「チップ抵抗器」についてご紹介｜「電子工作/修理/メンテナンス」

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今回は、「チップ抵抗器」についてご紹介します。

表面実装用の小型平板構造の抵抗で、一般用の炭素厚膜形成によるものと、高精度用の金属厚膜形成によるものがあります。

チップ抵抗器は本来小型であるため、高周波特性に優れていて、金属厚膜であれば温度特性や雑音特性も優れています。ただ、許容電力が小さいので、定格電力を超えることがないように注意する必要があります。

定格電力により寸法が異なっており、電力値よりもタイプ名で呼ばれることが多いようです。タイプ名は実は外形寸法を表しています。寸法の呼称と許容電力値は下記のようになっています。

チップ抵抗器の抵抗値は、表面にE24系列の場合は3桁の数値で表記されています。この値は最初の2桁が実数で最後の桁が10の階乗数を表しています。

チップ抵抗を実装するときには、特に電力値の大きいチップ抵抗器の場合には、パターンを大きめにして、熱の放散がし易いようにしてやるのがコツです。

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