任天堂 セガ ファミコン

第1回『セガ』家庭用ゲーム参入 『セガ』VS『任天堂』ファミコン

任天堂

第1回『セガ』家庭用ゲーム参入 『セガ』VS『任天堂』ファミコン

ご訪問ありがとうございます。

今回は『セガ』家庭用ゲーム参入 『セガ』VS『任天堂』ファミコン

についてご紹介します。

セガ ロゴ

 

任天堂ロゴ

おー『セガ』

『セガ』は

 

1970年代『アーケードゲーム業界』で『ナムコ』や『タイトー』と共に3強メーカーとして君臨し、

 

1980年代には『任天堂』の『ファミコン』登場と同時に、
『家庭用ゲーム業界』に参入し、80年、90年代と『任天堂』と対決し続けたメーカーだね。

セガ

巨人になった『任天堂』に挑戦し続ける『セガ』って感じだね。

そうだね、それでは『セガ』のはじまりから『家庭用ゲーム機参入』までを見てみよう。

『セガ』のはじまり

『セガ』のはじまりは、

1960年に『セガ』の前身となる『日本娯楽物産』の誕生からなんだ。

 

その後、1965年には『セガエンタープライゼス』として『業務用アミューズメント機器』の製造や施設の運営を開始するんだ。

セガ

その後、1972年にアタリ社から『ビデオゲーム』の祖と言われる『ポン』の登場や、
1978年の『タイトー』の『スペースインベーダー』の『大ヒット』を契機に
『セガ』は『ビデオゲーム開発』へと舵を切っていく。

 

そして、アメリカの『グレムリン社』を買収し

『ビデオゲーム開発』の『ノウハウ』を蓄え

 

『レースゲーム』の『モナコGP』などを次々にリリースし、業界で存在感を示していくんだ。

モナコGP

そして『セガ』は、

『アーケードゲーム』だけでなく、
『家庭用ゲーム機』市場への参入を検討し始めるんだ。

『セガ』の家庭用『パソコン』『SC-3000』の誕生

『セガ』の社内会議

やはり『アーケード市場』だけに頼っているだけでは駄目なんじゃないか。

『アーケード市場』がいつまでも増加し続けるとも限らない。

 

新しい市場を開拓せねばなるまい。

アーケードゲーム

そうですね。

それじゃ、家庭用はどうでしょう?

『任天堂』が発売した、『ゲーム&ウオッチ』みたいなのはどうです?

うーむ、少しうちとは路線が違いすぎるのでは?

うーん、それじゃ『パソコン』はどうです?

『パソコン』?

今『パソコン』市場が伸びてますよ。
『パソコン』を『家庭用向け』に低価格で提供するのはどうでしょう?

低価格『パソコン』かー。いいかも

 

低価格の『家庭用パソコン』で、新しい市場開拓をしよう。

 

と言うことで、家庭用の『低価格パソコン』の開発が、決まったんだ。

 

その名は『SC-3000』

SC3000

なんか、あっさりー。

『セガ』は、フットワークのいい会社だからね。

『セガ』らしいね。

ちなみに『SC-3000』の意味は

 

『SC』『Sega Computer』って意味で

 

『3000』は、価格が29800円だから
数値丸めて、1桁減らして『3000』なんだ。

SC3000

『SC-3000』の開発開始

『セガ』に家庭用『パソコン』開発チームが発足され、

チームは早速、企画にとりかかったんだ。

『セガ』の開発チーム

低価格な『パソコン』ねー。

安く作るには、できるだけ汎用の『チップ』を使うしかないなー。

そうですねー

『Z80系』のCPUとか

 

『テキサスインスツルメンツ社製』の『画像表示プロセッサー』

 

『SG系』の『サウンドチップ』あたりですかね?

CPU

でも、どうやって作ります?

 

我社は『コンシューマー向け』の商品を作ったことありませんからね。

 

うーん、そうなんだよー
どうしようか

『ナムコ』の幻の『NC1』プロジェクト

実は『アーケードゲーム業務』の『雄』である『ナムコ』も

 

後に『家庭用ゲーム機』に参入するために『プロジェクト』を立ち上げたことがあるんだよ。

ナムコ

『ナムコ』も

そう『NC1』というプロジェクトで『ナムコ』社内で開発が進んでいたんだよ。

この『ナムコ』の『家庭用ゲーム機』開発プロジェクトは
『NC1 (Namco Consumer 1)』という意味で何度か立ち上がったんだけど

 

この当時、最先端の『アーケードゲーム業界』の中でも
1番『ビデオゲーム』の技術力が高かったと言われている
『ナムコ』でも

『家庭用ゲーム機』への参入は容易ではなかったんだ。

マッピー

何故、参入できなかったの?

