「シマノ・アルテグラデュアルコントロールレバーのシフトケーブルの取り付け方法」のご紹介
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今回は、「シマノ・アルテグラデュアルコントロールレバーのシフトケーブルの取り付け方法」をご紹介します。
メカニカル式デュアルコントロールレバーとは
シマノアルテグラの、シフトケーブルで操作するメカニカル式デュアルコントロールレバーは、右ブレーキレバーと兼用の大変速レバーでローギヤ側へ変速、小変速レバーでリヤディレーラーをトップギヤ側へインデックス変速します。
左ブレーキレバー兼用の大変速レバーでアウター側へ変速、小変速レバーでインナー側へフロントディレーラーのイインデックス変速と、斜めにドライブするチェーンとチェーンケージとの接触を解消するトリム操作をします。
「アウターケーブルの長さ」について
これまで使っていたアウターケーブルの長さに問題がなければ、その長さを参考に、ケーブルカッターで新しいアウターケーブルを切断します。
ブレーキ用とシフト用インナーケテーブルでは外径が異なる
ブレーキ用とシフト用ではインナーケテーブルの外径が異なり、ブレーキ用は1.6mm、シフト用は1.2mm(スラムは1.1mm)です。
自転車のケーブルは、ブレーキ用とシフト用では外径が違うのでケーブルをすべて取り替えるには、ブレーキ用アウター、インナー、シフト用アウター、インナーの4種類製品を用意する必要があります。
様々な種類があるシフトアウターケーブル用のキャップ
![様々な種類があるシフトアウターケーブル用のキャップ]()
様々な種類があるシフトアウターケーブル用のキャップ
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シフト用 |
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ブレーキ用 |
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シフト用 |
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鋼線を縦よりしたシフトアウターケーブルの太さにぴったり合ったカップを選んで取り付けます。シマノの9000系やアルテグラの低フリクションのポリマーコーティングケーブル 用はカップの先端にライナーチューブ付きのものです。
規格が違うシマノとカンパニョーロのシフトインナーケーブルニップル
![「アウターケーブルの長さ」について]()
写真左側がシマノのシフトインナーケーブルのニップル、右はカンパニョーロのシフトインナーケーブルのニップルです。ケーブル巻き取り部分のホルダーにぴったりニップルが納まる純正品のケーブルを使うと便利です。
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ロードバイクの基礎知識「変換系(ケーブル/取り付けバンド)の種類/規格」についてご紹介
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「アルテグラのデュアルコントロールレバーにシフトケーブルを取り付ける」
【1】フロントディレーラーを初期位置(インナーギヤ)へ戻す
![【1】フロントディレーラーを初期位置(インナーギヤ)へ戻す]()
フロントディレーラーを操作するブレーキレバーの小変速レバーを3回以上カラ押しして、ニップルのホルダーの位置を初期位置(インナーギヤ)へ戻します。
【2】インナーケーブルを通す
![【2】インナーケーブルを通す]()
ラバーフードをめくり上げて、ブラケットの内側にある樹脂製のフタをマイナスドライバーの先で持ち上げて開けてからシフト用インナーケーブルを通します。
【3】インナーケーブルのニップルのホルダーを通す
![【3】インナーケーブルのニップルのホルダーを通す]()
ブラケットの中に内蔵されているシフトインナーケーブル巻き取り部分のニップルのホルダーの穴へブラケットの外側からインナーケーブルの先端を通します。
【4】ニップルホルダーヘニップルを納める
