【GTボディチューニング】名作レースゲーム「グランツーリスモ攻略：チューニング」ボディ関連(高剛性/軽量化/エアロチューン/ダウンフォース)セッティングについてご紹介

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今回は、名作レースゲーム「グランツーリスモ攻略：チューニング」ボディ関連(高剛性/軽量化/エアロチューン/ダウンフォース)セッティングについてご紹介します。

プラモデル1/24 MCR Z33フェアレディZ ’05(ニッサン) 「ザ・チューンドカーシリーズ No.68」 [063019]

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運動性能を極限まで高めるために、必須といえるチューニングがボディの軽量化であり、高剛性化だ。

軽量化は、加速性能の向上だけでなく、ブレーキングやコーナリングのレベルアップにも大きく寄与する。一方高剛性化は、大きな負荷が加わった際にもサスペンションを正確に動かし、タイヤの接地性を確保するために欠かせない。

また限界域でドライバーが瞬時に車両の挙動を把握し、正確にコントロールする上でも、変形しにくい堅牢なボディは必要不可欠となる。

プラモデル1/24 プジョー306マキシ 1996 モンテカルロラリー 「レーシングシリーズ」 [PN24009]

ボディはプレスされた金属パネルを張り合わせて作られるが、その接合方法の代表的なものが、一定の間隔をあけて点で溶接するスポット溶接だ。

ただし生産効率を重視する市販車の場合、溶接箇所は必要最少限にとどまり、ややもすると剛性が不足する。

そこで行われるのが、溶接箇所を追加する「スポット増し」と呼ぶチューニングだ。ボディパネル同士の接合部が強固になって大幅な剛性アップが期待できる。

プラモデル1/24 ニッサン KDR30 スカイラインスーパーシルエット ’82 SD 「ザ・モデルカーシリーズ No.SP」 [61237]

サスペンションの車体取り付け部(タイヤハウス上部)の左右を連結する棒がストラットタワーバーである。装着によってボディ前部の剛性が上がり、サスペンションが正確に動くようになり、ステアリング操作に対する反応もシャープになる。

基本的にはダンパーやスプリング、ブッシュなどのサスペンションのチューニングと併せて装着するもので、フロントのみに装着されるケースが多いが、剛性バランスを考えれば前後装着が望ましい。

プラモデル1/24 三菱 ランサー ターボ 1982 1000湖ラリー 「レーシングシリーズ」 [PN24018]

本来はクラッシュして変形したボディから乗員を守るための「ロールケージ」も、ボディ剛性を高めるうえできわめて有効に作用する。

ただし「ケージ」はルーフやピラー部分との隙間がなく、しっかりとボディに這わせるタイプ、そしてボルト留めではなく、車内に確実に溶接されていることが条件だ。

プラモデル1/24 富士通テン トムス スープラ ターボ A70 1990 JTC [20553]

曲げやねじれに強い金属製の棒、メンバーブレースはフロア下部の剛性を強化するのと同時に、サスペンションメンバーとアンダーボディをつなぐことで、メンバーの無駄な動きを制限し、サスペンション性能をフルに引き出すためのパーツだ。

つまり「ストラットタワーバー」がボンネット内からサスペンションとボディを支えるように、ボディ下部から支える仕組みなわけだ。タワーバーとの併用が効果的で挙動安定性がさらに増す。

プラモデル1/24 ポルシェ 944 ターボ レーシング 1987 ポルシェ ターボ・カップ ウィナー [20563]

加速減速旋回、すべての走行性能を高めるうえでもっとも効果的なチューニングが車体を軽くすること。

エアコンなどの快適装備や遮音材を省く基本的なものから、ボディパネルなどの材質を軽量なアルミやカーボンに交換、究極ではボディシェル自体をカーボンに、フレームもアルミ製に代えるなどレベルに応じてさまざまな手法が用いられる。

ただしバランスよく走行性能を高めるためには軽量化は高剛性化と同時進行であるべき。また重心高(=低重心化)も考慮して車体上部をメインに軽量化を進めていくのが効果的かつ効率的といえる。

プラモデル1/24 ダットサン フェアレディ 240Z 1972 モンテカルロ ラリー [20374]

高速域での走行性能を高める目的で、エアロチューンは必要不可欠。反面、誤ったチューニングは逆にデメリットしか生まない。本来の効果を得るには、きわめてデリケートな調律が求められる。

プラモデル1/24 トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID 2019 スケール特別企画 [25421]

一般的にドレスアップを目的に装着されることが多いエアロパーツも、本格的なチューニングマシンでは非常に重要な機能を果たす。高速域で車速の伸びを鈍らせる空気抵抗と、ボディを浮き上がらせようとする揚力を低減させ、走行性能を高めるのが主たる目的だ。

