「抵抗器(レジスタ)：抵抗値とカラーコード」についてご紹介｜「電子工作/修理/メンテナンス」

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今回は、「抵抗器(レジスタ)：抵抗値とカラーコード」についてご紹介します。

実際の抵抗値はE系列値を10の何乗倍かしたものとなっています。通常よく使う抵抗の単位は下記となります。

しかし、最近の抵抗器は非常に小型になったため、数字を直接書けないので、色のついた数本の線で抵抗の値、誤差を表しています。これをカラーコードと呼び下記のように数値と対応しています。

「抵抗値：カラーコード表」をご紹介します。

通常のカーボン皮膜抵抗器は、下図のように4本のカラー線で抵抗値が表現されています。カラーコードのどちらが初めかを見分けるには、印刷が端の方に寄っている方が最初の線です。このカラーコードによって抵抗値と誤差を読み取ります。

例えば、カーボン皮膜抵抗器でカラーコードが第1色帯から順に茶黒赤金だったとしたら、抵抗値はいくつになるでしょうか?

したがって下記となります。

さらに高精度の金属皮膜抵抗ではE96系列を使うため、有効数値が3桁となります。そこで、これをカラーコードで表現するために、下図のようにカラー線を5本使っています。

この時ははじめの3本をそのまま数値とし、4番目で乗数をかけてやり、5本目が誤差という見方をします。

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