ハンドル周りのフィッティング「ハンドル幅の違いによるフォームの変化」についてご紹介
ご訪問ありがとうございます。
今回は、ハンドル周りのフィッティング「ハンドル幅の違いによるフォームの変化」についてご紹介します。
ドロップハンドルの幅は、肩幅程度が良い?
ドロップハンドルの幅は、今も昔もおよそ肩幅程度が良いとされています。その理由は「前屈みになって両腕をだらんと下げた時に、両手で掴みやすい位置にハンドルがある」というものからです。この「前屈みの弛緩状態こそ、あるがままの骨格である」という理論に基づいています。
昔のハンドル幅の標準は400mm、現在は420mm
しかし実際にはハンドル幅にもトレンドがあります。かつて身長170センチ前後の標準的日本人体型では、ハンドル幅400mmを使う人が多かったのですが、それが2000年以降は徐々に幅が広くなり、現在の標準は420mm。かつてで言えば、170cm台後半の人向けのハンドル幅を使うようになっています。
新しいサドル形状の考案によるフィッティングスタイルの変化
この変化の理由は「幅広のほうがコントロール性がいい」「胸が開いて呼吸が楽になる」ということだけでなく、その他の遠因としてサドルの進化があげられます。
尿道など会陰部への負担が少ないサドル形状が考案された結果、骨盤を前へ倒しやすくなり、結果として上半身が前へ出て胸を開くような姿勢を取りやすくなったからです。そして、胸を開いた状態で適した腕の幅が求められた結果、幅が広くなったと考えられます。

| 骨盤の傾き具合で、サドル先端部分とのクリアランスは変化する |
| 骨盤の傾き具合 |
|
サドル |
スタイル |
| 強い |
小さい |
分散型 |
穴あきサドル
(4点支持) |
骨盤前傾型 |
| 中 |
中 |
|
|
|
| 弱い |
大きい |
局所型 |
トラッドサドル
(3点支持) |
骨盤垂直型 |

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ドロップハンドルは肩幅を目安に幅を決定
標準的な成人男性のハンドル幅は420mmが基本。それをベースに±20mmで考えよう。
ハンドル幅は肩幅が目安

扱いやすく、高強度のペダリング時に力が入りやすいハンドル幅は、肩幅程度と言われています。現在は一般的な体格の成人男性の場合、420mmがスタンダードになっています。
ハンドル幅(芯芯ブラケット幅)
ブラケット位置でのハンドル幅。ボントレガーなど、一部のパーツブランドは、このブラケット位置でハンドルサイズを表記しています。

ハンドル幅(芯芯エンド幅)
通常「ハンドル幅」というと、エンド部分での芯芯寸法を指すことが多いです。
ハンドルリーチ
上ハン部分のセンター〜ブラケット部のセンターまでの距離のことです。リーチが短いほど、上ハンとブラケットとの姿勢変化が小さくなり、リーチが大きいと、上ハンがよりリラックスした姿勢になります。
ハンドルドロップ
上ハン部とエンド部の芯芯での落差のこと。ドロップが大きいと、下ハンを握ったときにより深い前傾になります。
ライズも選べる

ロードバイクのハンドル位置を高くしたいというニーズが高まるにつれ、クランプ部分がライズした製品も用意されています。
スペシャライズド・Sワークスフーバー+15(手前)と同シャローカーボン(奥)は、リーチ75mm/ドロップ123mmという数値こそ同じですが、フーバーのほうが15mm上がっていることがわかります。
クランプ径に注意

ハンドルを交換する際には、クランプ部分の径に注意しなくてはなりません。かつては26.0mm(写真右:主にビンテージバイク)が多かったが、現在は31.8mm(写真左)が主流になっています。
この他に、一部メーカーから35.0mmの径もリリースされています。
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骨盤が垂直に近い→ハンドル幅は狭め(400mm)


横から見たフォームが、「骨盤が垂直に近い状態+猫背気味」のライダーは、狭めのハンドルバーとの相性が良く、昔から乗っている人に多いタイプで、サドルに座る位置は後方2点がメインとなります。
肩関節から直接前方に向けて腕を出す傾向が強いため、ハンドル幅で迷ったら狭めをチョイスだ。目安として身長170cmで400mm。
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骨盤が前傾する→ハンドル幅は広め


横から見たフォームが「骨盤が前傾+背骨を伸ばし気味」のライダーは、幅広いハンドルバーとの相性が良い傾向にあります。
穴あきや座面がフラットなサドルを使っている人に多く、座る位置は後方2点に加えて前方にもしっかりと体重が乗っているフォームになり、肩関節から肘を外側へ開くように前へ出す傾向が強いスタイルです。目安として身長170cmで420mm。
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