【ジオン軍MS/MA開発史】『機動戦士ガンダム：ジオン軍モビルスーツ開発史』のご紹介

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今回は、『機動戦士ガンダム：ジオン軍モビルスーツ開発史』をご紹介します。

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『機動戦士ガンダム』一年戦争関連サイトマップをご紹介します。

『機動戦士ガンダム：ジオン軍モビルスーツ開発史』をご紹介します。

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『機動戦士ガンダム：モビルスーツ開発史（モビルスーツ誕生からMS-09ドムの開発まで）』をご紹介します。

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一年戦争においてジオン公が、国力において勝る地球連邦にほぼ互角に戦うことができたのは、モビルスーツの存在があったからである。特に大戦初期にはモビルスーツ機動部隊の活躍が、公国軍に一方的勝利をもたらした。

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モビルスーツ(MS)とは、MOBILESUIT(Space Utility Instruments Tactical)=戦術汎用宇宙機器、つまり宇宙空間においてのあらゆる戦術目的に使用できるように開発された兵器のことである。

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当然のことながら、この兵器はミノフスキー粒子と切り離すことはできない。

ミノフスキー粒子は0070年にジオン公国でその存在が確証された素粒子である。この粒子が散布されたフィールド内では電磁波の伝達が著しく阻害され、レーダーの精度が低下し、遠距離の無線通信も不可能となる。

また、高濃度のミノフスキー粒子下では、電子回路にも機能障害が生じる。当然、平行して保護システムも開発されたが、非常に高価で重量もかさむため、ミサイルクラスの誘導兵器に搭載することは不可能だった。この粒子は在来兵器を一挙に過去のものにしてしまったのだ。

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ジオン公国国防省は、月面アンマン市に本拠を置く、アナハイム・エレクトロニクス 社と協力し、モビルスーツの開発を開始した。もちろん表向きは非戦闘用の宇宙作業機としてである。

モビルワーカー | プラモデル（ホビー/おもちゃホビー） | 中古・新品通販の駿河屋

MS開発史史上、初の量産機MS-05ザクIが生まれるまでさまざまな技術的困難機があった。

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特に主機として採用が決定していた核融合炉は、小型軽量化が難しく、稼動時に生じる熱を機外に処理する問題も残されていた。しかし、当時開発されたミノフスキー物理学を応用した新型超小型核融合炉を搭載することにより、国防省が提示した要求性能にかろうじて達し、0075年7月に開発が決定した。

そして、同年11月にはキシリア・ザビ大佐(当時)の指導による実験的MS部隊、教導機動大隊を編成。この部隊は、パイロットの育成と同時にモビルスーツの運用、戦術を確立させるためのものである。

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MS-05の運用テスト、及びパイロットの育成と平行して、公国軍はさらなる改良機の開発を急いだ。

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モビルスーツの基本設計はほぼ確立していたものの、視界戦闘に欠かすことのできないモノアイの精度、主機の出力、流体パルスモーター式アクチュエータの出力ど実戦に投入するには、まだまだ性能向上を計らねばならないと判ってきたためだ。

そして、0077年8月には、MS-06AザクIIの試作機がロールアウトした。このA型は、大戦中最も製造台が多かったF型と形状が似たが、両肩がスパイクのていかない球状のアーマーで、左肩のシールドも装備されていなかった。

武装はMS-05の16ミリマシンガンより破壊力の大きい100ミリマシンガンに20ミリバズーカが用意された。基本性能はMS-05よりはるかに高く、量産がすぐに決定されたが、キシリア・ザビ大佐より連邦軍が対抗兵器としてモビルスーツを開発した場合を想定し装備の見直しを命じたため、急きょ量産を一部中断し、再設計に入った。

そして生まれたのが型である。C型は開戦時の主力機で、前出のスパイクアーマーやシールド、加えてヒートホークが装備されていた。

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0078年1月にC型の量産がスタート。公国軍はこの時点より本格的な戦時体制へと移行していった。

0076年12月に国防省は地球侵攻作戦用の局地戦用モビルスーツの開発をアナハイム・エレクトロニクスに命じている。本来モビルスーツは地球重力下の陸戦にも対応するように設計され、月面やコロニー内でも擬戦闘充分な性能を発揮している。

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だが、生産性を考えるなら、宇宙用の装備は高価で地上ではデッドウェイトになるため、局地戦仕様機はぜひ必要だった。

また、地球の表面積の7割を占める海での運用を考えた水陸両用型も求められていた。そして、C型をベースに各種の局地戦用機が平行で開発されることになる。

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まず、冷却剤を必要としない空冷式冷却システムに換え、さらに宇宙戦用装備の一切を除去した「J型」が生まれ、陸戦用機として新設計されたMS-07グフが作られることになる。

