- 1980~2000年代にリリースされたセガアーケードハード/基板(1983-2001年)のご紹介
- 1980年代にリリースされたセガアーケードハード/基板(1983-99年)のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』セガ初の本格ボード「SYSTEMI/システム1」(1983-87年)のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』「SYSTEMI」の上位互換ボード「SYSTEMII/システム2」(1985-88年)のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』低価格路線ボード「SYSYEM E/システムE(1986-1988)」のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』ロングセラーボード、SYSYEM16A/B(1986-1995年)のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』大型体感筐体ゲーム用「X/Yボード」(1987-1991)のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』初の16ビットCPUを2個搭載した「SYSYEM24」(1988-1994)のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』セガ初のJAMMA対応基板「SYSYEM18」(1989-1992年)のご紹介
- 1990~2000年代にリリースされたセガアーケードハード/基板(1990~2001年)のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』メガドラ互換のワンオフボード「C/C2ボード」(1990-1994年)のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』NEC製CPUを搭載したSYSTEM32/SYSTEM MULTI32(1991-1994年)のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』新たな時代を築いた本格的CGボード「MODEL1」(1992-1995年)のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』サターン互換、低価格のCGボード「ST-V」(1994-1998年)のご紹介のご紹介
- 『セガアーケードハード/基板』数々の名作を生んだCGボードの決定版「MODEL2」(1994-1998年)のご紹介
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1980~2000年代にリリースされたセガアーケードハード/基板(1983-2001年)のご紹介
【セガ】アーケードゲーム関連サイトマップのご紹介
【セガ】アーケードゲーム関連のサイトマップをご紹介します。
1980年代にリリースされたセガアーケードハード/基板(1983-99年)のご紹介
セガ、アーケードゲーム基板一覧(78年~2001年) | |||||
発表年 | 期間 | ビット | 基板名 | CPU | |
1978年? | 8bit | 専用筐体 | ? | ||
1979年 | スペシャル デュアルボード |
I | |||
II | |||||
III | |||||
1981年 | G-80 | Z-80 | |||
1983年 | 1983-87年 | システム1 | 01 | ||
02 | |||||
03 | |||||
1985年
|
1985-88年
|
システム2 | |||
1986年
|
1986-88年
|
セガ・システムE (セガマークIII互換) |
Z-80B | ||
1986年
|
1986-95年
|
16bit
|
A | 68000-10 | |
B | |||||
1987年 | 1987-91年 | X-ボード | 68000×2 | ||
1988年
|
Y-ボード | 68000×3 | |||
1988-94年
|
システム24 | 68000×2 | |||
1989年 | 1989-92年 | システム18 | 68000 | ||
1990年 | 1990-94年 | Cボード | 無印 | ||
2 | |||||
1991年
|
1991-94年
|
32bit | システム32 | 無印 | V60(NEC) |
Multi | |||||
1992年 | 1992-95年 | Model1 | |||
1994年 | 1994-98年 | ST-V(サターン互換) | SH2×2 | ||
1994-98年 | Model2 | 無印 | 960 | ||
A-CRX | |||||
B-CRX | |||||
C-CRX | |||||
1996年
|
1996-99年
|
Step 1.0 | PowerPC 603 | ||
Step 1.5 | |||||
Step 2.0 | |||||
Step 2.1 | |||||
1998年 | 1998年~ |
NAOMI
(ドリームキャスト互換) |
無印 | SH-4 | |
GD-ROM | |||||
1999年 | 1999年~ | ||||
2001年 | 2001年~ |
『セガアーケードハード/基板』セガ初の本格ボード「SYSTEMI/システム1」(1983-87年)のご紹介
『セガアーケードハード/基板』セガ初の本格ボード「SYSTEMI/システム1」(1983-87年)をご紹介します。
セガが本格的にリリースした初のシステムボード「SYSTEM1」
セガが本格的にリリースした初のシステムボード。83年の『スタージャッカー』が最初の作品のため、初期にはジャッカーボートと呼ばれていた。初期のボードは基板1枚で構成されており、キャラクターROM(128K)が最大ふたつまで載っている。
後期のボードは小基板が加えられており、これによって容量アップ(キャラクターROM128K×2→128K×4)とXYスクロール(斜めスクロール)が可能になっている。
初期タイプと後期タイプは実質的な互換性はなく、初期タイプをセガが下取りして改造稼動させていた。その作品には80年代前半の名作がそろっている。
