【連邦軍の組織構成】機動戦士ガンダム・第08MS小隊の部隊構成のご紹介

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今回は、OVAアニメ・機動戦士ガンダム・第08MS小隊で描かれた、連邦軍の部隊構成についてご紹介します。

ガンダム作品（アニメ・映画・漫画・ガンプラなど）関連のサイトマップをご紹介します。

機動戦士ガンダム 第08MS小隊は、1998年にOVAとして発表された、『1年戦争』（宇宙世紀79年1月~80年1月）を舞台に、連邦軍の1小隊、第08MS小隊の活躍を描いた作品です。

この作品は、数あるガンダム作品の中でも数少ないミリタリー色の強い、リアリティ溢れる作品として現在も多くのユーザーから支持されているタイトルです。

宇宙世紀79年1月。ジオン公国は地球連邦に対し、独立戦争を挑むことになります。これが後に『1年戦争』（79年1月~80年1月）と言われる大戦の幕開けです。

連邦に対し圧倒的に国力で劣るジオン軍でしたが、その後、一週間戦争（1月10日）、ルウム戦役（1月15~16日）にも勝利することになります。

ジオン公国が、次々と勝利を得ることができたのは、ひとえに画期的新兵器「モビルスーツ（MS-05B,MS-06C）」の活躍があったからです。

しかし、この開戦時の交戦により両軍とも大きな損害を受けており、戦局は膠着状態に陥いることになります。

先の会議（南極条約）で勝利を確定的なものにできなかったジオン軍は、軍需物資確保の面からも、地球への直接攻撃を行うことを決断（0079年2月7日）します。

そして、宇宙世紀79年3月1日から4月にかけて、

• 第1次降下作戦（中部アジア：3月1日）
• 第2次降下作戦（北アメリカの東西両沿岸：3月1日）
• 第3次降下作戦（ニューギニア・オセアニア：3月18日）
• 北アフリカ降下作戦（中東：4月4日）を実行し、

この侵攻作戦でもモビルスーツ（MS-06F、MS-06J：ザクII）はその力を遺憾なく発揮し、ジオン公国地球制圧軍は、4月までに地球の重要拠点のほとんどを掌中してしまいます。

この圧倒的なザクII（MS-06F、MS-06J）の活躍により、今次大戦の勝敗を左右する兵器がモビルスーツであることは、もはや疑いな事実でした。

モビルスーツ開発に立ち遅れた地球連邦軍でしたが、手痛い敗戦からようやくMSの有効性を理解し、V作戦と呼ばれる連邦軍製モビルスーツの開発計画が密かに進めることになります。(0079年2月13日)。

連邦は、宇宙世紀0079年7月、試作モビルスーツ・RX-78ガンダム1号機がロールアウトされ、評価試験を開始しています。

しかし、地球連邦軍にとって逼迫した戦局は、悠長に評価試験を待つ暇(いとま)さえ与えない状況に陥っていました。そのため一刻も早いMSの量産化と投入が求められていました。

そのため正規の開発計画とは別に、余剰パーツを流用した臨時の量産機・生産計画（RX-79計画）を実行することになったのです。

その計画で生産されたのが

• 先行量産型ガンダムRX-79[G]と
• 先行量産型ジムRGM-79[G]でした。

そして連邦軍は、この計画（RX-79計画）と同時にモビルスーツ運用部隊の創設も行っています。

地球連邦軍(E.F.S.F：Earth Federation Space Force)の組織構成は、連邦議会により選出される首相を長とした地球連邦政府の下にあり、連邦安全保障会議を通じてシビリアンコントロールがなされている組織です。

地球連邦軍(E.F.S.F)には、

• 戦略を決定する意思決定機関である、連邦安全保障会議の下にある最高幕僚会議、
• 戦略計画・指揮を担当する、軍令機構の統合参謀本部（作戦本部）、
• 戦略を実行する、軍政機構（宇宙軍省、地球軍省）があります。

更に軍を実際に動かす軍政機構は、

• 宇宙空間を担当する、宇宙軍と
• 地球上の陸海空軍を統括する地球軍省があります。

地球軍省の主力軍、地球連邦陸軍（E.F.G.F. / E.F.ARMY）

地球軍省には、

• 陸軍である地球連邦陸軍（E.F.G.F. / E.F.ARMY）と
• 各艦隊と沿岸防衛艦隊を統括する、地球連邦海軍（E.F.N.F.）
• 各防空隊と輸送航空隊を担当する、地球連邦空軍（E.F.A.F.）があります。

