PCD(ボルト規格)とは|チェーンリング交換で失敗しないための基礎知識
PCDは「ボルト穴の円の直径」で、チェーンリング互換性を決める最重要規格です。
PCDの定義
PCD(Pitch Circle Diameter)とは、チェーンリングのボルト穴が配置されている円の直径を示す規格です。
この数値が一致しないと、物理的に取り付けできません。
PCDの基本イメージ
PCDは「見えない円」で定義されます。 ボルト穴の中心を結んだ円 その円の直径がPCD つまり、 「穴と穴の距離」ではなく「円の直径」です。
代表的なPCD規格
主な規格をご紹介します。
| PCD | ボルト数 | 用途 |
|---|---|---|
| 130mm | 5穴 | ロード(旧主流) |
| 110mm | 5穴 | コンパクトクランク |
| 104mm | 4穴 | MTB |
| 96mm | 4穴 | 近年MTB(非対称) |
| 74mm | 5穴 | インナーリング用 |
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なぜPCDが重要なのか
PCDは互換性の基準です。
| 項目 | 影響 |
|---|---|
| 不一致 | 装着不可 |
| 一致 | 交換可能 |
| ボルト数違い | 完全非互換 |
また、PCDは歯数の下限にも影響します。
PCDと歯数の関係(重要)
PCDが大きいほど、小さい歯数は作れません。
| PCD | 最小歯数(目安) |
|---|---|
| 130mm | 約38T |
| 110mm | 約33T |
| 104mm | 約30T |
つまり、 小さいギアを使いたいならPCDも小さくする必要があります。
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測定方法(実用)
PCDは直接測れない場合があります。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 対角測定 | 向かい合う穴の距離から算出 |
| メーカー仕様確認 | 最も確実 |
| 型番検索 | クランクモデルから特定 |
現代の傾向(重要ポイント)
最近はPCD以外の方式も増えています。
| 方式 | 特徴 |
|---|---|
| ダイレクトマウント | PCDなし(直接固定) |
| 非対称PCD | 特殊配置(例:96mm) |
特にMTB・グラベルで増加しています。
まとめ
PCDはチェーンリングの互換性を決定する最重要規格であり、ボルト穴の配置円の直径を示します。 交換時はPCDとボルト数を必ず確認することで、確実なパーツ選択が可能になります。
「測ることができれば、理解できる。」
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