SYSTEM1スペックのご紹介
SYSTEMIスペックのご紹介 | |
メインCPU | Z80 |
サウンドCPU | Z80 |
解像度 | 256×224 |
SYSTEM1で稼働していたゲームタイトル一覧のご紹介
SYSTEM1で稼働していたゲームタイトル一覧のご紹介
|
スタージャッカー |
アップンダウン |
レグルス |
ミスターバイキング |
スワット |
フリッキー |
ウォーターマッチ |
ザ・闘牛 |
三輪サンちゃん |
ピットフォールII |
忍者プリンセス |
ごんべえのあいむそ~り~ |
テディボーイブルース |
青春スキャンダル |
4Dウォリアーズ |
ラフレシア |
ワンダーボーイ |
ブロックギャル |
『セガアーケードハード/基板』「SYSTEMI」の上位互換ボード「SYSTEMII/システム2」(1985-88年)のご紹介
上位互換ではあるが「SYSTEM2」タイトルは「SYSTEM1」では動作しない
SYSTEM1のパワーアップバージョンにあたるマザーボード。使用しているROMが256Kになっている。SYSTEM1のゲームとは互換性があるが、SYSTEM2のゲームはSYSTEM1では動作しない。
1988年の『ヘビーメタル』が第1弾で、1992年の『UFO戦士ようこちゃん』まで全9作品がリリースされた。しかし発売から1年後に16ビットCPUを使用した「SYSTEM16」が発表されたこともあり、実質的な稼動期間は3年あまりと短かった。最大のヒット作は後期に発売された『ワンダーボーイモンスターランド』で、ROMを512Kに増設させたカスタムチップが使われている。
「SYSTEM2」スペックのご紹介
「SYSTEMII」スペックのご紹介 | |
メインCPU | Z80 |
サウンドCPU | Z80 |
解像度 | 256×224 |
「SYSTEM2」稼働していたゲームタイトルのご紹介
「SYSTEM2」稼働していたゲームタイトルのご紹介
|
ヘビーメタル |
チョップリフター
|
シューティングマスター
|
ブロックギャル |
ウォーボール |
ガルディア |
時の戦士 |
ワンダーボーイモンスターランド
|
UFO戦士ようこちゃん
|
『セガアーケードハード/基板』低価格路線ボード「SYSYEM E/システムE(1986-1988)」のご紹介
8ビットCPUを使った廉価版ボード「SYSYEM E」
「SYSYEM E」は、「SYSTEM16」発売の後にリリースされた、8ビットCPUを使った廉価版のマザーボード。「SYSTEM16」に比べ価格は半分の7万円程度と安く、エコノミーの「E」を頭文字として名づけられている。
完動するボードの入手が困難な「SYSYEM E」
しかしスペック的に弱く、ヒット作にも恵まれなかったため『ファンタジーゾーンII』まで6作のみで終了。基板には電池が使われており、この電池が切れてしまうと基板そのものが動作しなくなる。このような理由と、ゲーム自体の出荷数が少なかったことにより、完動するボードを見つけるのは困難。
「SYSYEM E」スペックのご紹介
「SYSYEM E」スペックのご紹介 | |
メインCPU | Z-80B |
解像度 | 256×192 |
サウンドチップ | SN76496(2) |
表示色数 | 64 |
「SYSYEM E」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
「SYSYEM E」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
|
ハングオンJr. |
アストロフラッシュ
|
ピタゴラスの謎 |
ファンタジーゾーンII
|
オパオパ |
スラップシューター
|
テトリス |
『セガアーケードハード/基板』ロングセラーボード、SYSYEM16A/B(1986-1995年)のご紹介
初の16ビットCPUボード「SYSYEM16」
「SYSTEM16A/B」は、業務用としては初の16ビットCPUを使ったマザーボード。メインCPUに16ビットCPUを使い、サウンドには8ビットCPUを使用しFM音源を鳴らすことができる。
初期のボードは「システム16A」と呼ばれ、国内3機種が「SYSTEM16A」専用として発売。後期にはキャラクター容量を拡大してズーム機能を付け加え、コピー防止機能を強化した「SYSTEM16B」が制作された。
16Aと16Bは併用され、両対応(互換)のゲームが10機種発売されている。後期は16B専用となり、約5年のあいだ現役で稼動した息の長いボードだった。
「SYSYEM16」スペックのご紹介
「SYSYEM16」スペックのご紹介 | |
CPU |
68000-10(16bitCPU)、Z80B(8bitCPU)
|
スクロールキャラクター数 |
8192キャラクター(8dot×8dot)
|
スプライトキャラクター数 |
27512が8個で大きさは任意に指定可能(フリーサイズ)
|
画面 |
スクロール画面2面プラスWINDOW画面2面、
固定画面、スクロール画面各1面 |
サウンド |
FM音源8チャンネル、スピーチ機能あり
|
メモリー容量 |
1.6Mbyte(メモリーボード交換により拡張可)
|
カラー | 2048/32768色中 |
「SYSYEM16」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
「SYSYEM16」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
|
■SYSTEM16A |
メジャーリーグ |
ファンタジーゾーン
|
カルテット |
■SYSTEM16A/B
|
ダンプ松本 |
アクションファイター
|
アレックスキッド
|
タイムスキャナー
|
エイリアンシンドローム
|
SDI |
忍 |
エースアタッカー
|
ワンダーボーイモンスターレア
|
テトリス |
■SYSTEM16B |
ダンクショット |
バレット |
スーパーリーグ |
ヘビーウェイトチャンプ
|
ソニックブーム |
獣王記 |
パッシングショット
|
エキサイトリーグ
|
ダイナマイトダックス
|
タフターフ |
レッスルウォー |
ベイルート |
ゴールデンアックス
|
フラッシュポイント
|
E-SWAT |
M.V.P. |
オーライル |
琉球 |
コットン |
ライオットシティ
|