この頃の『ナムコ』は『ゲーム業界』でもトップクラスの人材とノウハウも揃っていたんだけれど

 

それは『コスト削減』のノウハウが不足していたんだ。

ナムコ

『コスト削減』のノウハウ不足?

そう『アーケードゲーム業界』の『メーカー』は
1台数十万円の『ゲーム筐体』を販売していたからね。

 

『家庭用ゲーム機』の場合、

価格が1万円台でないと子供たちに買ってもらえないんだよ。

ファミコン

確かに子供の頃は、お小遣いが少ないから大きな買い物ができるのは、
1年に1回の『クリスマス』か『お年玉』くらいだものね。

そう、『家庭用ゲーム機』は購買層が子供たちだから価格にとてもシビアなんだよ。

それで『ナムコ』はなかなか採算が合う『商品』が作れなくて
結局、参入も諦めたんだよ。

 

ということは『セガ』も・・・

そうなんだ『セガ』も低価格な『家庭用ゲーム機』をつくるノウハウは持っていなかったんだ。

セガ ロゴ

『セガ』『コンシューマー向け商品』をつくろう

そんなある日。

なにー『コンシューマー向け』の組み立てができる会社がある?

 

『フォスター電機』?

 

『フォスター電機』って『スピーカー製造』で有名な会社でしょう?

そう『フォスター電機』は、

 

1980年代のオーディオブーム終焉の後も
業績を伸ばしている数少ない『音響機器業界』のメーカーだよ。

フォスター電機

『Fostex(フォステクス)』ブランドや『DIY用スピーカー』などの印象があるね。

当時『フォスター電機』は、

いろんな『製造委託』の仕事もしていたんだよ。

 

『コンシューマー向け』の製造をしたことのない『セガ』にとっては、渡りに船だったんだ。

セガ ロゴ

 

フォスター電機

ちなみに『家庭用ゲーム機』など一般消費者向けの『ゲーム機』

『コンシューマー向けゲーム機』と言います。

 

『セガ』は

 

『フォスター電機』の『コンシューマー向け』商品の製造についてのコスト削減や効率化の『ノウハウ』のおかげで

開発は順調に進んでいったんだ。

セガ

そんな矢先に、ある情報が『セガ』に届いたんだ。

『任天堂』の『ファミコン』登場

『セガ』の社内会議

なにー

『任天堂』が『家庭用ゲーム機』の開発を進めている?

任天堂ロゴ

はい『コードネーム』は『ガメコム』

 

価格は、我が社が開発中の『SC-3000』の半額くらいになりそうです。

 

発売は、1983年の7月頃だそうです?

ファミコン(ファミリーコンピューター)

これは、我が社の『コンシューマー路線』の障害になりそうですね。

うーむ、おのれー。
なんとかならんのかー。

うーむ、それなら

現在開発中の『SC-3000』をベースにして

『任天堂』に対抗できる価格に『コストダウン』してはどうでしょう?

 

それなら、間に合いそうです。

SC3000

なるほどー。
やってみるかー。

こうして『任天堂』の『ファミコン』に対抗するために

『セガ』は『SC-3000』をベースに

『家庭用ゲーム』に特化した『SG-1000』を開発することにしたんだ。

『SC-3000』から

『キーボード』や『ビデオ出力端子』や『カセット』
そして『プリンタ端子等』を廃した事により、

ほぼ半額の『15000円』という大幅な『コストダウン』に成功するんだ。

SG1000

突貫工事だね。

ちなみに『SG-1000』の『SG』は『Sega Game』
『1000』は、1万円台の1000だよ。

動いた『任天堂』

『セガ』が

『任天堂』の『家庭用ゲーム機』に対抗した、
『SG-1000』を開発している最中

 

『任天堂』にも『セガ』が『家庭用ゲーム機』を開発中であるという
情報を察知したんだ。

任天堂ロゴ

1983年『任天堂・本社』の『ファミコン』開発チーム

『上村部長』

任天堂上村
任天堂上村

なにーあの『セガ』が『家庭用ゲーム機』に参入する。

 

しかも価格が『15000円』?