その中でも最も主力になる軍が、地球連邦陸軍（E.F.G.F. / E.F.ARMY）です。

地球連邦陸軍（E.F.G.F. / E.F.ARMY）にも

• 戦略の計画・決定を行う司令部と
• 世界各地に駐屯する複数の方面軍が存在します。

方面軍は、ジオン軍が制圧ている地域ごとに

• 北米方面軍
• ヨーロッパ方面軍
• 中央アジア方面軍
• 極東方面軍
• オーストラリア方面軍などがあります。

そして機動戦士ガンダム 第08MS小隊が所属するのは、

極東方面軍のコジマ中佐率いる第1機械化混成大隊、通称・コジマ大隊です。

第1機械化混成大隊であるコジマ大隊は、

• 本部管理中隊を中心に、
• MS第1中隊、
• MS第2中隊、
• 対MS歩兵中隊で構成されています。

1個MS中隊には、4個のMS小隊が配置され、

各小隊には、

• 3機の陸戦型モビルスーツ（RX78,RGM79）と、
• 1両のモビルスーツ戦闘支援車輌M353A4ブラットハウンドが配備されています。

第08MS小隊のコジマ大隊の所属先は、3つある実行中隊（MS第一中隊、MS第二中隊、対MS歩兵中隊）のMS第二中隊配下の8番目の小隊です。

コジマ大隊は、

• 中隊が3つ
• 小隊が、12
• 配備されているモビルスーツは、最低で36機、
• 支援車両が、12両で構成されいる計算になります。

第08MS小隊を描いたガンプラU.C.ハードグラフシリーズ（1/35スケール）をご紹介します。

この商品は、98年にOVAとして放映されたガンダム 第08MS小隊の世界を描いた作品です。

『一年戦争』の地上戦で地球連邦軍は、最小単位であるMS小隊（モビルスーツ運用部隊）を

• 3機の陸戦型モビルスーツと、
• 1両のモビルスーツ戦闘支援車輌（Ｍ３５３Ａ４：ブラットハウンド）で編成し運用していました。この作品は、そのMS小隊をキット化した商品です。

このセットは、ガンダム 第08MS小隊（OVA：98年）の地上戦を描いた作品です。

連邦が圧倒的なMS（ザクII、グフ、ドムなど）を有するジオン軍に、対抗するためモビルスーツ小隊を完成させるまでの流れをご紹介します。

開戦初頭（一年戦争）のジオン公国軍の快進撃は、二つの軍事的大変革に支えられていました。

• 1つ目が、ミノフスキー粒子散布技術の実用化、
  その結果、敵の既存電子兵器の無力化に成功しています。
• 2つ目が、レーダーなどに依存しない有視界戦闘を重視した新兵器、モビルスーツの実戦大量配備です。

戦争の序盤、ジオン公国軍のモビルスーツ、ザク（MS-05BやMS-06Cなど）の威力を思い知らされた地球連邦軍は、それまで細々と行ってきたモビルスーツ開発に本腰を入れ、同時に、モビルスーツ戦闘の戦術的研究をスタートさせることになります。

試行錯誤の結果到達した結論が、情報収集とネットワークの要（かなめ）たる特殊車輌を、複数のモビルスーツと組み合わせた機械化混成部隊を編成し、そのユニットを敵に勝る物量で集中投入することでした。

こうして、モビルスーツ戦闘支援車輌である車種の開発が急ピッチで行われることとなります。

この開発車輌（戦闘支援車輌M353A4）の最大の特徴は、アンダーグラウンド・ソナーを装備したことです。

これはミノフスキー粒子の影響を受けにくい地中を利用して、敵音源の位置測定や音紋解析による敵種別を可能とするものでした。

また、この支援車輌の車種は、多様な地形に対応可能できるようにモビルスーツの進出速度に追従可能なホバートラック型に決定しました。

早急な実戦配備のために緊急開発されたこの車輌は、既存のホバー・カーゴトラックから派生したＭ３４０ホバートラックの更なる派生型ＸＭ３５３として誕生しものです。

これに最低限の防衛用武装として２０ｍｍチェーンガンを搭載し、短距離通信機能を強化改良して制式化されたものが、モビルスーツ戦闘支援車輌 Ｍ３５３Ａ４ ブラッドハウンドです。

この車輌は、地球連邦軍極東方面軍第1混成機械化大隊、通称、コジマ大隊に陸戦型ガンダムと共に優先配備され、その後のＭＳ小隊各隊の活躍の陰には、この車輌の存在があったのです。

影の立役者、戦闘支援車輌（M353A4・ブラッドハウンド）が登場する作品をご紹介します。

第08MS小隊では、ミケルが操縦手兼機銃手、エレドアがソナー手を務めています。

この作品では、ホワイト・ディンゴ隊に1両配備され、オペレーターのアニタ・ジュリアンが部隊のバックアップを務めています。コールサインは「オアシス」でした。

戦闘支援車輌 M353A4 に「ブラッドハウンド」という新たな呼び名が新たに設定された作品です。独立混成第44旅団大隊のミケーレ・コレマッタ少佐が乗車し、野戦司令部として運用されていました。

OVA版のエピソード4で、バルカン砲の代わりに大型砲塔を装備した「ブラッドハウンド」が１カットだけ登場します。

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