第10回『任天堂』『理想のゲーム機』との出会い– 『ファミコン』誕生物語

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第9回ファミコンの誕生に大きな影響を及ぼしたゲーム機は？～ファミコン』誕生物語～

第9回ファミコンの誕生に大きな影響を及ぼしたゲーム機は？ ご訪問ありがとうございます。 前回からの続き 今回は 『ファミコン』の誕生に大きな影響を及ぼした『ゲーム機』は？ をご紹介します。 『家庭用ゲーム機』のはじまり 『家庭用ゲーム機』の...

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2020.04.18

今回は
『任天堂』『理想のゲーム機』との出会い　をご紹介します。

ファミコン・サイトマップをご紹介します。

ここの頃、『上村部長』は
『アーケードゲーム』が自宅で遊べるような『ゲーム機』というイメージはあったんだけど。

『アーケードゲーム機』の販売価格は、数十万円。

高性能な『電子機器』を

惜しみなく搭載することで

『高グラフィック』で『スムーズ』な『画面描写』ができることは、

『開発2部』での『アーケードゲーム』の開発経験から知ってはいたんだ。

だけど、低価格な『家庭用ゲーム機』でそれが再現できるかどうかわからなかたんだ。

そうだね、1981年~82年の『半導体』の技術で

『理想のゲーム機』が実現できるかがわからなかったってことだね。

そうだね。

それで、最近、面白い資料を見つけたんだ。

そう、アメリカの『ゲーム会社』である
『コレコ社』の『ブロムレイ』さんが『任天堂』に訪問していることがわかったんだ。

そう『コレコ社』の『ブロムレイ』さんは

『家庭用ゲーム機』の『コレコビジョン』の開発責任者なんだけど。

どうも『コレコ社』の『コレコビジョン』を
日本で売り出そうと『任天堂』との商談で訪れていたんだ。

はじめまして『コレコ社』の『ブロムレイ』と申します。

今回、御社にお見せしたいのは、
弊社が来年アメリカで発売予定の『コレコビジョン』です。

今、アメリカでヒットしている『アタリ社』の『ATARI2600(VCS)』より、はるかに高性能ですよ。

最新の『ビデオプロセッサ』も搭載してますから
『アーケードゲーム』のような

『高解像』で『スムーズ』な『画像表現』も可能ですよ。

おー、これはいいですね。
最近出回っている『家庭用ゲーム機』とは段違いの性能ですね。

実は『アーケードゲーム版』の『ドンキーコング』が
『家庭用ゲーム機』で遊べるようになるのは、
『ファミコン』がはじめてではないんだ。

そう、1982年に『コレコ』が『マテル社』の『インテレビジョン』や『コレコビジョン』から

そして『アタリ社』の『ATARI2600(VCS)』からも発売されているんだよ。

それで『コレコ』が『任天堂』と『ドンキーコング』の『ライセンス契約』を結ぶこになり、

『開発2部』が

『ファミコン』の仕様を検討していた1982年に春頃には
『コレコビジョン版』の『ドンキーコング』を見ることができたんだ。

『コレコビジョン版』の『ドンキーコング』はこんな感じです。

この『ドンキーコング』を見た『上村部長』は

『家庭用ゲーム機』でも『アーケードゲーム』のような『ゲーム機』が実現できることを確信するんだよ。

そうだね、

『任天堂』の『ファミコン』に影響を与えた『家庭用ゲーム機』は、

1982年8月にアメリカで発売された、
『コレコ社』社の『コレコビジョン』ということだね。

『コレコ社』と『任天堂』の関わりは、

『ファミコン』に影響を与えた『コレコビジョン』だけじゃないんだ。

そう『ドンキーコング』の『著作権』の問題で

『任天堂』とハリウッドの大手『映画会社』である『ユニバーサル社』と裁判で争うことになるんだけど。

この『キングコング裁判』にも大きく関わってくる会社なんだ。

『キングコング裁判』については、またページでご紹介します。

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