 

・・・・・

 

これは、なんとか『セガ』に対抗できる価格に『コストダウン』しなければ、負けてしまう。

 

『任天堂』の開発チームは、

『セガ』の『家庭用ゲーム機』に対抗するため
『ファミコン』の発売間近に、『コストダウン』に奔走することになる。

ファミコン

『任天堂』と『セガ』の情報戦

『任天堂』と『セガ』って、

なぜお互いに『家庭用ゲーム機』の開発情報を知っていたの?

この当時、『任天堂』と『セガ』は、『アーケードゲーム』で取引をしていたことなどから、お互いに情報交換をしていたんだよ。

それに『セガ』が『家庭用ゲーム機市場』で『任天堂』に対抗できるように
対策を計画していた人がいたんだよ。

セガ・ソニック

へー

その人は『任天堂』にとても精通していた人なんだ。

それで、価格や発売日が、わかったのか。

『SG-1000』と『ファミコン』の発売

遂に『セガ』は、

1983年7月15日に

家庭用『パソコン』の『SC-3000』を『2万9800円』で
『家庭用ゲーム機』の『SG-1000』を『1万5000円』で発売するんだ。

SC3000SG1000

そして、なんと『任天堂』の『ファミコン』も同じ日に発売されているんだ。

ファミコン(ファミリーコンピューター)

『セガ』と『任天堂』の戦いがはじまるー。

この時の『ファミコン』の発売価格は『1万4800円

『セガ』より200円安いー。

この『ファミコン』の『1万4800円』という価格、
『セガ』に対抗するための値段だっだんだ。

 

初年度の『SG-1000』と『ファミコン』の売れ行きは?

そして『SC-3000』は、日本だけでなく北米や欧州などでも30万台出荷され
『SG-1000』は、初年度で約16万台出荷されたんだよ。

SG1000

ちなみに『ファミコン』の出荷台数は、初年度は45万台です。

その後、全世界で6000万台出荷される『大ヒット』商品になるんだ。

ファミコン

さすが『ファミコン』

だけど『セガ』にとっては

『SG-1000』が初年度で16万台出荷されたことは驚きだったんだよ。

SG1000

『アーケードゲーム』機では、

 

売上単価は違うけど、数千台出荷されれば『大ヒット』の世界なんだ。

その中で、16万台出荷されたことは『コンシューマー路線』への将来性を感じさせる十分な実績だったんだよ。

 

ここから『セガ』は『家庭用ゲーム機』の『メーカー』としての歩みを進めていくことになるんだ。

セガ ロゴ

今回はここまで

『任天堂』の『ファミコン』に対抗して、
『セガ』は同年同日の1983年7月17日に
『家庭用ゲーム機』を『SG-1000』発売する。

ご閲覧ありがとうございました。

『セガ』家庭用ゲームの時代 『セガ』VS『任天堂』ファミコン

第1回『セガ』家庭用ゲーム参入 『セガ』VS『任天堂』ファミコン
第1回『セガ』家庭用ゲーム参入 『セガ』VS『任天堂』ファミコン ご訪問ありがとうございます。 今回は『セガ』家庭用ゲーム参入 『セガ』VS『任天堂』ファミコン についてご紹介します。 ...
第2回セガ『マークII』『マークIII』発売 -『セガ』VS『任天堂』ファミコン
第2回セガ『マークII』『マークIII』発売 -『セガ』VS『任天堂』ファミコン ご訪問ありがとうございます。 前回のつづき 今回は、 セガ『マークII』『マー...
セガ・メガドライブ誕生~セガVS任天堂ファミコンその3~
セガ・メガドライブ誕生 ~セガVS任天堂ファミコン その3~ ご訪問ありがとうございます。 前回からの続き 今回はセガ・メガドライブ誕生~セガVS任天堂ファミコン~...
第4回メガドライブ・高性能な16ビットCPUを搭載 ~セガ・メガドライブ誕生~
第4回メガドライブ・高性能な16ビットCPUを搭載 ~セガ・メガドライブ誕生~ ご訪問ありがとうございます。 前回からの続き、 どうしても『任天堂』の『ファミコン』に...
第5回最終回メガドライブの発売、セガの世界展開~セガVS任天堂ファミコン~
第5回最終回メガドライブの発売、セガの世界展開~セガVS任天堂ファミコン~ ご訪問ありがとうございます。 前回からの続き、 『セガ』は 『シグネティックス社』か...
タイトルとURLをコピーしました