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- 『機動戦士ガンダム』に登場する汎用モビルスーツ(MS-06ザクIIなど)最新テクノロジーのご紹介
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『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ/モビルアーマー最新テクノロジーのご紹介
『機動戦士ガンダム』一年戦争関連サイトマップ
『機動戦士ガンダム』一年戦争関連サイトマップをご紹介します。
『機動戦士ガンダム』に登場する汎用モビルスーツ(MS-06ザクIIなど)最新テクノロジーのご紹介
[MS-06]ザクII各部名称のご紹介
[MS-06]ザクII各部名称のご紹介 | |
1 | モノアイ |
2 |
コクピットブロック
|
3 | 補助装甲 |
4 |
バッテリーパック
|
5 | 超小型核融合炉 |
6 |
三自由度アクチュエータ
|
7 |
ジャイロバランサー
|
8 |
ロータリーアクチュエータ
|
9 | 燃料電池 |
10 | サブカメラ |
11 |
スラスターノズル
|
12 | 動力パイプ |
13 | H2タンク |
14 | O2タンク |
15 | アポジモーター |
16 |
リニア・アクチュエータ
|
MS-06ザクIIの駆動系
モビルスーツの駆動系は流体パルスシステムを採用している。これは核融合炉から発生したエネルギーをパルス・コンバータでパルス状圧力に変換し、流体チューブによって各部のアクチュエータに伝達される。
MS-06は、流体チューブを数千本束ねた動力パイプを部分的に露出させている。冷却システムは、ヘリウム(He)を冷却剤に使用し、推進時に放出してしまう。陸戦用のJ型は空冷式ラジェータを併用しているため、冷却剤の量は少なくてすむ。
モビルスーツの推進システム
推進システムは、化学燃料ロケットで、MS-09以降は熱核ジェット、もしくは熱核ロケットが採用されている。後期の機種ほどロケットモーターの性能は向上し、最大推力及びCMP(戦闘最大出力)時間はよくなっていった。
モビルスーツの姿勢制御テクノロジー
また、姿勢制御用のアポジモーターは機種によって異なるが、6〜12基搭載されている。複雑な動きを可能とするモビルスーツとしては少なく思われるが、各間接の自由度が高く、四肢を動かすことによって質量移動させ、姿勢制御を行っているため、アポジモーターは少なくてすむのだ。
モビルスーツの装甲
装甲は公国軍の場合、チタン系の超硬合金による多重空間装甲(スペースドアーマー)で、初期型であるMS-06CザクIIは、その装甲の隙間に放射線遮断液が充填されている。これは核弾頭のバズー力を使用することから用意さた対放射線対策だが、南極条約の締結後は、より耐久度が高く、軽装甲が求められた。
MSの探知システム
探知システムは、モノアイに組み込まれたレーザー及び赤外線センサーで、ミノフスキー粒子散布下であっても、正確な射撃が可能であった。また一応レーダーも装備されていたが、反対にミノフスキ粒子の濃度をチェックするために用いていたといわれる。(濃度が薄い空域ではMSは不利であった)
モビルスーツの視界システム
メインカメラは、首の回転を含めて左右約260度の走査が可能で、機種によっては上下の旋回機能も搭載されていた。また、モノアイだけでは死角が多いため、機体の各部に10数基のサブカメラが設置されていた。
以上が公国軍製汎用モビルスーツの構造概念である。連邦軍製モビルスーツも構造的には大きな違いはない。
『機動戦士ガンダム』に登場する水陸両用モビルスーツ最新テクノロジーのご紹介
水陸両用MS[MSM-03]ゴッグ各部名称のご紹介
