【センチネルFXA-08GB-Bstコアブースター】『機動戦士ガンダムセンチネル・モビルスーツ/兵器解説』FXA-08GB-Bstコアブースターのご紹介

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今回は、『機動戦士ガンダムセンチネル・モビルスーツ/兵器解説』FXA-08GB-Bstコアブースターをご紹介します。

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『機動戦士ガンダムセンチネル・モビルスーツ/兵器解説』FXA-08GB-Bstコアブースターをご紹介します。

現在地球連邦軍の航空戦力は、「V作戦」の脱出用ユニットとして開発されたコア・ブロック・システムと、21世紀末の「高々度軌道兵器」技術の融合した、コア・ファイターシリーズと呼ばれる一連の航空機を主力とした独特の物だ。

一年戦争当時、連邦軍は、ジオンに対抗するため、モビルスーツの開発・生産に集中していた。
そのため航空機に充分なリソースを廻すことができず、又、MSやミノフスキー粒子によって大きく変化した戦略、戦術の丁度変遷の時期でもあり、変則的な対策に追われた頃に、開発されたのがこのコア・ファイターシリーズである。

コアブースター開発は、ジオン軍の地球上陸に対する制空戦力として必要であり、コア・ファイターを流用することが性能、コストのバランスを考慮して最も適当だと判断されたからだった。

この旧コア・ブースター(FF-X7使用)は予想以上の戦果を挙げ、連邦技術陣を大いに自信づけさせた。旧大戦終了から7年後、アナハイム・エレクトロニクスで開発されたSガンダムは、オプションパーツも併せて設計され、MSとしての運用以外に各パーツ別の運用を含め、Gコア(コアファイター)を中心とした周辺機材における幅広い戦術システムの実験でもあった。

乗員の脱出システムでもある「Gコア」は、それだけでも高性能な宇宙/大気圏内戦闘機だが、極端に小さい機体である為に兵器/燃料の搭載量が不足していた。

そこで、旧大戦当時のV計画のコアファイターの時と同様に、ブースターを装置し、しかもMSのブースター・ユニットのパーツを共通にしてシステムとしての整備・運用性を高める案が当初から予定された。

Sガンダムのブースター・ユニットは、前半部が汎用スペースになっており、大抵はプロペラントスペースとして使用される。コア・ブースターではこのスペース内に、アダプター・ユニットを収納して、Gコアと接続される。

• アダプター・ユニットは、Gコアとの接続部を先端に持つ他、着陸用スキッド、下方へ延びる垂直翼プロペラントタンクが一体になったもので、ブースター・ユニット前半部で下面からすっかり交換される。
• 大気圏内で有効な主翼も、アダプターを介して取り付けられる。主翼の翼端と付根後端に、姿勢制御スラスターを持つ。
• 下面垂直翼は着陸時に折りたたまれる。上面のムーバブル・フレーム・マウント(エネルギー供給接点)は、ビーム砲等の武装が施され、Sガンダム用のビームカノンはもちろん、他のビーム兵器のマウントも可能となっている。

宇宙での場合は、主翼パーツを取り外した状態で使用。アダプター・ユニットのタンクを長くして、プロペラント容積を増やしたタイプもあり、Sガンダム303E(Bst)案などと同様の作戦に使用するプランも考えられている。

これは大気圏内/外で使用出来る主翼をセットした状態。コアファイター(Gコア)本体も、前進翼を展開しカナードの役目をする。機体下面の垂直翼は折りたたみ式。

FXA-08GBを大気圏内仕様としたFF-08GB。基本設計は共通だが、大気圏外用の生命維持装置や、MS形態用の電子機器を取り外した純粋なる大気圏内軽戦闘機となっている。

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