クリップスタジオペイント 「ペンタブレットの基本」についてご紹介|クリスタ入門
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今回は、クリップスタジオペイント 「ペンタブレットの基本」についてご紹介します。
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「ペンタブレットの基本」についてご紹介
CLIP STUDIO PAINTで絵を描くにはペンタブレットを使うのが基本です。今回は、ペンタブレットの種類から基本の使い方までをご紹介します。
「ペンタブレットの種類」について
ペンタブレットには「液晶タブレット」と「板タブレット」の2種類があり、それぞれにメリット/デメリットがあります。
液晶タブレット(通称::液タブ)
液晶パネルに専用のペンで直接描いていくため、紙と近い感覚で描画することができます。思ったところに線が引きやすく、板タブレットに比べて比較的すぐ慣れやすいのが最大の利点です。
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板タブレットに比べて高価なのがネックでしたが、最近は低価格なものも販売されるようになってきました。ただそれでも板タブレットより少し高かったり、描き心地が紙とはどうしても違ってきたりします。購入する前に試し描きするのがオススメです。
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板タブレット(通称:板タブ)
ディスプレイの画面を見ながら、手元のタブレットから専用のペンを動かして描いていきます。手元を見ながら描くアナログとは感覚が異なるため、慣れるまでに時間が必要です。
しかし、液晶タブレットに比べて比較的価格が安いので、お試し感覚で手を出しやすいのが強みの1つです。そのほかに手元で絵が隠れなかったり、軽いので移動させやすい、板の上に紙を貼って自分の好みの描き心地にできるなどの利点もあり、昔からプロアマ問わず利用されています。
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ペンタブレットのサイズを決めるポイント
液晶タブレットも板タブレットも、大きいサイズになればなるほど描画範囲が広がるため、一般的に描きやすくなります。ですがその分価格が高くなり、作業スペースも圧迫してしまいます。
タブレットを購入する際は、値段や描き心地だけでなく、作業スペースのことも考慮してサイズを決めましょう。
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コペン(サイト管理者)は、板タブを愛用しています。机にはキーボード、マウス、板タブを並行に並べて作業しています。板タブはコンパクトなため「キーボード」と「板タブ」との組み合わせ、ペン操作からマウス操作への切り替えがスムーズにできるというメリットがあります。
「ペンの持ち方」について
タブレットのペンも、基本的に通常のペンの持ち方と同じです。ただし、タブレットの場合はペン横にあるサイドスイッチもよく利用するので、親指や人差し指をボタンがすぐ押せる位置に持っていくのがポイントです。
なお、メーカーや種類によりボタン数や設定が異なる場合があります。
ペンの操作構成 |
テールスイッチ(消しゴムなどになる)
|
サイドスイッチ |
ペン先 |
「ペンタブレットの基本操作」について
タブレットは、タブレット面の上をペン先でたたいたり動かしたりすることで、マウスのドラッグやクリックと同様の操作を行うことができます。
ポインターを動かす
タブレット面の上でペンを少し浮かせた状態で移動させると、動かした方向へポインターが移動します。
ドラッグ
タブレット面にペン先を付けたまま移動すると「ドラッグ」。ドラッグしたあとでペン先を離すと「ドラッグ&ドロップ」になります。タブレットで描く際もこの動作を行います。
クリック
タブレット面の上を1回たたきます。
ダブルクリック
タブレット面の上で、同じ場所を素早く2回たたきます。
右クリック
少しペン先を浮かせた状態で、ペンのサイドスイッチいずれかを押すと右クリックになります。右クリックは、
機種によってボタンの割り当てが異なることが多いです。タブレットのドライバ設定から確認/変更を行ってください。
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「デジタルイラストを描くコツ」について
デジタルイラストにはじめて挑戦する方は、最初のうちはアナログとの違いに戸惑うかもしれません。デジタルイラストを描くにもコツがあるので、ここでは押さえておいたほうがよいコツをいくつかご紹介します。
線は一気に描く
細かな部分は指先の動きだけで大丈夫ですが、長めの線は手首やひじを軸にして一気に描くほうが綺麗な線が描けます。
描いた線が気に入らない場合、「やり直し(Ctrl+Z)」線を一気に引く、を繰り返して納得のいく線を完成させます。やり直しが簡単にできるのも、デジタルの利点です。
手首や肘を軸にして一気に線を描くと、長く綺麗な線が描けます。
画面を回転させながら描く
線には人それぞれ描きやすい方向が存在します。CLIP STUDIO PAINTでは画面表示を回転/反転させることができるので、描きにくい方向の線が出てきた場合は、画面を描きやすい角度にしてから描きましょう。
上から下が描きやすいので画面を回転させて描く
一度描いてから、あとで余分な部分を消す
例えば髪の毛などは、線をつなげて描くよりも、一度線と線を交差させてから無駄な部分を削除したほうが、交差部分がシャープになります。また、余分な部分を非表示にすることもできるマスクという便利な機能もあります。
続けてギザギザに描くと先が丸くなる
別々の線を交差させて描いてから無駄な部分を削除すると、先がシャープになる
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