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また、対空砲を装備した「K型」、砂漠戦用の「D型」、水中用の「M型」などが続けて完成している。一方、宇宙戦専用機の研究も行われ、高機動戦闘用のR型、強行偵察用の「E型」など数多くのバリエーションが生まれた。

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大戦中期まで開発されたモビルスーツは、全てザク系の機体だったのだ。この設計から初めて離れた体がMS-09ドムである。このモビルスーツは、脚部に熱核ジェット推進器を搭載し、MS-06J型やMS-07の欠点であった地上移動力をホバー走行によって補った画期的な機体であった。

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『機動戦士ガンダム：ジオン軍水陸両用モビルスーツ開発史（MS-06MからMSM-10ゾックまで）』をご紹介します。

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ザク系の派生型のひとつである水陸両用のMS-06Mは、MS-09ドムとは別系統の機体を生み出した。それがMシリーズと呼ばれる水陸両用モビルスーツである。

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MS-06Mは、ザクC型の改造機であり、宇宙戦用装備を除き、水流ジェットエンジンを内蔵したバックパックを搭載している。

水中用MSの利点は、機外の水を冷却剤として使えるため、機体積の大きい冷却システムを簡素化できることだ。その分の空間にはバラストタンクが設けられ、機体の浮沈や姿勢制御が行われる。問題点は防水処理であった。

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外装を流面形に近づけ、各関節にシールドを施したが、MS-06の構造そのものが耐圧性にとぼしく、100メートル程度の潜水で浸水が見られた。結果としてM型は河川や水深の浅い湾岸での運用に限定され、量産化には到らなかった。

だが、水冷式冷却システムにより高出力大型核融合炉の搭載が可能と判り、新たにMシリーズMS(水陸両用MS)開発が始まった。MS-06Mは、MSM-01の型式番号が与えられ、実験機として地球侵略作戦の第3次降下部隊とともに地球のキャリホルニアベースに送られた。

キャリホルニアベースは、元は連邦軍の基地であったが、第2次降下部隊がほぼ無傷で制圧し、地球攻撃軍の最大基地となった。ここは軍港軍基地、シャトル打ち上げ場、各種兵器開発研究・試験場、生産工場などが集約された北米最大の軍事施設であった。そしてこの場所が地球で運用されるモビルスーツの開発・生産基地となった。

そしてMシリーズ初の量産機であるMSM-03ゴッグがロールアウトされる。この機体は高出力核融合炉を搭載したおかげで、公国軍初のメガ粒子砲を搭載するモビルスーツとなった。

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MSM-03とほぼ同時期にMSM-04アッガイ、MSM-07ズゴックが実戦配備されている。MSM-04は、簡易量産型というべき機体で、MS-06から多くの部品が流用されている。

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また、ステルス性が重んじられ、外装の塗料は電波及び赤外線吸収材が使用され、機体の廃熱も少なくなっている。さらにシンプルな形状のためソナーでは鯨と見分けがつかなかった。

MSM-07は、陸戦能力に主眼を置いた機体で、水冷式と空冷式ラジエータを併用している。また、熱核水流ジェットと共にジャンプ用の化学燃料ロケットを装備していた。

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Mシリーズ最後の機体がMSM-10ゾックである。メガ粒子砲を計9門も搭載し、熱核ホバーのみで陸上を移動するという、モビルスーツとモビルアーマーの中間的存在となった。

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『機動戦士ガンダム：ジオン軍宇宙用モビルスーツ開発史（MS-06FからMS-14ゲルググまで）』をご紹介します。

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地球上では陸戦用、水陸両用のモビルスーツの開発が進められたが、宇宙でもMS-06CザクII以上の性能を持つ機体の研究が続けられた。

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まず、開戦初期の主力機であったザクIIのC型に代わり、改良機であるF型の量産が開始された。F型は中期から後期まで量産され、最も生産数が多い。

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宇宙戦用のR型は、その高い運動性が評価されていたが、操縦が極めて難しく、生産数は少ない。だが、脚部に大推力スラスターを搭載するというコンセプトは、後の汎用モビルスーツに強い影響を与えた。

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ザクIIに代わる主力汎用機の開発は遅れた。F型の完成度が高く、技術者の思考がそこから離れられなかったため開発の遅れに業を煮や国防省は、陸戦用に開発されたばかりのMS-09ドムを宇宙戦用に改修するように命じた。

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課題を与えられた術者たちは、僅か2ヶ月でMS-09Rリック・ドムを完成させる。脚部及び腰部スカート内の熱核ジェット推進器をロケットに換装し、冷却システムやその他宇宙用装備も加えていった。