水陸両用MS[MSM-03]ゴッグ各部名称をご紹介します。
水陸両用MS[MSM-03]ゴッグ各部名称のご紹介 | |
1 |
ロータリーアクチュエータ
|
2 |
モノアイ(JFM-3型)
|
3 |
コクピットブロック
|
4 |
偏向メガ粒子砲(2.8MW3門)
|
5 | サブカメラ |
6 |
サブソナー(頭部内にメインソナー)
|
7 |
ハイパワーアクチュエータ
|
8 | アイアンネイル |
9 | バラストタンク |
10 |
熱核水流ジェットエンジン用ノズル
|
11 | 熱交換システム |
12 |
リニアアクチュエータ
|
13 |
ジャイロバランサー
|
水中航行を考慮した機体設計
水陸両用モビルスーツは、陸戦用機などと比べ、汎用機と構造が大きく異なっている。機体の形状は突起物が少なく、全体的に流線形になっている。これは水の抵抗を少なくするためだ。
MSM-03ゴックは水中航行時には腕部と脚部を格納し、さらに抵抗軽減をはかっている。腕部のマニピュレータは、伸縮式のフレキシブルアームで、多重関節構造だ。
水陸両用モビルスーツの冷却機能
核融合炉は汎用機に比べ大型で出力も高い。これは冷却が機外の水を冷却水として吸入する水冷ラジェータを採用しているためだ。ただし、陸戦時には機内のバラストタンクに取り込んだ水を使っているため、1〜2時間しか活動できない。
メガ粒子砲を搭載するMSM-03
だが、その代わり核融合炉の大出力によってメガ粒子砲を稼動することができる。MSM-03は腹部にメガ粒子砲を2門搭載している。エネルギーCAP技術を応用せずにモビルスーツにビーム兵器を搭載した初めての機体だった。
水陸両用MSの推進システム
推進システムは、熱核水流ジェットである。航続距離は極めて長く、作戦行動半径は水中行動が可能ならば陸戦用機とは比べものにならないほど広かった。
また、化学燃料ロケットを陸戦時のジャンプ用に装備するが、陸上での運動性は陸戦用機に劣っていた。フレキシブルアームを動物的動作にまどわされた連邦軍兵士も多い。
水陸両用MSの構造
構造材は耐圧を考え太く強靭である。装甲も他の機種と比べてはるかに厚く、60ミリ程度の機銃弾ではびくともしなかった。
深度限界はMSM-03で200メートル前後で、水陸両用MSとしては十分な性能といえる。
MSM-03の偏向メガ粒子砲
水陸両用MSのの武装は、メガ粒子砲が主砲となっているが、機種によって性能にバラつきがあった。MSM-03は、偏向メガ粒子砲で稼動に要する出力は高かったが、MS用バズーカ弾程度の威力しかなかった。
高出力メガ粒子砲を装備するMSM-07ズゴック
MSM-07ズゴックは、高出力メガ粒子砲を両腕に装備しており、ビーム集束度も高く、低空で飛ぶ航空機を海上から撃墜した例も記録されている。
超重モビルスーツ、MSM-10ゾック
しかし、最も特異な機は、MSM-10ゾックで頭頂部に大型フォノンメーザー砲、両肩前後に計8門の偏向メガ粒子砲を搭載するという砲撃戦主体の超重MSだった。
MS-06ザクIIの低出力核融合炉を流用したMSM-04アッガイ
水陸両用MSには、MSM-04アッガイもあったが、MS-06ザクIIの低出力核融合炉を流用しているため、メガ粒子砲を稼動させる出力はなく、主砲はロケット弾ランチャーが採用されている。
水陸両用MSの共通武装
また、水陸両用MSの共通の武装はアイアンネイルと呼ばれる格闘戦用の爪である。アクチュエータのパワーが高く超硬合金製の爪は、厚い空母の艦底をも容易に裂いたといわれる。その他、対艦用に魚雷も搭載されている。
探知システム
探知システムは、モノアイシステムを採用しているが、頭部の回転機構を省略した機種も多数あり、あっても回転範囲が狭いため、大半の機種はカメラのターレット可動範囲を広く設計している。