登龍門 |
『セガアーケードハード/基板』大型体感筐体ゲーム用「X/Yボード」(1987-1991)のご紹介
ワンオフから汎用ボードへ定着した「X/Yボード」
本来は大型体感筐体ゲーム専用のワンオフとして制作された基板。マザーボードではないが、スペックアップを繰り返しながら筐体専用の汎用ボードとして定着した。
「X/Yボード」のルーツ、「ハングオンボード」
そもそもの始まりは『ハングオン』に使用したハングオンボードで、これは16ビットCPUを使用しており、のちにスペースハリアーボード、アウトランボードへと進化していく。
『アフターバーナー』に使用された「Xボード」
『アフターバーナー』の制作にあたって使われたXボードは16ビットCPUが2個使われており、サウンドにZ80、スプライトにズーム機能が付加されている。
また、『ギャラクシーフォース』『パワードリフト』で使われたYボードでは16ビットCPUを3個使い、ズーム機能に加え回転機能も追加された。
さらに進化を続ける「Yボード」
Yボードはさらに進化を続け、『G-LOC』では初期のYボードの2倍程度の表現能力を持つものになっている。これらのボードは開発の鈴木裕氏の要求に応え、コストよりも表現能力を重視して制作されている。
ゲーム表現は「2D」、奥行きの演算は「3D」
旧JAMMA規格にはとらわれず、筐体制御用のポートが増えているのも特徴。ゲームの表現は2Dだが、奥行きの計算などは3Dで演算している。X、Yボードは91年発売の『A.B.コップ』『レールチェイス』まで使われ、大型筐体のボードがSYSTEM32に移行するまで現役で活躍した。
Xボードスペックのご紹介
Xボードスペックのご紹介 | |
メインCPU | MC68000×2 |
サウンドCPU | Z80 |
解像度 | 320×224 |
その他 |
スプライトに対するズーム機能
|
Xボードが使用されたゲームタイトルのご紹介
Xボードが使用されたゲームタイトルのご紹介
|
アフターバーナー
|
アフターバーナーII
|
サンダーブレード
|
ラストサバイバー
|
スーパーモナコGP
|
ライン・オブ・ファイヤー
|
レーシングヒーロー
|
GPライダー |
A.B.コップ |
Yボードスペックのご紹介
Yボードスペックのご紹介 | |
メインCPU | MC68000×3 |
サウンドCPU | Z80 |
解像度 | 320×224 |
その他 |
スプライトに対するズーム機能、画面回転機能
|
Yボードが使用されたゲームタイトルのご紹介3
Yボードが使用されたゲームタイトルのご紹介
|
ギャラクシーフォース
|
ギャラクシーフォースII
|
パワードリフト
|
G-LOC |
ストライクファイター
|
レールチェイス
|
『セガアーケードハード/基板』初の16ビットCPUを2個搭載した「SYSYEM24」(1988-1994)のご紹介
高解像度のグラフィックを実現した「SYSYEM24」
マザーボードとしては初の16ビットCPUを2個搭載。24KHz対応のエアロテーブル・エアロシティとの組み合わせで高解像度のグラフィックを実現している。
最高2048個までスプライトが同時表示が可能で、細かい動きも鮮明に見せられる。その特徴を活かし、『ゲイングランド』『クラックダウン』などのキャラクターの小さなゲームも開発された。
後期はクイズ・麻雀・メダルゲームで長期稼動
ソフトは3.5インチフロッピーディスクで供給され、第1弾は1988年3月の『ホットロッド』で、エアロテーブル26とセットで販売された。後期はクイズ・麻雀・メダルゲームに使用されて長期稼動することになる。
「SYSYEM24」スペックのご紹介
「SYSYEM24」スペックのご紹介 | |
CPU |
68000-10(16ビットCPU)2個
|
スクロールキャラクター数 |
4096キャラクター(8dot×8dot)
|
スプライトキャラクター数 |
2000キャラクター(16dot×16dot)
|
画面 |
スクロール画面2面、
スプライト画面中2048個まで可能 |
サウンド |
FM音源8チャンネル、
D/Aコンバータ(スピーチ、 効果音用) |
メモリー容量 |
RAM容量1360Kbyte / ROM容量256Kbyte
|
カラー | 2048/32768色中 |
「SYSYEM24」が使用されたゲームタイトルのご紹介
「SYSYEM24」が使用されたゲームタイトルのご紹介
|
ホットロッド |
スクランブルスピリッツ
|
ゲイングランドクラック
|
ダウンジャンボ尾崎のスーパーマスターズ
|
ラフレーサー |
ボナンザブラザーズ
|
クイズ宿題を忘れました
|
ダイナミックC.C.
|
クイズ廊下に立ってなさい
|
クイズめくるめくストーリー
|
クイズゴーストハンター
|
グランドクロス |
『セガアーケードハード/基板』セガ初のJAMMA対応基板「SYSYEM18」(1989-1992年)のご紹介
「SYSTEM16」からグラフィック、サウンドが強化された「SYSYEM18」
SYSYEM18は、SYSTEM16に比べ、グラフィック、サウンドが強化されたマザーボード。サウンド用のFM音源ICを2個、ビデオデディスプレイプロセッサーを3個、その他カスタムチップを多数積んでいる。
セガとして初めてのJAMMA対応基板であることも見逃せない。最初の作品は89年12月の『シャドーダンサー』で、以降8作品が制作された。
ヒット作が出ないまま「SYSTEM32」へ引き継がれる
『マイケルジャクソンズムーンウォーカー』などの個性的な作品も生み出されたが、これといったヒット作が出ないまま約3年という短い期間でその役割を終えることになる。以降はSYSTEM32がその役割を引き継ぐことになった。
「SYSYEM18」スペックのご紹介
「SYSYEM18」スペックのご紹介 | |
メインCPU | MC68000 |
サウンドCPU | Z80 |
解像度 | 320×224 |
「SYSYEM18」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
「SYSYEM18」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
|
シャドーダンサー
|
ブロクシード |
エイリアンストーム
|
マイケルジャクソンズムーンウォーカー
|
レーザーゴースト
|
クラッチヒッター
|
D.D.クルー |
ウォーリーをさがせ!
