刃物の切れ味を決定する砥石、三段階の研ぎで精度を上げる「オススメの砥石(中砥/仕上げ/面直し)入門」のご紹介
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今回は、刃物の切れ味を決定する砥石、三段階の研ぎで精度を上げる「オススメの砥石(中砥/仕上げ/面直し)入門」についてご紹介します。
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砥石「#」は「砥石の粒度」
番手は各社共通ながらメーカー、刃物との相性で微妙な違いも
これには感覚的な面もあり、愛用の刃物に合った砥石を選ぶのは簡単なことではなく、最初はまずは名の通った企業の砥石を購入し、研ぎにある程度慣れてから判断することをオススメします。
人造砥石が全盛の時代、何万番などという高スペックな製品も登場
人造の仕上げ用砥石は高い物で1万円ほどですが、天然は安くてもその数倍。高額なものは30万円、150万円の値札がつけられています。
研ぎの手順は3つ「荒砥」「中砥」「仕上げ砥」
「荒砥」刃が欠けた場合などの大きな修正に使用
鉋や鑿の切れ味が落ちたときには「中砥」
人造砥石の進化により、荒砥でやってきた刃先の修正も、中砥に用いる砥石でこなせるようになってきました。
「中砥」の性能向上により、荒砥の機会は減少
研ぎの最後の段階が「仕上げ砥」
#10000番台以上の砥石で行う「超仕上げ砥」
「荒砥は#100~300番」「中低は#800〜1200番」「仕上げ砥は#5000番以上」
各段階の研ぎは、一般的に「荒砥」は#100番~#300番程度、「中低」は#800番〜#1200番程度とし、「仕上げ砥」には#5000番程度以上を用います。
砥石の平面出し(面直し)を担当する「ダイヤモンド砥石」
砥石の平面を出す面直し用のダイヤモンド砥石。荒砥にも使えます。
オススメは「中砥#1000番」「仕上砥石#6000番」「面直し:ダイヤモンド砥石#150~180番」
日本の人造砥石は世界一の性能を持ちます。手打ち鉋、鑿が秘めている能力を、存分に引き出してくれます。
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