![【4】ニップルホルダーヘニップルを納める]()
ブラケットを貫通したシフトインナーケーブルを引き出して、シフトインナーケーブルの巻き取り部のニップルホルダーヘニップルを納めます。
【5】アウターケーブルが差し込まれる部分の“割”を通す
![【5】アウターケーブルが差し込まれる部分の“割”を通す]()
ブラケットの内側へ貫通したインナーケーブルはケーブルリードの溝へ通し、ブラケットのアウターケーブルが差し込まれる部分の“割”を通します。
【6】ビニールテープでインナーケーブルを止める
![【6】ビニールテープでインナーケーブルを止める]()
ホルダーやブラケットへシフトインナーケーブルをセットしたら、ドロップバーにビニールテープ(マスキングテープ)で止めて抜けないようにしてから作業を続けます。
【7】シフトアウターケーブルの長さを決める
![【7】シフトアウターケーブルの長さを決める]()
シフトアウターケーブルの長さを決めます。ドロップバーの内側に沿ってダウンチューブのアウターストッパーまで、ハンドルを切った時に無理のない長さで切断します。
【8】ケーブルカッターでアウターケーブルを切断
![【8】ケーブルカッターでアウターケーブルを切断]()
鋼線を縦よりしたシフトアウターケーブルを切る時は、ケーブルカッターの刃を垂直に当てて、切り口を平らに切り、断面やライナーチューブも丸く戻します。
【9】シフトアウターケーブルをレバー用のカップまで押し込む
![【9】シフトアウターケーブルをレバー用のカップまで押し込む]()
レバー用のカップへ、切ったシフトアウターケーブルの先端を奥まで押し込み、シフトインナーケーブルへ通してブラケットの穴へ差し込みセットします。
【10】デュアルコントロールレバーのフタを閉める
![【10】デュアルコントロールレバーのフタを閉める]()
アウターケーブルの先端をブラケットへセットして、インナーケーブルがケーブルリードへ納まっているのを確認したら樹脂製のフタを押し込んで閉めます。
【11】アジャスター機能がない場合は、アジャスターケーブルの途中にセット
アジャスターがフレーム側にない場合は、アジャスターをアウターケーブルの途中にセットすると、シフトケーブルの張りでインデックス変速の調整ができます。
【12】アウターケーブルをビニールテープで仮止め
![【12】アウターケーブルをビニールテープで仮止め]()
シフト用アウターケーブルをドロップバーの内側へ沿わせてまず1カ所をビニールテープで仮止め。ブレーキケーブルを取り付けたら写真のようにテープで固定します。
【13】シフトインナーケーブルをボトムブラケット下のケーブルリードへ通す
![【13】シフトインナーケーブルをボトムブラケット下のケーブルリードへ通す]()
ダウンチューブからフレームの中を通されたシフトインナーケーブルを引き出し、ボトムブラケット下のケーブルリードのフロントディレーラー側へ通します。
「フロントディレーラーのシフトケーブルを取り付ける」
【1】フロントディレーラーの調整
![【1】フロントディレーラーの調整]()
チェーンを張って〈インナーギヤ×ローギヤ>の状態で、内側のチェーンケージとチェーンがぎりぎり触れない状態に内側のストローク調整ボルトを回して調整します。
【2】ストローク調整ボルトの操作
![【2】ストローク調整ボルトの操作]()
内側のストローク調整ボルトをプラスドライバーでA矢印方向へ回すとチェーンケージが外側へ動き、B矢印方向へ回すと内側へ動きます。
【3】ケーブルリードの角度調整
![【3】ケーブルリードの角度調整]()
シマノの11速のフロントディレーラーはシフトケーブルのボトムブラケット下のケーブルリードからの角度でケーブルを止める方法が変わります。付属する専用ゲージ
【4】インナーケーブルの角度をチェック
![【4】インナーケーブルの角度をチェック]()
フロントディレーラーのシフトケーブルを止めるパンタグラフアームにゲージをセットして、ケーブルリードからくるインナーケーブルの角度をチェックします。
【5】コンバータオフ/オフの確認
![【5】コンバータオフ/オフの確認]()
ゲージの溝にインナーケーブルをセットして、ケージのセンターラインから右側(コンバーターオン)、左側は(コンバータオフ)を確認する
