【入門/C言語 配列とポインタ】ゲームプログラム入門：C言語「配列とポインタについて～プログラムをより簡潔なものに～」のご紹介

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今回は、ゲームプログラム入門：C言語「配列とポインタについて～プログラムをより簡潔なものに～」についてご紹介します。

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今回は「配列」と「ポインタ」についてご紹介します。配列は複数の変数を集めて一列に並べたものです。例えば「int a[4];」と宣言すると「int型変数4個分」を表します。

この中の1つ分の箱(要素)を使う時はa[0]、a[1]、a[2]、a[3]といった0からはじまるインデックス番号を指定します。a[i]のように変数をインデックス番号に使えるので、al、a2、・・・と変数を増やしていくよりも、宣言や処理を簡単にできます。

また「int a[4]」という例では、変数を一列に並べた1次元のイメージでしたが、縦横に並べるイメージの2次元配列や、3次元配列、4次元配列などといったものもでてきます。配列の考え方は、大量のデータを管理する必要があるときは、なくてはならないものといえるでしょう。

ところで、【プログラミングの始め方】では、「文字列は配列である」と紹介しましたが、今回は配列と文字列の関係をもっと詳しく見ていきます。C言語には、文字列をコピーしたり、文字数を調べたりできる便利な関数がそろっていますので、それらについても紹介しておきましょう。

ポインタとは「データのありかを保管しておくための変数」です。それだけ聞くと、なかなかピンときませんが、こんなたとえ話はどうでしょう。

あなたは、久しぶりにお気に入りのレストランに行ってみることにしました。しかし、行ってみたらそこにお店はなく、代わりに移転先が書いてある看板があるだけでした。看板の住所に行ってみると、ちゃんとレストランがあり、大好きな料理を食べることができました。この時の看板にあたるのがポインタです。

レストランは変数で、料理はその中のデータとすると、ポインタとそれが指し示す変数、そしてその中に入っているデータの関係が少しはイメージできたでしょうか?

実際には、変数やポインタはメモリ上に存在していますので、少しコンピュータの内部のこともお話しする必要があります。メモリにはアドレスと呼ばれる数字がついていて、メモリ上に存在するデータは、その場所をアドレスで表すことができるのです。

それならポインタなんていわずに、アドレスといった方が簡単じゃないの?と思うかもしれませんが、いろいろな種類のコンピュータがある中で、内部のしくみにあまり依存してしまうのはよくありません。また、実はポインタと配列には密接な関係があります。その考え方についてもお話していきます。

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