- 「電子工作:電子回路を設計する:動作原理を考える」についてご紹介
- 「動作原理を考える」について
- 【1】ベース電流が流れる
- 「【2】トランジスタがONする」
- 【3】いずれかのトランジスタがOFFする
- 【4】双方のトランジスタの動作が反転する
- 【5】その後の動作
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「電子工作:電子回路を設計する:動作原理を考える」についてご紹介
ご訪問ありがとうございます。
今回は、「電子工作:電子回路を設計する:動作原理を考える」についてご紹介します。
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「動作原理を考える」について
私たちは通常、電子回路について電源を投入してから定常状態になったとき、つまり安定に動作してからの動作原理や消費電流に関心を持ちます。
実際に電子回路を動作させて、それを利用しているときには何も問題ないことですが、初めて設計して試作するときには、電源を投入した直後に何が起きているのかを、できるだけ検討する習慣を付けましょう。
あらかじめ電源投入時の動作を理解しておく
電子回路は複数の電子部品で構成されていますが、その場所によって、電源投入時点から電源電流が通過するまでの時間が異なります。大規模な電子回路では、時間差も大きくなります。
また、その影響で、同じ電子回路の中でノイズを与え合って誤動作することもあるのです。そうしたときの対策を講じるとき、あらかじめ電源投入時の動作を理解しておくと、役に立ちます。
それでは、無安定マルチバイブレータの動作原理を、机上でシミュレートしてみましょう。
【1】ベース電流が流れる
下記は、電源を投入した直後の電流を表したものです。
電源投入直後の電流の流れ
Vccからは4つの道に分かれて電流が流れます。
- R1を通ってTr2のベース端子へ(連続的)
- R2を通ってTr1のベース端子へ(連続的)
- R3とC1を経由してTr2のベース端子へ(瞬間的)
- R4とC2を経由してTr1のベース端子へ(瞬間的)
これらのベース電流は、ほぼ同時に流れます。
「【2】トランジスタがONする」
1のベース電流によって、2つのトランジスタもONします。このとき、各トランジスタは、飽和領域で動作するスイッチとして扱います。
また、ベース電流が流れるときに、コンデンサC1とC2では充電が始まりますが、ここを通過する直流電流はやがてなくなります。
両方のトランジスタがONする
一方、電圧について見てみると、Tr1とTr2がONすることによって、e1とe2には、ベース・エミッタ間飽和電圧VBE(sat)が現れ、e1とe2の電圧は、コレクタ・エミッタ間飽和電圧VCE(sat)になります。ここまでの様子が下記です。
<divclass=”information-box”>(sat)は飽和(saturation)を表します。
1段階と2段階の電圧波形
小信号用トランジスタのコレクタ・エミッタ間飽和電圧VCE(sat)は、0.1V程度です。
【3】いずれかのトランジスタがOFFする
2の動作の直前にC1とC2には、充電による電荷が蓄えられており、その端子間電圧はおよそVccですが、2つのトランジスタが同時にONしたことによってコンデンサのe1、e2側端子の電位が急激に0Vへ変化します。
逆バイアス
このとき、R1とC1、R2とC2がそれぞれ微分回路を構成しているために、グラウンドから見たeB1とeB2の電圧(ベース電圧)は、マイナス側にまで下がります。これは逆バイアスですので、原理的には、2つのトランジスタがOFFするはずです。
電流の矛盾
ところが、ここには矛盾があります。例えば、eB1の電圧がわずかな時間差によって先に引き下げられたとすると、Tr1が先にOFF状態になります。すると、R3とC1を経由して、またR1を通ってTr2のベース電流が流れ続け、Tr2をONし続けるわけです。
電子的なシーソー
もし、ここでいう「わずかな時間差」が一時的にゼロだったとしても、電源Vccから供給されるベース電流が止まることがありませんので、いずれは、お互いのトランジスタがスイッチし合う関係になります。「電子的なシーソー」といえます。
話を戻しますが、2つのトランジスタが同時にONした直後、微分回路の機能によってTr1またはTr2のどちらか早い方がOFFします。下記(段階の電流の様子/3段階の電圧波形)がTr1がOFFしたときの瞬間です。
3段階の電流の様子
3段階の電圧波形
- Trのベース電流が途絶え、B1がマイナス電圧まで低下します。
- T1がOFFし、電源電圧Vccにまで上がります。
- 一度はベース電流が途絶えようとしますが、まもなくベース電流
- 供給されるためeB2の電圧は、ベースエミッタ間飽和電圧VBE(sat)を維持し続けます。
- Tr2はONし続けます。
【4】双方のトランジスタの動作が反転する
eB1がR2とC2の微分回路によってマイナス電圧に引き下げられた後、放電の終わったC2にはR2を通して新たな電流が流れます。これによってC2の充電が始まり、eB1の電圧はしだいに上昇します。
そして、eB1の電圧がトランジスタをONするために必要なベースエミッタ間飽和電圧VBE(sat)になると、R2を通ってべース電流が流れ、Tr1がONします。
Tr1がONすると、C1の急激な放電によってeB2がマイナス側まで低下します。これによって、Tr2はONからOFFへと変化します。この状態は、eB2がベース・エミッタ間飽和電圧VBE(sat)になるまで持続します。
4段階の電圧波形
- 放電の終わったC2に新たな電流が流れC2の充電が始まります。
- TrがONします。
- Tr2のベース電流が途絶え、2がマイナスまで低下します。
- 放電の終わったCに電流が流れて充電が始まります。
- Tr2がOFFします。
【5】その後の動作
下記は、Tr2がOFFした時点の様子です。このあとは、2つのトランジスタが、交互にON・OFFを繰り返します。
5段階の電流の様子と電圧波形
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