|
デザートブレイカー
|
1990~2000年代にリリースされたセガアーケードハード/基板(1990~2001年)のご紹介
セガ、アーケードゲーム基板一覧(78年~2001年) | |||||
発表年 | 期間 | ビット | 基板名 | CPU | |
1978年? | 8bit | 専用筐体 | ? | ||
1979年 | スペシャル デュアルボード |
I | |||
II | |||||
III | |||||
1981年 | G-80 | Z-80 | |||
1983年 | 1983-87年 | システム1 | 01 | ||
02 | |||||
03 | |||||
1985年
|
1985-88年
|
システム2 | |||
1986年
|
1986-88年
|
セガ・システムE (セガマークIII互換) |
Z-80B | ||
1986年
|
1986-95年
|
16bit
|
A | 68000-10 | |
B | |||||
1987年 | 1987-91年 | X-ボード | 68000×2 | ||
1988年
|
Y-ボード | 68000×3 | |||
1988-94年
|
システム24 | 68000×2 | |||
1989年 | 1989-92年 | システム18 | 68000 | ||
1990年 | 1990-94年 | Cボード | 無印 | ||
2 | |||||
1991年
|
1991-94年
|
32bit | システム32 | 無印 | V60(NEC) |
Multi | |||||
1992年 | 1992-95年 | Model1 | |||
1994年 | 1994-98年 | ST-V(サターン互換) | SH2×2 | ||
1994-98年 | Model2 | 無印 | 960 | ||
A-CRX | |||||
B-CRX | |||||
C-CRX | |||||
1996年
|
1996-99年
|
Step 1.0 | PowerPC 603 | ||
Step 1.5 | |||||
Step 2.0 | |||||
Step 2.1 | |||||
1998年 | 1998年~ |
NAOMI
(ドリームキャスト互換) |
無印 | SH-4 | |
GD-ROM | |||||
1999年 | 1999年~ | ||||
2001年 | 2001年~ |
『セガアーケードハード/基板』メガドラ互換のワンオフボード「C/C2ボード」(1990-1994年)のご紹介
メガドライブに近い性能を持つ基板「C/C2ボード」
それ以降の作品はシステムC2と呼ばれ、PCMに対応しており、新たに静電気対策が施されている。
ROMキットは発売されず、単品出荷のボード
ボードが小さくて安価な基板で、ROMキットは発売されず、いずれも単品での出荷となっている。そのため、ボードに載っている各部品は共通しているが、厳密な意味においてマザーボードとはいえない。
「C/C2ボード」スペックのご紹介
「C/C2ボード」スペックのご紹介 | |
メインCPU | MC68000 |
サウンドCPU | Z80 |
解像度 | 320×224 |
「C/C2ボード」が使用されたゲームタイトルのご紹介
「C/C2ボード」が使用されたゲームタイトルのご紹介
|
■Cボード |
コラムス |
コラムスII |
サンダーフォースAC
|
■C2ボード |
ぷよぷよ |
タントアール |
ポトポト |
スタックコラムス
|
イチダントアール
|
ずんずん教の野望
|
ぷよぷよ通 |
『セガアーケードハード/基板』NEC製CPUを搭載したSYSTEM32/SYSTEM MULTI32(1991-1994年)のご紹介
V60(NEC製CPUを搭載した「SYSTEM32/SYSTEM MULTI32」(1991-1994年)
SYSTEM32はメインCPUにNECの32ビットMPUV60を使用したマザーボード。16ビットの5倍の画像処理能力と2倍の情報量を誇る。
最初の作品は『ラットモビール』で、その性能は大型筐体のレースものと、『スパイダーマン』などの3人以上同時プレイが可能な格闘ものなどに使われた。
V60の1.5倍の性能を持つV70を搭載した「SYSTEM MULTI32」
そのつぎに発売されたのがSYSTEM MULTI32で、CPUにV70を使い、SYSTEM32の約1.5倍の性能を持つ。ひとつの基板からハーネスが2本出ており、1枚の基板で2個のモニターに別々の映像を映し出すことができる。通信対戦を目的にしたツイン筐体専用のボードともいえる。
「SYSTEM32」スペックのご紹介
「SYSTEM32」スペックのご紹介 | |
メインCPU |
NECV60(16Mhz32ビットRISCCPU)
|
サウンドCPU | Z80 |
解像度 | 320×224 |
メモリー |
RAM:8メガビット、ROM125メガビット
|
画面 |
全画面数8面、スクロール画面4面、
ビットマップ面16色/256色/PIXEL |
スプライト |
30万PIXEL/画面、256色/32K色/
スプライト拡縮可能8千個/画面 1万6千色同時発色(64カラーパレット) |
サウンド |
ステレオサウンド22音(FM12音、PCM10CH)
|
カラー |
1万6千色/3万2千色
|
備考 |
フェードインフェードアウト、半透明、
ぼかし、ウインドウ機能 |
「SYSTEM32/MULTI32」が使用されたゲームタイトルのご紹介
「SYSTEM32/MULTI32」が使用されたゲームタイトルのご紹介
|
■SYSTEM32 |
ラッドモビール |
エアレスキュー |
ゴールデンアックス
|
ラッドラリー |
スパイダーマン |
F1エキゾーストノート
|
アラビアンファイト
|
デスアダーの復讐
|
ホロシアム |
ダークエッジ |
バーニングライバル
|
F1スーパーラップ
|
エイリアン3ザ・ガン
|
ソニック・ザ・ヘッジホッグ
|
ジュラシックパーク
|
ドラゴンボールZV.R.V.S
|
ザ・Jリーグ1994
|
■SYSTEM MULTI32
|
スタジアムクロス
|
タイトルファイト
|
アウトランナーズ
|
ハードダンク3on3
|
『セガアーケードハード/基板』新たな時代を築いた本格的CGボード「MODEL1」(1992-1995年)のご紹介
セガの本格的3DCGボード第1弾「MODEL1」
秒間18万ポリゴンを表示可能にした、セガの本格的3DCGボードの第1弾。テクスチャーマッピングの機能はなく、生ポリゴンのシャープなグラフィックとなる。通信対戦のための機能拡張用ボードが存在する。第1弾は『バーチャレーシング』で、一部ICを変えているため後期の作品『バーチャファイター』との間で完全な互換性はない。
「MODEL1」スペックのご紹介
「MODEL1」スペックのご紹介 | |
CPU |
32ビット(V60)16Mhz動作
|
コ・プロセッサ |
32ビット40Mhz動作、浮動小数点演算機能、
軸回転演算機能、3Dマトリックス演算機能 |
メモリ |
RAM1Mバイト、ROM47Mバイト
|
解像度 | 496×384 |
スクロール画 |
2面、水平方向ラインスクロール可能32768色(128カラーパレット)
|
ウインドウ画 |
2面、水平方向ラインスクロール可能32768色(128カラーパレット)
|
3Dエンジン |
浮動小数点ユニット内臓
|
エンジン |
540000ベクトル/秒(MAX)、180000ポリゴン/秒(MAX)、
フラットシェーディング機能、拡散反射モード内臓、 鏡面反射モード内臓 |
ポリゴン画 |
120Mピクセル/秒、1600万色発光可能
|
その他 |
通信機能拡張あり、MIDIによるサウンド通信可能
|
サウンド部 | |
CPU |
16ビット6800010Mhz
|
メモリ |
RAM16Kバイト、ROM5Mバイト
|
FM音源 |
YM3438使用同時発音6音、L,R2チャンネル出力
|
PCM音源 |
サンプリング周波数44.643khz、同時発音28音、
18ビット2チャンネル出力 |
その他 |
アクティブ・サーボ・スピーカシステム搭載、
MIDIによるメインボードとの通信可能 |
「MODEL1」で稼働したゲームタイトルのご紹介
「MODEL1」で稼働したゲームタイトルのご紹介
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バーチャレーシング
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バーチャファイター
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スターウォーズ |
ウイングウォー |
セガネットマーク
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『セガアーケードハード/基板』サターン互換、低価格のCGボード「ST-V」(1994-1998年)のご紹介のご紹介
セガサターンと部品を共有する、ハイコストパフォーマンスボード「ST-V」
家庭用ゲーム機、サターンとほぼ同じ設計のマザーボード。サターンと部品を共有することにより、ポリゴンを出力できるボードとして画期的な低価格を実現。メモリやサウンドではサターンを上回る機能を持っている点にも注目。そのほかロムの部分がカセットになっているのが特徴といえる。サードパーティーも数多く参入し、セガ以外から販売された作品も非常に多い。
「ST-V」スペックのご紹介
「ST-V」スペックのご紹介 | |
メインCPU |
SH2(32ビットRISCCPU)x2
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サウンドCPU | 68000 |
メモリ(使用RAM) |
RAM合計32メガビット、(CD-ROM搭載時36メガビット)
