【グラディウスII征服の道】試行錯誤の連続から生み出された「グラディウスII」征服の道のご紹介

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今回は、試行錯誤の連続から生み出された「グラディウスII」征服の道についてご紹介します。

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今でこそ、様々な攻略法が確立されている「グラディウスII」。しかしその発売当初は、まだまだ試行錯誤の連続が続いていた。

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例えばパワーアップの選択を見てみよう。最初のうちは元祖「グラディウス」のシールドを使う人も多かった。確かにシールドのほうが耐久力は高い。前作から使い慣れている人も多かった。しかし時間が経つにつれて、フォースフィールド派が主流になっていく。

スピードも論議されたポイントのひとつだ。2速で完璧にパターン化すれば、理論的には1000万まで到達できるはずだ。

しかし3速にすれば、オプションを長く広げることができる。オプションが広がると、STAGE3の結晶や、地形の裏のハッチなどが撃ちやすくなる。

結果的に「パターン化よりもスピードの有利さのほうが正しい」という結論が下されていく。最終的には「逆火山は4速のほうが楽」という意見も聞かれるようになった。

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タイプ別で見ると、やはりTYPE4、TYPE3といったところが点数を先に伸ばしていくことになった。「グラディウス」に比べたレーザーの弱体化は、プレイヤーにとってかなりきついものだったのだ。

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中でも、TYPE2はダブルがないため、かなりの苦戦が予想された。TYPE2を救ったのは、レーザーワインダーのテクニックである。

3〜4速つけることによって、上の地形に隠れたハッチも倒すことができる。しかしこれは理論上の話だ。実際にこの速度で「レーザーワインダー」を使いこなすには、相当のテクニックが必要となる。下手な人が真似すれば、簡単に天井にぶつかってやられてしまうのがオチである。

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だがレーザーワインダーに賭けるプレイヤーによって、ついに1000万が達成されることになる。まさにこれは、プレイヤーの「剛腕」によるところが大きかったように思う。

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「グラディウスII」は「グラディウス」と同様、ち密な作りになっている。しかし耐久力がある敵や、物量で攻めてくる場合も多い。しかも、時間差で撃ち返してくる弾の軌道は、なかなか事前に読めるものではない。

結局のところ、「ひ弱なパターン」は「グラディウスII」には通用しない。パターンを熟知しつつも、自機を高速で操り、いざというときに的確な避けができる。そんなシューティングそのものの、腕さばきが必要になってくるのである。

そんな試行錯誤の時代を乗りきり、1000万までたどり着いたツワモノたちが存在していたのである。そして現在も次世代のプレイヤーたちが挑戦し続けている・・・・。

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