「プリント基板の自作：切断と仕上げ/パターン修正/組み立て」についてご紹介｜「電子工作/修理/メンテナンス」

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今回は、「プリント基板の自作：切断と仕上げ/パターン修正/組み立て」についてご紹介します。

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複数のパターンを一緒に作成したり、余分な部分がある場合には、ここでそれらを切断します。直線部分を切断するにはアクリルカッターを使い、曲線の場合には糸鋸を使います。

アクリルカッターで切断するときは、金属定規でしっかりと補助しながらアクリルカッターで溝を付けて切断していきます。

最初の内はカッターにあまり力を加えず軽く溝をつけ、大体の溝が付いてから力を加えます。その後溝が十分についたら定規をはずして何回もカッターをかけて溝を深くします。

最初からカッターに力を加えると、補助定規に沿った線でなく、別の方向に刃がそれてしまうことがあります。両面に溝がついたら、手で折れば簡単に切断できます。切断面のバリをそぎ落としておきます。

取り付け用の3.2mmの穴もあけ終わったら、最後の仕上げに、もう一度アルコールで表面の汚れを取り、全体にフラックスを塗布して仕上げます。

フラックスを塗布しておくと銅箔表面が酸化せずいつまでもきれいな状態を保つことができるとともに、はんだ付けのフラックスの役割も果たすので、きれいなはんだ付けができます。

実装途中でパターンが間違っていたことに気が付いたときは下記のようにして補修します。

単純にあけ忘れのときは1mm以下の小さい穴なら、ドリル刃をピンバイスに取り付けて直接手で持って回転させてあけます。ただしドリル刃は非常にもろいので、斜めにするとすぐ折れてしまうので注意が必要です。

近くの配線のときは、部品のリード線を利用します。必要な長さで切り、折り曲げて配線します。遠くのときは細めの被覆線材で配線します。

余分なパターンはカッターで切断し、不足のパターンは2の方法で配線します。 このような補修が自由にできる所が自作のよい所です。気にしないでどんどん補修をして使いましょう。

プリント基板ができ上がったら部品を実装して組み立てますが、このとき必要となる電子部品類は小型のものが多く、種類も多いので、電子工作を続けていくには整理整頓をしておくことが間違いなく手早く作るコツです。

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