プラモデル1/24 ポルシェ 962C 1986 WSPC [20445]

とりわけエアロパーツで発生させる車体を下方向に押さえつける力(ダウンフォース)は、挙動安定性を高めるとともにタイヤのグリップ性能を引き出すために不可欠で、操縦性の向上に大きく貢献する。

ただしエアロチューンはサスペンションも含めた全体のバランスを取ることが重要で、不適切なチューニングによって逆に走行性能を悪化させることも珍しくない。

プラモデル1/24 カルソニック スカイライン GTS-R(R31) [HC27]

ボディ下面への空気の流入を抑制し、揚力を低減するのが目的。ただし、きわめてまれなケースとはいえ、十分な整形が行われていないパーツを装着し、かつ最低地上高を下げて低重心化を図った車両では、加圧された気流が狭められたボディ下部に次々に侵入し、本来の狙いとは逆にフロントに揚力を発生。最悪、コントロールを失うこともある。

プラモデル1/24 無限 AA シティターボIIR ワンメイクシルエット 「ザ・モデルカーシリーズ No.SP」 [059128]

リアバンパー形状の最適化を図り、後方にできる渦の発生を抑え、スムーズに気流を受け流すためのエアロパーツ。

リアバンパーと一体式になったものとリアバンパー下部に装着するものがあり、一般的に前者は「リアバンパースポイラー」、後者は「リアアンダースポイラー」や「リアスカート」などと呼ばれる。

ボディ後方の上部に装着し、気流をスムーズに受け流す整流効果とともに、後方に発生する渦を抑える効果をもたらす。揚力を生む飛行機の主翼を逆にしたスポイラー形状は、大きなサイズになると強いダウンフォースを発生、リアタイヤのグリップ力を高める効果が期待できる。

プラモデル1/24 メルセデス AMG GT3 「スポーツカーシリーズ No.345」 ディスプレイモデル [24345]

サイドスカート、サイドステップなどとも呼び、ボディの両サイド下部(サイドシル付近)に装着し、車体の横に起きる空気抵抗を低減する効果がある。

プラモデル1/24 ウイングスウエスト CF2 アコードワゴン ’96 ホンダ 「ザ・チューンドカーシリーズ No.66」 [058039]

ボディ下部(アンダーフロア)を流れる風をリアバンパー下部から効率よく抜くことで負圧を発生させ、ダウンフォースを得るための整流板。レーシングマシンでは常識的に用いられているパーツで、アンダーフロアと路面との間隔が狭まるにしたがって効果が増す。

名作レースゲーム「グランツーリスモ攻略：チューニング」高速走行性能を決定付ける要「エアロダイナミクス(ダウンフォース)」についてご紹介します。

プラモデル1/20 マクラーレン MP4/2B ’85 モナコグランプリ仕様 「BEEMAXシリーズ No.9」 [081914]

高速走行では空気の存在が無視できないが、大きく分けるとその影響は2つある。一つは最高速度の壁となる「空気抵抗」、もう一つはクルマを浮かせようとする「揚力」だ。

この2つは「空気抵抗を減らすと揚力が増し、揚力を減らすと空気抵抗が増す」という相反関係にあるため、セッティングによって最適にバランスさせることが求められる。

プラモデル1/24 ポルシェ 934 ターボ RSR ヴァイラント 「スポーツカーシリーズ No.334」 ディスプレイモデル [24334]

実際のセッティングでは、これはダウンフォースの問題に言い換えられる。ダウンフォースとは、空気抵抗の力を、クルマを路面に押し付ける力として利用するものだ。

ダウンフォースを強めれば最高速度は低下するがコーナリングでクルマが安定し、特に高速コーナーの旋回速度を高めることができる。

反対にダウンフォースを弱めればコーナリングスピードは低下するものの、ストレートでの最高速度を延ばすことができる。

プラモデル1/20 マクラーレン MP4/5 1989 「グランプリシリーズ No.1」

ダウンフォースの量は走行するステージで決まるが、最初からダウンフォースを強めたセッティングはいい結果をもたらさない。

必要最小限のダウンフォースでセッティングを施し、高速コーナーなどの重要性に応じて徐々に強めていくという手順で行おう。また小排気量車の場合はダウンフォースをゼロにしてトップスピードを重視したほうがいい。

プラモデル1/24 フォードGT40 Mk-II ’66 ル・マン 2位 「リアルスポーツカーシリーズ No.32」 [12604]

一方ダウンフォースは、前後別々に調整することで高速コーナーでのハンドリング特性変更にも利用できる、フロントを強くすればフロントタイヤのグリップが高まってオーバーステア傾向、リアを強くすればその逆の効果でアンダーステア傾向となる。

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