『機動戦士ガンダム』に登場するモビルアーマー最新テクノロジーのご紹介
[MA-08]ビグザム各部名称のご紹介
[MA-08]ビグザム各部名称をご紹介します。
[MA-08]BIG-ZAM各部名称のご紹介 | |
1 |
オールレンジアンテナ
|
2 | 核融合炉 |
3 | 放熱板 |
4 |
全周アポジモーター5メガ粒子砲(4.8MW2門)
|
6 |
ビーム偏向フィールド発生システム
|
7 |
対空メガ粒子砲(2.1MW44門)
|
8 |
スラスターロケットエンジン
|
9 |
三自由度アクチュエータ
|
10 |
メガ粒子砲(13.9MW1門)
|
11 |
リニアアクチュエータ
|
12 | アポジモーター |
13 |
ロータリーアクチュエータ
|
14 | ロケットノズル |
15 |
アポジモーター兼投棄用化学ロケット
|
16 |
対空防御ミサイル
|
それぞれの目的に合わせて開発された兵器、モビルアーマー
モビルアーマーは規格が存在しないため、共通項を見い出しにくい兵器である。機種により運用場所も、サイズもまちまちで性能を比較しにくい。
マニピュレータも歩行システムも絶対的条件ではなく、必要としない機種は全て省略されていた。その理由は、この兵器がモビルスーツのような汎用性を捨て、それぞれの目的に合わせて開発された機体だからである。
モビルアーマールーツは、宇宙戦闘艇
モビルアーマーの原型は宇宙戦闘艇であり、モビルスーツと違い人型の形状にまったくこだわっていない。ニュータイプ(NT)専用機であるMAN-03ブラウ・ブロやMAN-08エルメスなどは特異な形状だが宇宙艇そのものである。
モビルアーマーの共通項目
あえて共通項を掲げるなら、MSをはるかに上回る大型核融合炉を搭載し、水中戦用のMAN-08を除けば、高出力のメガ粒子砲を持ち、さらにそれぞれの運用場所でMSを含む在来兵器を凌駕する機動力を有するという点であろう。
もちろん、開発にはモビルスーツから生まれた新技術ノウハウが投入され、ある意味でMSの発展版、あるいは大型版といえなくもない。
要塞防衛用モビルアーマー、MA-08ビグ・ザム
MA-08ビグ・ザムは、円盤状の胴体に2本の歩行ユニットが付いている。脚部は質量移動による姿勢制御システムの一部だが、緊急離脱時には切り離すことも可能だ。
ビグ・ザムのメガ粒子砲
主砲は、胴体前面に突き出た大型偏向メガ粒子砲で、一撃でマゼラン級戦艦を撃沈する威力がある。また、胴体全周に対空用偏向メガ粒子砲が並び、モビルスーツの接近を拒む。
強磁界による防御バリアーの装備
特筆すべき点は、強磁界により敵のビームを偏向させる防御バリアーを搭載していたことだ。これらの砲を稼動させるために出力35000キロワットの大型核融合炉を4基搭載していた。
だが、高出力のメガ粒子砲を全て稼動するには、ミノフスキー物理学を応用したメガコンデンサーに充填する必要があり、さらに冷却の問題から全力戦闘の継続時間は20分以下であった。
ビグ・ザムの操縦
コクピットブロックは胴体上部にあり、操縦手1名、索敵手1名、射撃手1名、計3名を必要としたが、コンピュータの補佐により1名でも戦闘は可能だった。
モビルアーマー用の装備
MA用の装備として、サコミュ・システムと、それに付随する有線制御式メガ粒子砲、さらに無人随伴攻撃機ビットがある。これらはニュータイプ(NT)専用モビルアーマーだけに搭載された新機軸の攻撃システムである。
陸戦仕様も検討されていたMA-08ビグ・ザムやMSN-02ジオング
また、モビルアーマーは宇宙戦用が多かったが、ミノフスキー・クラフトを搭載すれば、大気圏内での運用も充分可能で、MA-08やMSN-02ジオングなどの量産型では陸戦仕様機の開発も検討されていた。
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