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同時発色数 | 1670万色以上 |
CG性能 |
専用ハードウェア搭載
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各種エフェクト |
フラットシェーディング、グーローシェーディング、
テクスチャーマッピングあり |
スプライト |
拡大・縮小、変形、回転機能あり
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スクロール(面数) |
最大5面(拡大・縮小、変形、回転機能あり)
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サウンド(音源ch数) |
カスタムIC「SCSP」、PCM32ch(FM8ch可)、
サンプリングレート44.1KHz、ライン出力(ステレオ)、 スピーカー出力(モノラル、パワーアンプ内蔵) |
オプション |
CD-ROM(MPEG対応)、インテリジェント倍速CD採用、
マルチカートリッジ通信システム、 グラフィックエンハンサ |
コネクター規格 |
JAMMA規格対応
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「ST-V」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
「ST-V」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
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スポーツフィッシング
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ゴールデンアックスザ・デュエル
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ばくばくアニマル
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バーチャファイターリミックス
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エジホン探偵事務所
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ファイナルアーチ
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スポーツフィッシング2
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サンドアール |
ファンキーヘッドボクサーズ
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バーチャファイターキッズ
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ペブルビーチザ・グレートショット
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カラオケクイズイントロDonDon
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デカスリート |
ダイナマイト刑事
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マジカル頭脳パワー
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ぷよぷよSUN |
コラムス’97 |
紫炎龍 |
ウインターヒート
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花組対戦コラムス
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全日本プロレスフィーチャリングバーチャ
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マルちゃんdeグー!!!
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対戦タントアールサシッす!!
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レイディアントシルバーガン
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『セガアーケードハード/基板』数々の名作を生んだCGボードの決定版「MODEL2」(1994-1998年)のご紹介
軍用シミュレータを開発していたGE社との共同開発ボード
MODEL2は、軍用シミュレータを開発しているアメリカのGE社(後のマ一チン・マリエッタ社)との共同開発で、テクスチャーマッピングが可能。
数々のバージョンが存在する「MODEL2」
MODEL2は数々のバージョンがあり、性能やボードの形態が段階的に変化している。最初のボードは「CG-T」と呼ばれるプロトタイプで、CPUがV60から960に変更され、テクスチャーが貼れるようになった以外はMODEL1と同じ性能(秒間18万ポリゴン)を持つ。
「A-CRX」「B-CRX」
つぎの「A-CRX」では、別基板になっていたI/Oポートやサウンドポートを一体化。『バーチャファイター2』などがリリースされている。「B-CRX」では4つあっDSP(Digital Signal Processor:転送レートの高いデータの流れをリアルタイムで処理するために開発されたデバイス)を高性能のひとつのDSPにまとめ、1枚基板としてコスト削減を図っている。
その結果性能もアップし、秒間24万ポリゴンの出力が可能になった。価格が下がったぶん大型筐体以外でも使われるようになり、『バーチャストライカー』や『ダイナマイトベースボール』などの作品が制作された。
後期モデル「C-BRX」
後期のC-BRXでは次世代のDSPに変更し、さらに性能がアップして秒間30万ポリゴンを実現している。以降NAOMIが普及しはじめる1998年まで現役で使われ続けた。
「MODEL2」スペックのご紹介
「MODEL2」スペックのご紹介 | |
CPU | 32ビットRISCCPU25Mhz動作 |
コ・プロセッサ |
32ビット単精度浮動小数点、16MFLOPS、軸回転演算機能、
3Dマトリックス演算機能 |
メモリ | RAM8Mバイト、ROM248Mバイト |
解像度 | 496×384、水平周波数24khz(ミディアムレゾリューション) |
スクロール画 | 2面水平方向ラインスクロール可能、32768色(128カラーパレット) |
ウインドウ画 | 2面水平方向ラインスクロール可能、32768色(128カラーパレット) |
3Dエンジン | 浮動小数点ユニット内臓 |
エンジン |
900000ベクトル/秒(MAX)、300000ポリゴン/秒(MAX)
パースペクティブテクスチャーマッピング機能、 フラットシェーディング機能 マイクロテクスチャー機能、マルチウインドウ機能、 拡散反射モード内臓、鏡面反射モード内臓 |
ポリゴン画 | 120Mピクセル/秒、65536色(1024カラーパレット)/2097152色 |
その他 | 通信機能拡張あり、MIDIによるサウンド通信可能 |
サウンド部 | |
CPU | 16ビット6800010Mhz |
メモリ | RAM16Kバイト、ROM5Mバイト |
FM音源 | YM3438使用、同時発音6音、L,R2チャンネル出力 |
PCM音源 |
サンプリング周波数44.643khz、同時発音28音、
18ビット2チャンネル出力 |
その他 |
アクティブ・サーボ・スピーカシステム搭載、
MIDIによるサウンド通信可能よるメインボードとの通信可能 |
「MODEL2」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
「MODEL2」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
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■モデル2 |
デイトナUSA |
デザートタンク |
バーチャコップ |
■モデル2A-CRX |
バーチャファイター2
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セガラリーチャンピオンシップ
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バーチャコップ2
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スカイターゲット
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マンクスT.T. |
モーターレイド |
■モデル2B-CRX |
バーチャストライカー
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レールチェイス2
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インディ500 |
バーチャファイター2.1
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ファイティングバイパーズ
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電脳戦機バーチャロン
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ガンブレードN.Y.