【6】コンバータ(ピンの位置)を差し替えてオンとオフに対応
![【6】コンバータ(ピンの位置)を差し替えてオンとオフに対応]()
アルテグラの場合は固定ボルトの下にあるコンバータ(ピンの位置)を差し替えてオンとオフに対応します。右側のオンの場合はピンの位置を左側にセットします。
【7】ケーブルをセット
![【7】ケーブルをセット]()
ケーブルがケージのセンターラインの右側にきたら、コンバータのピンの位置を左側へ、左側にきたらピンの位置を右側にしてからケーブルをセットする。
【8】ピンの位置を設定
![【8】ピンの位置を設定]()
ピンの位置が左側のオンの状態は、センターラインの右側にケーブルがなった場合の設定。
ケーブルがセンターになったらどちら側のモードで固定してもいいです。
【9】ケーブルを通す
![【9】ケーブルを通す]()
ケーブルはピンの左側をリードして、さらに固定ボルトの右側を通して、ワッシャーの下へ通し、4mmアーレンキーで矢印方向へ6~7Nmの力で締めます。
【10】フロントディレーラーにシフト用インナーケーブルを固定
![【10】フロントディレーラーにシフト用インナーケーブルを固定]()
フロントディレーラーにシフト用インナーケーブルを固定して、フロントディレーラーを手で押さえて、変速レバーを操作して初期伸びを出してからケーブルを張り直します。
【11】ケーブルの初期伸びを出しておく
![【11】ケーブルの初期伸びを出しておく]()
フロントディレーラーのチェーンケージが動かないように手で押さえ、ブレーキレバーを兼ねる変速レバーを内側へ適度な力でひねってケーブルの初期伸びを出しておきます。
【12】シフトインナーケーブルのルートを固定
![【12】シフトインナーケーブルのルートを固定]()
初期伸びを出したシフトインナーケーブルのルートを確認して、ワッシャーに沿わせて上へ引きながら4mmアーレンキーで固定ボルトを締めて固定する
【13】シフトインナーケーブルをケーブルカッターで切断
![【13】シフトインナーケーブルをケーブルカッターで切断]()
4mmアーレンキーで矢印方向へ6~7Nmで締めた固定ボルトから、2cmくらいのところでシフトインナーケーブルをケーブルカッターで切る
【14】シフトインナーケーブルの先端をエンドキャプで止めておく
![【14】シフトインナーケーブルの先端をエンドキャプで止めておく]()
ケーブルカッターで切ったシフトインナーケーブルの先端がばらばらになると危ないのでエンドキャプをニッパーでカシメて止めておきます。
9000系デュラエースのゲージ使用法
![9000系デュラエースのゲージ使用法]()
固定ボルトのワッシャーの位置でコンバータオンとオフに対応しています。ケーブルがセンターラインの左側の場合はオフで、ワッシャーの切り欠きの位置を左のフックへ移動。右側でオンの場合は右のフックにワッシャー移動して、ケーブルを右側のフックに沿わせてリードして固定します。
「右デュアルコントロールレバーにシフトケーブルを取り付ける」について
【1】ニップルのホルダーの位置を初期位置(トップギヤ)へ戻す
![【1】ニップルのホルダーの位置を初期位置(トップギヤ)へ戻す]()
リヤディレーラーを操作する右のブレーキレバーの小変速レバーを10回以上カラ押しして、ニップルのホルダーの位置を初期位置(トップギヤ)へ戻します。
【2】ニップルのホルダーの位置を初期位置(トップギヤ)へ戻す
![【2】ニップルのホルダーの位置を初期位置(トップギヤ)へ戻す]()
ブラケットの中に内蔵されているシフトインナーケーブル巻き取り部分のニップルのホルダーの穴へブラケットの外側からインナーケーブルの先端を通します。
【3】ニップルホルダーヘニップルを納める
![【3】ニップルホルダーヘニップルを納める]()
ブラケットを貫通したシフトインナーケーブルを引き出して、シフトインナーケーブルの巻き取り部のニップルホルダーヘニップル(矢印部分)を納めます。
【4】ブラケットの“割り”へ通す
![【5】アウターケーブルの長さを決める]()
ブラケットの内側にある樹脂製のフタを開けてブラケットの内側へ貫通したインナーケーブルをケーブルリードの溝へ通し、ブラケットの“割り”へ通します。
