彫金/ジュエリー延ばす道具「基礎技法とその工具の使い方：延ばす道具(ローラー|線引き板|玉台・矢坊主|溝台|角金床付き木台)」のご紹介｜彫金/ジュエリー入門

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今回は、彫金/ジュエリー「基礎技法とその工具の使い方：延ばす道具(ローラー|線引き板|玉台・矢坊主|溝台|角金床付き木台)」をご紹介します。

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金属はたたいたり、圧力をかけることで延ばし、形を変えるなどの加工をすることができます。今回は金属を延ばす作業に使う工具、機材を紹介します。

金属の地金(板材)を上下のローラーで挟み圧延する機材です。地金を使用したい厚さに延ばすことができます。延ばす方向は一定にしなければなりません。

金属の線やパイプを引き延ばすためのものです。テーパー付きの穴がたくさん開いた鋼の板で、その穴に線を通し、使用する太さに引き延ばします。

金属の板を半球状(ドーム状)に成形するための工具です。大きさの違う凹みが何列かに並んでいるものや、鋼、真鍮、あるいは木の立方体の6面にサイコロの目のようにいくつもの凹みがあるものなどがあります(サイコロ玉台)。

丸線、丸パイプを作るため線引き板に通す前にあらかじめ成形しておくのに使う工具です。甲丸線なら金鎚で打ち込んで作ることもできます。

四角形の一辺が丸みのある鋼製の台で、通常ケヤキ材に取り付けてあります。
金床の上で金属の板を打ち延べ、成形したり、鎚目を付けるなどの加工に使います。木台部分も溝を付けたり、穴を掘ったりして成形に利用でき、サイズにかかわりなく1台は持っていたい道具です。

また、卓上で使うには金床のみの金床ブロックというのもあり、刻印やかしめ、ポンチを打つ作業だけでしたらそちらも便利です。

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