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ソニック・ザ・ファイターズ
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ラストブロンクス/東京番外地
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ダイナマイトベースボール
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ダイナマイトベースボール’97
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■モデル2C-CRX |
セガツーリングカーチャンピオンシップ
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ウェーブランナー
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セガスキースーパーG
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ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド
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トップスケーター |
セガウォータースキー
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ビハインド・エネミーラインズ
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ダイナマイト刑事2
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ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド | ゲーム | 中古・新品通販の駿河屋
『セガアーケードハード/基板』ハードスペックを追求した究極型「MODEL3」(1996-1999年)のご紹介
突出した性能から業界で大きな話題になった「MODEL3」
CGボード、モデルシリーズの第3弾。CPUにPowerPC603を使い、常時秒間100万ポリゴンを出力できる。その突出した性能は業界で大きな話題となった。
『バーチャファイター3』で採用された「ステップ1.0」
表現能力が大きくアップし、半透明処理、複数光源、フォグ(霧)効果などをサポート。第1弾は華々しいデビューを飾った『バーチャファイター3』で、この初期のバージョンは「ステップ1.0」と呼ばれる。このバージョンはCPUクロックが66Mhzだったが、修正された「ステップ1.5」では100Mhzとなる。
「ステップ1.5」「ステップ2.0」
ステップ1.5では『バーチャストライカー2』などがリリースされた。さらに性能を高めたのが「ステップ2.0」で、CPUにPowerPC603evを使い、CPUクロックを166Mhzに一気にアップ。
基板の値段は、60万
ダブルレンダリングになり、描画性能が大幅に上がっている。ステップ2.0の代表作は『セガラリー2』。しかし、ハードの性能を追求した結果、基板の値段が60万程度と高値になったのが唯一の欠点。
「MODEL3」スペックのご紹介
「MODEL3」スペックのご紹介 | |
CPU | IBM PowerPC 603 Step 1.0 PowerPC 603 @ 66 MHz Step 1.5 PowerPC 603 @ 100 MHz Step 2.0, 2.1 @ PowerPC 603ev @ 166 MHz |
グラフィックチップ | 2× ロッキード・マーティン Real3D/Pro-1000 |
メモリ | RAM8Mバイト |
3Dエンジン | 浮動小数点ユニット内臓 |
エンジン | テクスチャーマッピング、トライリニアフィルタリング、 マイクロテクスチャリング、スペキュラーリフレクション、 グーローシェーディング、フラットシェーディング、 アンチエイリアシング、アルファブレンディング |
サウンド部 | |
CPU | モトローラ 68EC000 @ 11.3 MHz |
メモリ | 1 Mバイト |
サウンドチップ | 2× ヤマハ SCSP/YMF292-F 128-step DSP、 MIDIインターフェイス, 64ボイス、4チャンネル,、ROM最大 16.5 MB, PCM 64チャンネル |
「MODEL3」で稼働したゲームタイトルのご紹介
「MODEL3」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
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■MODEL3 |
バーチャファイター3
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バーチャファイター3tb
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ル・マン24 |
ゲットバス |
スカッドレース |
バーチャストライカー2
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ロストワールドジュラシックパークII
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スカッドレースプラス
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■MODEL3 Step2.0 |
ハーレーダビッドソン&LAライダーズ
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スキーチャンプ |
セガラリー2 |
電脳戦機バーチャロンオラトリオタングラム
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ファイティングバイパーズ2
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バーチャストライカー2バージョン98
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デイトナUSA2 |
オーシャンハンター |
スパイクアウト |
スターウォーズ・トリロジー・アーケード
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ダートデビルズ |