【5】アウターケーブルの長さを決める
![【5】アウターケーブルの長さを決める]()
アウターケーブルの長さを決めます。ドロップバーの内側に沿ってダウンチューブのアウターストッパーまで、ハンドルを切っても突っ張らない長さで切ります。
【6】インターケーブルを切断
![【6】インターケーブルを切断]()
インターケーブルを切り、断面を円く戻し、先端にカップを押し込み、ダウンチューブのインナーケーブルを内蔵する穴のアウターストッパーへセットします。
【7】インナーケーブルがケーブルリードへ納める
![【7】インナーケーブルがケーブルリードへ納める]()
アウターケーブルの先端をブラケットへセットして、インナーケーブルがケーブルリードへ納まっているのを確認したら樹脂製のフタを押し込んで閉めます。
【8】アウターケーブルの切断
![【8】アウターケーブルの切断]()
リヤエンドの部分までシフト用インナーケーブルが内蔵されているアウターケーブルが無理のない曲がりになる長さへ切り、必要なカップを末端に付けておきます。
【9】ライナーチューブをボトムブラケット側へ向かって通す
![【9】ライナーチューブをボトムブラケット側へ向かって通す]()
シフト用インナーケーブルをチェーンステー内へ内蔵するために、リヤエンド側から樹脂製のライナーチューブをボトムブラケット側へ向かって通します。
【10】ダウンチューブからインナーケーブルを引き出す
![【10】ダウンチューブからインナーケーブルを引き出す]()
ダウンチューブからフレームの中を通されたシフト用インナーケーブルを引き出し、ボトムブラケット下のケーブルリードのリヤディレーラー側へ通します。
【11】ライナーチューブの中にインナーケーブルを通す
![【11】ライナーチューブの中にインナーケーブルを通す]()
チェーンステーのボトムブラケットよりの穴から出たライナーチューブの中に、ボトムブラケット下ケーブルリードを通したインナーケーブルを通します。
【12】ライナーチューブを引く抜く
![【12】ライナーチューブを引く抜く]()
チェーンステーの中を通っているライナーチューブの中へシフトインナーケーブルを通し、リヤエンドの穴まで到達したら、ライナーチューブを引き抜きます。
「アルテグラ・リヤディレーラーにシフトケーブルを取り付ける」
【1】リヤディレーラーのアジャスターにシフト用インナーケーブルを通す
![【1】リヤディレーラーのアジャスターにシフト用インナーケーブルを通す]()
アジャスターにセットする側のアウターケーブルの先端にカップを取り付けます。リヤディレーラーのアジャスターにシフト用インナーケーブルを通します。
【2】インナーケーブルをリヤディレーラーに固定する
![【5】アウターケーブルの長さを決める]()
インナーケーブルを固定ボルトの外側にリードして、ワッシャーの下へ通し、ケーブルを引きながら4mmアーレンキーで6~7Nmで締めて固定します。
【3】シフトケーブルの初期伸びを出す作業
![【3】シフトケーブルの初期伸びを出す作業]()
リヤディレーラーのプーリーケージが動かないように手で無理のない強さで押さえて、シフトケーブルの初期伸びを出す作業をします。
【4】シフトケーブルのアウターとカップなどのなじみや初期伸びを出す
![【7】インナーケーブルがケーブルリードへ納める]()
右デュアルコントロールレバーのブレーキレバーを兼ねる変速レバーを内側へ押して、シフトケーブルのアウターとカップなどのなじみや初期伸びを出します。
【5】シフトケーブルを切断
![【7】インナーケーブルがケーブルリードへ納める]()
初期伸びを出してから固定ボルトを緩め、シフトケーブルを引きながら張り直し、固定ボルトから2cmのところでケーブルカッターで切ります。
【6】インナーケーブルにインナーキャップをかぶせる
![【6】インターケーブルを切断]()
シフト用インナーケーブルは、切ったままでは先端がばらばらになって危ないので、インナーキャップをかぶせてニッパーでカシメて止めます。
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