「電子工作：電線のサイズ表記」についてご紹介｜「電子工作/修理/メンテナンス」

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今回は、「電線のサイズ表記」についてご紹介します。

電線のサイズは通常、導体径や導体断面積で呼ばれます。現在広く使われているのは、AWG(AmericanWireGauge)とミリメータワイヤゲージ(millimeterwiregauge)の2種類です。

電線の絶縁被覆の上に「AWG20」や「18AWG」という記号が印刷されているのに気づかれたことがあるでしょうか?

下記表は、AWG番号と直径断面積を一覧にしたものです。ここでは、日本の標準であるメートル法による数値だけを列挙しました。また、AWG36よりも細い電線が生産されているため、AWG40まで掲載していますが、これより細い電線も使われています。

ミリメータ・ワイヤゲージは、国際単位系に基づく表示方法です。単線の場合は、導体の直径をmmあるいは1/10mmの倍数で、また、より線の場合は、断面積をmm(squaremillimeter)で表します。

電線のさまざまな電気的特性のうち、導体抵抗や電流容量が導体の断面積で決まってくるため、表示を見て簡単な計算をするだけで、電気的特性のいくつかを把握することができます。

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