L.A.マシンガンズ |
デイトナUSA2パワーエディション
|
バーチャストライカー2バージョン99
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マジカルトロッコアドベンチャー
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スパイクアウトファイナルエディション
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救急車 |
『セガアーケードハード/基板』バランス重視のドリームキャスト互換基板「NAOMI」(1998年~)のご紹介
MODEL3と同性能ながら低コストを実現した「NAOMI」(1998年~)
グラフィックエンジンにPowerVR2を使用し、反射光エフェクトなどの機能により高度な光表現ができる。またローコストという側面は、他メーカーが参入しやすく、さまざまなジャンルのゲームが開発できる環境を生んだ。
システム基板として最多のラインナップを抱える「NAOMI」
そのほか、ビジュアリメモリからデータを読みこむことができ、ドリームキャストとの連動が可能。さらにGD-ROMや各種ネットワークに対応する機能拡張を備えている点も見逃せない。2001年以降はマスクロムの不足もあり、流通・コスト面で有利なGD-ROM版が一般的になっている。
NAOMI-GD-ROM
「NAOMI」スペックのご紹介
「NAOMI」スペックのご紹介 | |
CPU |
SH4128bitグラフィックス・エンジン内臓RISC、
CPU動作周波数200Mhz、360MIPS/1.4GFLOPS |
グラフィックエンジン | PowerVR2 |
サウンドエンジン |
スーパー・インテリジェント・サウンド・プロセサ:32bitRISC、
CPU内臓(64チャンネルADPCM) |
メインメモリ | 32Mbyte |
グラフィックメモリ | 16Mbyte |
メディア | ROMボード |
最大同時発色数 | 約1677万色 |
画像表示処理機能 |
・バンプ・マッピング凸凹の生成・ファグ:霧効果
・アルファ-ブレンディング半透明効果、 ・ミップ・マッピング:ポリゴンとの距離にあわせたテクスチャの自動切り替え ・トライ-リニア・フィルタリング:バイリニア・フィルタリングの平行処理結果を加重平均してテクスチャとして使用 ・アンチエイリアシング:輪郭に生じるギザギザを滑らかに処理するフィルタ機能 ・環境マッピング:周囲の環境が映ったテクスチャをオブジェクトに貼り込む機能 ・反射光エフェクト:オブジェクトに光沢を施す機能 |
ゲームポート | JAMMAビデオ規格(JVS) |
拡張機能 | GD-ROM |
その他 | 時計機能など |
「NAOMI」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
「NAOMI」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
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NAOMI |
ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2
|
ダイナマイトベースボール’98
|
クレイジータクシー |
エアラインパイロッツ |
ゾンビリベンジ |
ジャイアントグラム全日本プロレス2
|
電脳戦機バーチャロンオラトリオ・タングラム
|
オラトリオタングラムVer.5.4
|
リングアウト4×4 |
F355チャレンジ |
バーチャストライカー2バージョン2000
|
タッチ・デ・ウノー! |
スーパーメジャーリーグ99
|
トイファイター |
ダービーオーナーズクラブ
|
アウトトリガー |
セガテトリス |
ダイナマイトベースボール’99
|
エイティーンホイーラーズ
|
火星チャンネル |
サンバDEアミーゴ |
パワースマッシュ |
ぷよぷよDA |
バーチャNBA |
ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド
|
ジャンボ!サファリ |
タッチ・デ・ウノー!2 |
セガマリンフィッシング
|
クイズああっ女神さまっ~闘う翼とともに~
|
ダービーオーナーズクラブ2000
|
電脳戦機バーチャロンオラトリオ・タングラムM.S.B.S.Ver5.66
|
スラッシュアウト |
ジャイアントグラム2000全日本プロレス3~栄光の勇者達
|
東京バス案内 |
CRACKIN’DJ |
デスクリムゾンオックス
|
シャカっとタンバリン! |
セガ・ストライクファイター
|
サンバDEアミーゴVer.2000
|
F355チャレンジ2 |
コズミックスマッシュ |
シャカっとタンバリン!もっとノリノリ新曲追加!!
|
ダービーオーナーズクラブ2
|
斑鳩 |
INAOMIGD-ROM |
コンフィデンシャルミッション
|
スポーツジャム |
モンキーボール |
CRACKIN’DJPart2 |
スーパーメジャーリーグ
|
ダイナミックゴルフ |
スパイカーズバトルシャカっとタンバリン!超PowerUpチュッ!
|
犬のおさんぽ |
エイリアンフロント |
パワースマッシュ2 |
Laキーボードュ |
ルパン三世THESHOOTING
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『セガアーケードハード/基板』光表現が美しいハイスペックボード「SEGAHIKARU」(1999年)のご紹介
セガ完全オリジナルのCGボード「SEGAHIKARU」
MODELシリーズの延長線上に位置する、セガ完全オリジナルのCGボード。業界で初めてフォーンシェーディングを実現し、ジオメトリ機能や各種エフェクト機能をハードでサポートしているためソフトにかかる負担が少ない。
独特の水や炎の表現が可能な美しいCG映像を追求したボード
半透明ポリゴン処理能力はNAOMIの4倍以上あり、重ね合わせることによって『消防士』のような独特の水や炎の表現が可能になる。
またHIKARUの名前の由来にもなった光源数の多さは、フォーンシェーディングと併用することによって発色の美しいCG映像を実現している。
「SEGAHIKARU」スペックのご紹介
「SEGAHIKARU」スペックのご紹介 | |
CPU |
SH4、128bitグラフィック内臓RISCCPU、
動作周波数200MHz、360MIPS/1.4GFLOPS、2個搭載 |
メモリ |
ワークメモリ:64Mbyte、グラフィックメモリ:28Mbyte、
