「プリント基板のはんだ付けの方法」のご紹介｜「電子工作/修理/メンテナンス」

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今回は、「プリント基板のはんだ付けの方法」をご紹介します。

プリント基板に部品を取り付けるためのはんだ付けは、次の手順で行います。

もし酸化しているようなときは、パターンは作業前に台所用アルミたわしで磨き、部品のリードは細かなサンドペーパーやヤスリなどで磨きます。

部品のリード線を取り付け穴の間隔に合わせて折り曲げます。この時あまり部品の根元近くから曲げると部品の特性が変わってしまうこともあるので、2~3mm程度の余裕を持って曲げるようにします。

はんだこての先を部品とパターンの両方に接するように当てて、リードとパターンを熱します。

はんだこてを当てたまま、熱した部分に糸はんだを当てれば自然に溶けますが、あまり沢山のはんだを溶かさないようにします。

はんだが水を流したように溶け、周りにいき渡ったらこてを離し、ちょっと待ってはんだが固まったら終了です。

抵抗やコンデンサなどのリード線は、はんだ付けをしながら、ひとつずつ、付けては余分なリードをニッパで切断するということを繰り返します。あまりリードは長くせず、短め(1~2mm程度)に切断します。

はんだ付けが完了したら、回路図と照らし合わせながら確認していきます。

間違って部品を取り付けたような場合には、はんだ吸い取り器を使って次の手順で交換します。

• はんだこてを取り外す部品の基板上のはんだ部分に当てて、はんだを十分溶けた状態にする。
• こてを当てたままで、吸い取り器を当てがい、はんだこてを離した直後に吸い取る。
• すべてのリードの吸い取りが完了したら、部品をペンチなどではさんで引っ張っして取り外す。
• 抜いた後の基板の穴が完全にあいていないときは、再度こてを当てて溶かしたあと、もう一度吸い取って穴をあける。

はんだ吸い取り器の代わりに、はんだ吸い取り線を使って部品を取り外すことができます。

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