外観そのものは陸戦用と変わらなかったが、増えた装備の分、推進剤の積載量は減り、自重が増して運動性が低下した。だが、それでもMS-06Fより高性能であった。

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暫定的にMS-09Rの量産が進められたが、新型機の開発がさらに続行された。その後生まれた機体は、MS-10ペズン・ドワッジ、MS-11アクト・ザク、MS-14ゲルググ、MS-15ギャン、MS-17ガルバルディ―である。

MS-11 | おもちゃホビー | 中古・新品通販の駿河屋

それぞれ、特長のあるモビルスーツだが、連邦軍に遅れて開発されたエネルギーCAP技術を投入し、ビーム兵器を標準装備化したMS-14が次期主力汎用機に決定した。

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しかし、次々と開発される新鋭機の登場は、戦場において多くの混乱をまねいた。部品の大半は規格がまったく合わず、前線においては整備不良のため稼動できず、放置されるモビルスーツも多かった。

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また、パイロットにしても操縦システムが機体ごとにバラバラなため、新鋭機への転換に相当苦労したという。そのため、大戦末期には、MS-06F、MS-09R、MS-14の3機種を全面的に改修した機体を再開発した。(MS-06Fは在来機を改造した)これを第2期生産型と呼ぶ。(地球でも水陸両用モビルスーツのMSM-03とMSM-07を改修している)

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大戦後期に連邦軍もモビルスーツを開発したが、ジオン側のモビルスーツに性能的に劣っていた。だが、連邦軍製MSは、高度のコンピュータを搭載し、パイロットの経験不足を補っていた。それに対し、公国軍は孰練パイロットの多くを、ルウム戦役などで失い、新鋭機を操る人材が不足することになる。

『機動戦士ガンダム：ジオン軍モビルアーマー開発史（MAN-03からMSN-02ジオングまで）』をご紹介します。

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モビルスーツはその高い汎用性を持って今大戦の公国軍優勢を築いた。しかし戦局の進展と共に局地戦が多様化するにつれ、汎用兵器であるがゆえに状況に対応しきれないという事態が発生した。

その解決策として汎用機の局地戦対応化(いわゆるMSV)がある。

この他に新たな支援兵器が提唱された。そこで開戦以前に検討されたモビルアーマー(MA)案が再浮上した。

モビルアーマーとは人型の形状に限定されない大型機動兵器のことで、1号機は高速宇宙艇にマニピュレータが装備され、威力は低かったがメガ粒子砲までが搭載されていた。

当時は汎用性、作業能力が強く望まれ、モビルアーマー(MA)案はモビルアーマー(MS)案に敗れた形になったが、戦局の変化と共に見直しが行われるようになった。

モビルアーマーが生まれたもうひとつの背景としてサイコミュ・システムの存在があげられる。この装置はフラナガン機関と呼ばれるNT研究所で開発されたマン&マシン・インターフェイスである。

簡単に解説すれば、機械が人間の思考を読み取り、端末である他の機械に伝達するという原理だ。脳波によって直接制御するだけに伝達速度は極めて速い。だが、システムそのものが非常に大きく、モビルスーツに搭載できなかった。

MA-05ビグロと呼ばれる宇宙戦用モビルアーマーの完成後、このサイコミュを搭載した。

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MAN-03ブラウ・ブロが開発される。まだ、実験機の域を出なかったが、有線制御式メガ粒子砲を4基装備し、通常3名の乗員を必要とするが、ニュータイプパイロットとサイコミュによって1名で全ての砲を操作することができた。

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さらにサイコミュ研究から思わぬ副産物が得られた。ミノフスキー粒子の影響をまったく受けない感応波である。

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高いニュータイプ(NT)能力者から検出されたこの力を無線誘導兵器に応用するべく、新たなモビルアーマーが開発された。それが、MAN-08エルメスである。

このNT専用機は、無人随伴戦闘ポッド、ビットを搭載していた。ビットは超小型核融合炉を搭載し、高速で飛行、メガ粒子砲による攻撃が可能だった。

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このサイコミュをモビルスーツに搭載すべく開発された機体がMSN-02ジオングである。当然機体は大型化したが、その攻撃力はすさまじかった。

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その他、水中用のMAM-07グラブロ、要塞防衛用で対ビーム偏向フィールド発生機を搭載したMA-08ビグ・ザムなどが登場したが、大戦末期で公国軍には量産する力が残っておらず、さらにNT専用機にいたっては肝心のパイロットがいなかった。

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数少ない試作機も充分な訓練飛行も行わず、次々に出撃し、連邦軍のRX-78-2ガンダムに撃墜された。

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