【鶴亀算(1)】ゲームプログラム入門「四則演算を使った鶴亀算(1)～C言語の基礎が学べるサンプル文～」のご紹介

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今回は、ゲームプログラム入門「四則演算を使った鶴亀算(1)～C言語の基礎が学べるサンプル文～」についてご紹介します。

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「ゲームの作り方：C言語リファレンス/サンプル文」関連をご紹介します。

「鶴と亀が合わせて300頭おり、その足の数の合計は840本です。さて鶴と亀はそれぞれ何頭いるでしょうか」。子供の頃こんな問題を出されたことはありませんか？

この問題を解く公式は、

• <鶴の数>=(<総数>*4<足の総数>)/2
• <亀の数>=<総数><鶴の数>

で与えられます。この式を使って作ったものが上のプログラムです。

実行すると

“TSURU=180 KAME=120″と解答が表示されます。

ここでは鶴の数を表すcrane、亀の数を表すturtleという2つの変数が使われています。Cでは使用する変数のすべてはその関数の始めのところで宣言をしておく必要があります。

宣言文ではデータの型と、その型を持つデータが「,(コンマ)」で区切られて並べられます。ここでいうデータとは「変数」「関数」「配列」なども含まれます。

データ型には、

• char (文字型)
• int (整数型)
• float (浮動小数点型)
• double (倍精度浮動小数点型)

の4つがあり、このうち整数型にはintの他に、

• short int (短整数型)
• long int (長整数型)
• unsighned int (符号なし整数型)

があります。これら3つの型では「int」の文字は省略可能で、省略するのがほとんどです。

整数型では、機械(OSなど)によっては「int」が「short」または「long」と全く同じである場合があります.これは「int」がその機械が普通に処理する整数の長さによって決まるためです。

自分の使っているコンパイラのマニュアルをよく読んで、どの型がどれだけの長さ(ビット)を持っているか、よく調べてください。

Cでの四則演算は、他の言語と変わりなく「+」「-」「*」「/」でか「*」「/」が優先されます。カッコの使い方も同様です。なお、整数の割り算では小数部分は切り捨てられます。これらを使って鶴、亀の数を計算しています。

このプログラムのprintfでは文字列だけでなく変数の値を出力しています。変数または式の値は上の例のように「%」で始まる「書式指定(変換指示子)」と呼ばれるものによって、どの位置にどのような形式で出力されるかを決定されます。

上の例では、始めの「%3d」は1番目の「turtle」の値を整数3桁で出力することを示しています。

同様に「%5.3f」は浮動小数点型の値を5文字幅で小数点以下3桁まで出力することを表しています。「%」に続く文字は他に「o(8進数)」「x(16進数)」「c(文字)」「s(文字列)」「%(‘%’を出力)」などがあります。

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