サウンドメモリ:8Mbyte、ロム:最大352Mbyte |
サウンド |
スーパーインテリジェントプロセッサ、
32bitRISCCPU内臓(64チャンネルADPCM) |
最大同時発色数 | 約1677万色 |
解像度 | 24KHz496(H)×384(V)、31KHz640(H)×480(V) |
画像表示処理能力 |
ポリゴン表示能力:200万ポリゴン/秒、
ピクセル表示能力:150Mピクセル/秒、 シェーディング:フォンシェーディング、 光源種類:平行光源、点光源、 スポットライト光源数:最大1024、 光源/シーン、最大4光源、 ポリゴンウインドウ機能:8面エフェクト:フォグ機能、 デプスキューイング機能、ステンシル機能、 シャドウ機能、モーションブラー機能 |
拡張機能そのほか | 対戦通信機能、Audio4チャンネル拡張可能、 PCI、MIDI、RS-232C |
その他 |
ビットマップ面(最大2面)、カレンダ機能、
DualMonitor機能(24KHz時)、JAMMAVIDEO規格 |
「SEGAHIKARU」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
「SEGAHIKARU」で稼働していたゲームタイトルのご紹介
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消防士 |
ブレイブファイヤーファイターズ
|
スター・ウォーズレーサーアーケード
|
ナスカーアーケード |
プラネットハリヤーズ |
エアトリックス |
電脳戦機バーチャロンフォース
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『セガアーケードハード/基板』開発効率をアップしてくれる実用型「NAOMI2」(2001年-)のご紹介
NAOMIの上位互換「NAOMI2」
NAOMI2は、NAOM1の後継機種にあたるマザーボード。NAOMIとは上位互換で、NAOMIのゲームはNAOMI2で動かすことができる。
NAOMI2ではグラフィックの描画性能が大幅に強化されており、NAOMIの約4倍にあたる毎秒1000万ポリゴンが実現されている。
CPUは「SH4」グラフィックエンジンはツイン「PowerVR2」
CPUはNAOMIと同じSH4を、グラフィックエンジンはPowerVR2を2個使用。この処理速度の向上は、ジオメトリ演算、環境マッピングなどの画像表示処理機能をハード側でサポートすることによって可能になっている。
これらハード側のサポートによって、開発環境が格段にアップ。スペックの数字以上に、ボードの性能がゲームに反映しやすいという利点がある。
『バーチャストライカー3』『バーチャファイター4』で稼働
NAOMI同様、GD-ROMユニットとネットワークにも対応。基本的にソフトの供給はGD-ROMで行われている。NAOMI2を使った第1弾のゲームは『バーチャストライカー3』で、2001年の4月に発売された。同年8月に発売され格闘ブームを再び盛り上げた『バーチャファイター4』では、キャラクターの質感を見事に表現。
反射光エフェクト(16光源)をハードウェアでサポートしているNAOMI2の性能を有効に活用している。
「NAOMI2」スペックのご紹介
「NAOMI2」スペックのご紹介 | |
CPU |
SH4128bitグラフィックス・エンジン内臓RISC、
CPU動作周波数200Mhz、360MIPS/1.4GFLOPS |
グラフィックエンジン | PowerVR2 |
サウンドエンジン |
スーパー・インテリジェント・サウンド・プロセッサ:
32bit、RISCCPU内臓(64チャンネルADPCM)32Mbyte |
メインメモリ | 32Mbyte |
グラフィックメモリ | 32Mbyte |
モデルデータメモリ | 32Mbyte |
メディア | ROMボード、GD-ROM |
最大同時発色数 | 約1677万色 |
ジオメトリ性能 | 1000万ポリゴン/秒 |
レンダリング性能 | 2000Mpixel/秒 |
画像表示处理機能 |
・バンプ・マッピング凸凹の生成・ファグ:霧効果、
・アルファ-ブレンディング半透明効果、 ・ミップ・マッピング:ポリゴンとの距離にあわせたテクスチャの自動切り替え ・トライ-リニア・フィルタリング:バイ ・リニア・フィルタリングの平行処理結果を加重平均してテクスチャとして使用 ・アンチエイリアシング:輪郭に生じるギザギザを滑らかに処理するフィルタ機能 ・環境マッピング:周囲の環境が映ったテクスチャをオブジェクトに貼り込む機能(ハードウェアサポート) ・反射光エフェクト:オブジェクトに光沢を施す機能。16光源(ハードウェアサポート) |
ゲームポート | JAMMAビデオ規格(JVS) |
拡張機能 | GD-ROM(オプション)、ネットワーク(オプション) |
その他 |
Dual Monitor機能(1ボード2モニター出力可能)、
RS232C(シリアル通信ポート)対応 |
「NAOMI2」で稼働していた主なゲームタイトルのご紹介
「NAOMI2」で稼働していた主なゲームタイトルのご紹介
|
バーチャストライカー3
|
ワイルドライダーズ |
クラブカート |
ビーチスパイカーズ |
ウェーブランナーGP |
バーチャファイター4 |
【セガ】アーケードゲーム関連サイトマップのご紹介
【セガ】アーケードゲーム関連のサイトマップをご紹介します。
【セガ】アーケードゲーム関連ページのご紹介
【セガ】アーケードゲーム関連ページをご紹介します。
【セガ】家庭用(MD・SS・DC)・アーケードゲーム・サイトマップのご紹介
セガの家庭用ゲーム機(MD・SS・DC)、アーケードゲームについてのサイトマップをご紹介します。
セガ・ゲーム・サイトマップ | |||
ゲームTOP > ランキング│傑作・名作│機種別│ジャンル別 | |||
機種別ゲームTOP> ハード別(家庭用│据置│携帯)│AC│PC│周辺機器) | |||
セガtop > MD|SS|DC|GG|AC|書籍|会社| | |||
名作 | まとめ│MD│サターン│DC│GG | ||
発売年別 | 88~93年│95~98年│99年~ | ||
ジャンル別 | ACT│STG│RPG│格ゲー│AVG レース│SLG│パズル│テーブル |
||
シリース別 | |||
セガの歩み(セガファン|マーク3|MD|GG|SS|DC) | |||
【各ハード別】MD|SS|DC|GG|AC | |||
【メガドライブ(MD)】 | |||
名作│ハード別│発売年別│ジャンル別│ハード│サイトマップ 【総合】名作・全タイトル 【ハード別】MD|メガCD|スーパー32X 【ジャンル別】 |