行距離を稼ぐことができる。宇宙と違って空気の抵抗があり、下手をするとまきこまれる危険性もあるからな。

月面、地球では着地したあとシートから出て全力で逃げ遮蔽物を探し隠れろ。シートの移動能力は低いから、機外への脱出程度に考えるのだ。

さて任務は完了した。君は傷ついた機体を何とか母艦まで持っていくことができた。機体の異常を伝えるワーニングランプは点灯しっぱなしだ。通信も音声なら通じそうだ。

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オペレーターに現状を伝えて1番に着艦させてもらえ。

そうか、ダメだったか・・・。

仕方がない。炉を停止させ
救助を待て。なに!　絶対自力で帰還するって。強情な奴だ。

甲板に接地後、脚部のマグネットをONにして、固定する。スロットルはアイドリングに戻し、『歩行』モードに切り替える。

ハンガーについたら、モードを『整備』へ。これで自動的にスラスターは停止し、各駆動系はロックされる。最後にジェネレータを停止させて外に出ろ。

生還おめでとう。君はよくがんばった。

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