RCラジコン「ギヤ比の計算方法(2WD/シャフト/ベルト駆動)」についてご紹介｜RCラジコン入門

ご訪問ありがとうございます。

今回は、RCラジコン「ギヤ比の計算方法(2WD/シャフト/ベルト駆動)」についてご紹介します。

「RCラジコン」関連サイトをご紹介します。

ギヤ比とは？それは速度を数値化したものです。

例えばAというシャシーとBというシャシーがあり、一緒に走らせたとしても速度差があり、追走できません。そこでAとBのギヤ比を同じにすると、ピッタリほぼ同じ速度で走行することができるようになります。

ギヤ比計算が必要な、よくある3つのパターンをご紹介します。

さまざまなマシンが一堂に会するレースでは、速度の差をなくすためギヤ比を指定し、イコールコンディションにすることが多い。

モーターには適正なギヤ比が決まっています。これを守らないと、気持ちのいい走行ができないばかりか、モーターが熱をもち破損の原因にもなります。

仲間同士で走る時など、ひとりだけ突出して速くてもおもしろくないですね。そこでギヤ比を同じにすれば、みんなが同じ速度で走らせることができます。

R/Cカーにおけるギヤ比を簡単に説明すると、タイヤが1回転した時に、モーターが何回転しているかを数値化したものです。下図では、モーターが5回転した時に、タイヤが1回転しています。これを「5.0：1」と表します。

上のイラストを見ると、モーターの回転数をギヤで減速させています。ギヤを介して、モーターの回転速度を減速させることから、ギヤ比のことを“減速比”と呼びます。

ギヤ比(減速比)は、モーターの回転数を減速させる場所のギヤを割り算をすることで求められます。つまりスパーとピニオンを割ればいいのです。

4WDの場合、減速する場所がもうひとつあります。モーターの回転を最初に減速する場所を一次減速。次に減速する場所を二次減速と呼ぶ。このふたつを掛け合わせたものを、最終減速比と呼びます。

F1やDDカーなどのゴムタイヤを使うダイレクトドライブは減速する場所がひとつしかないので、減速比(ギヤ比)の計算は1箇所のみになります。しかし、4WDカーの場合は、それぞれ2箇所のギヤから減速比を割り出す必要があります。

ここから実際にギヤ比を計算してみましょう。ギヤの歯数を、公式に当てはめて計算していけば算出できます。

ダイレクト駆動は、ギヤを使う部分が1箇所しかないので、

になります。スパーとピニオンの歯数を割れば、それがギヤ比になります。

シャフト駆動の場合、減速する場所がふたつあります。最初にモーターの回転を減速する(一次減速と呼ぶ)スパーとピニオンの歯数を割り算します。

二次減速と呼ばれる2番目に減速する場所は、リアのデフギヤとベベルギヤのふたつです。これもスパーとピニオン同様、割り算をします。

ベルト駆動の場合もシャフト駆動と同じです。最初にモーター回転を減速させるスパーとピニオンを割り算して、一次減速を計算します。

ベルトの二次減速はデフプーリーとセンター(リア)プーリーです。シャシーによってセンタープーリー、もしくはリアプーリーと呼び名が変わります。

「RCラジコン」関連サイトをご紹介します。

「ラジコン」関連サイトをご紹介します。

ホビープラモデルTOPのサイトマップをご紹介します。

ホビー関連ページをご紹介します。

コペンギンのサイトマップをご紹介します。

コペンギン関連ページをご紹介します。