ロードバイクフィッティング「ハンドル/コクピットの位置を計測方法とハンドル高さの調整手順」についてご紹介

ロードバイクフィッティング「ハンドル/コクピットの位置を計測方法とハンドル高さの調整手順」についてご紹介

ロードバイクフィッティング「ハンドル/コクピットの位置を計測方法とハンドル高さの調整手順」についてご紹介

ご訪問ありがとうございます。
今回は、ロードバイクフィッティング「ハンドル/コクピットの位置を計測方法とハンドル高さの調整手順」ついてご紹介します。

ドロップハンドルでは3ポジション(上ハン/ブラケット/下ハン)を取ることができる

ドロップハンドルでは、アッパ一部(上ハン)、ブラケット部、ドロップ部(下ハン)の3ポジションを取ることができます。そして各ライダーの特徴に合わせて3ポジションの利用比率を考えてみます。

ロードレースでは、一般的にブラケット部を握っている時間が長く、クライムやスプリントが得意なライダーの場合は、下ハンの比率が上がる傾向にあります。

基本は最も多くの時間ポジションを取るブラケット部で計測します。

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ロードバイク「ハンドル周りフィッティングの基礎」についてご紹介

ロードバイク「ハンドル周りフィッティングの基礎」についてご紹介ご訪問ありがとうございます。今回は、ロードバイク「ハンドル周りフィッティングの基礎」についてご紹介します。ロードバイクのドロップハンドルは、大きく分けて3種類「ロードバイクはド...

ハンドル位置の計測で最も重要な「コクピット長」と「ハンドル落差」

そのハンドル位置の計測で最も重要になるのは、「コクピット長」と「ハンドル落差」の2つの数値です。この2つこそが、BBを起点とした3角形の頂点(BB・サドル・ハンドル)の座標につながるからです。

バイクを乗り換えたり、複数のバイクで同じポジションを出したいと思った場合も、【1】BBを起点として【2】サドル位置、【3】ハンドル位置という順でポジション位置を出していくことになります。

「ハンドル/コクピットの位置を計測方法」のご紹介

「ハンドル/コクピットの位置を計測方法」をご紹介します。

【1】サドルの絶対高を計測

バイクを垂直に保ち、サドルの絶対高(床面〜サドルセンター上面)の距離を計測します。バイクの水平が保たれていれば、ローラー台に固定されている状態でも構わいません。

その場合はハンドルの絶対高もローラー台に固定状態で計測します。

【2】ステムの絶対高を計測

同様にバイクを垂直に保ち、ステムの絶対高(床面~ステムのハンドルクランプ部中心)を計測します。

ブラケット高の計測が難しい場合、このステム位置は代用できる数値として大いに役立ちます。

【3】ブラケットの絶対高を計測

ブラケットの絶対高(床面〜ブラケット上面)を計測します。サドルの絶対高との差が、ハンドル落差になります。

なお手計測の場合、バイクが少しでも動くと数値がブレやすいので注意が必要です。

【4】サドル〜ステムを計測

サドルセンター〜ステム中心を計測します。これにブレーキブラケットのリーチ長(ステム中心〜ブレーキブラケットの長さ)を加えると、コクピット長になります。

【5】コクピット長を計測

ブラケットに金属棒を渡し、サドルセンター〜ブレーキブラケットの長さを計測します。棒を渡す位置は、ブレーキブラケットに手を添えたときに、親指の股が乗る位置を目安にして下さい。

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「ハンドル高さの調整手順」方法のご紹介

「ハンドル高さの調整手順」方法をご紹介します。

【1】トップキャップを外す

ステム根元のトップキャップ部分にあるボルトを緩めて外します。この固定ボルトとともに、トップキャップも外れます。

【2】クランプボルトを緩める

ステムを固定しているクランプボルトを上下2本とも緩めます。このボルトは取り外す必要はありません。

【3】ステムを引き抜く

クランプボルトを緩めると、このようにステムを引き抜くとハンドルごと外すことができます。

【4】ステム下のスペーサーも外す

ステムの下に入っているヘッドスペーサーもコラムから引き抜くことができます。このスペーサーをステムの下に何枚入れるかで、ハンドルの高さを調整できます。

【5】ハンドルを下げてみると

ステム下のスペーサーをすべて取り払うと、このようにハンドルの固定位置は低くなります。好みの分だけスペーサーを下に入れてみて高さを調整してみて下さい。

【6】余ったスペーサーはステム上に

使わなかった分のスペーサーは、ステムの上に装着します。これを入れ忘れると、ヘッドパーツにガタが出てしまいます。

【7】トップキャップを装着

トップキャップを装着して、固定ボルトを締めます。この締め具合でヘッドパーツのガタを調整しています。目安は、手応えが出てから1/8回転ほど増し締めする程度です。

【8】ハンドル角度を調整

ハンドルバーを真っ直ぐにします。上から見て、前輪とハンドルバーが直交するように調整して下さい。

【9】ステムを固定して完了

ステムのクランプボルトを締めて固定します。上下2本のボルトを交互に締め、最終的に同じトルクになっていることが大切です。

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ロードバイクフィッティング「ハンドル/コクピットの位置を計測方法とハンドル高さの調整手順」についてご紹介

ドロップハンドルでは3ポジション(上ハン/ブラケット/下ハン)を取ることができる

ハンドル位置の計測で最も重要な「コクピット長」と「ハンドル落差」

「ハンドル/コクピットの位置を計測方法」のご紹介

【1】サドルの絶対高を計測

【2】ステムの絶対高を計測

【3】ブラケットの絶対高を計測

【4】サドル〜ステムを計測

【5】コクピット長を計測

「ハンドル高さの調整手順」方法のご紹介

【1】トップキャップを外す

【2】クランプボルトを緩める

【3】ステムを引き抜く

【4】ステム下のスペーサーも外す

【5】ハンドルを下げてみると

【6】余ったスペーサーはステム上に

【7】トップキャップを装着

【8】ハンドル角度を調整

【9】ステムを固定して完了

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