工画堂スタジオの名作(4本)・全タイトル(17本)のご紹介

ご訪問ありがとうございます。

今回は現在も活躍する光栄（コーエー）や日本ファルコムなどと数少ない日本のパソコンゲームメーカーのひとつである

工画堂スタジオの名作(4本)・全タイトル(17本)のご紹介します。

工画堂スタジオは、パワードールシリーズやシュヴァルツシルトシリーズなど、硬派なシミュレーションゲームで有名ですが会社の歴史も長く

1916年に図案と版画、谷工画堂として創業し、1960年には株式会社工画堂スタジオを設立します。

その後20年後の82年には鬼羅あきらさんを中心にソフトウェア開発部が発足され、PCゲームを次々と発売するようになります。

そしてこの会社のソフトウェア開発部は、

ねこさんちーむ
うさぎさんちーむ
くまさんちーむ

というチームにかわいい名前のチームに分けられ、ラインごとに作品の特色を分けながら作品を送り出しています。

PC98時代の代表的なチームごとの作品をご紹介しますと

ねこさんちーむが、シュヴァルツシルト（Schwarzschild）シリーズを中心に

をリリースし

うさぎさんちーむは、
セクシーなお姉さんを描かせれば天下一の工画堂が贈る硬派シミュレーションゲーム、パワードールシリーズを中心に

を生み出しています。

工画堂スタジオの作品は硬派なゲームも多い中、デザインの美しさにもユーザーから支持されている秘密ですよね。

その始まりはなんと大正5年（谷工画堂の創業）、

そしてそのデザインルーツとも言えるのが手描き製版職人さんなんです。

この頃の工画堂は書籍の装丁や社史編纂、大手玩具メーカーの商品企画やパッケージデザインを中心としたデザインの会社だったんです。

その後80年代にはボードゲームの企画・開発を礎にパソコンゲーム市場に参入することになります。（そのためシミュレーションゲームが多いのです）

しかし90年中頃になると家庭用ゲーム市場（スーパーファミコンやプレイステーション）の成長とPCゲームに衰退のため

多くのメーカーがコンシューマ向け市場に参入するか、18禁のアダルト系路線で生き残るかの選択に迫られることになります。

そんな中この会社は
デザイン部門で教育コンテンツや玩具デザイン（リカちゃん・人生ゲーム）などの仕事にも携わり
過去には昭和天皇のご著書の装丁を行うなど創業からの伝統を守るため

あえてゲームに関しても一般ゲームにこだわり、非アダルトを看板に掲げてきたんです。

結果、作品の完成度の高さから多くのユーザーに支持され、日本ファルコムや光栄（コーエー）など数少ない生き残りのメーカーとして今も活躍しています。

工画堂の名作(4本)・全タイトル(17本)をご紹介します。

工画堂はPCエンジンやPC-FXでもシュヴァルツシルトやパワードールシリーズをリリースしていました。

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