- Lotus(ロータス)F1のボディデザイン史
- 🏁 第1期 1958〜1961年
- 🏎️ 第2期 1962〜1967年
- 🏎️ 第3期 1968〜1972年
- 🏎️ 第4期 1977〜1982年
- 🏎️ 第5期 1983〜1989年
- 🏎️ 第6期 1990〜1994年
- 🏎️ 第7期 2010〜2015年(ルノー・ロータス復活期)
- 🎨 デザイン思想の変遷まとめ
- 💡 Lotusボディデザインの「哲学」
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Lotus(ロータス)F1のボディデザイン史

Lotus(ロータス)F1のボディデザイン史は、そのまま「F1デザイン進化の歴史」と言えるほど重要です。 コーリン・チャップマンの理念「Simplify, then add lightness(簡素化し、軽くせよ)」のもと、Lotusは常に構造・空力・美学の最先端を切り拓いてきました。
🏁 第1期 1958〜1961年
― フロントエンジン時代(クラシック・レーサー造形)
| 代表車 | Lotus 12/16/18 |
|---|---|
| エンジン位置 | 前方(フロントミッド) |
| 特徴 | 細身のシガー型ボディ、丸型ノーズ、露出したサスペンション |
| 構造 | 鋼管スペースフレーム構造 |
| デザイン思想 | 「軽さこそ速さ」— シンプルな美学。 |
・ノーズは尖り、タイヤが剥き出しの「葉巻型」。
・サイドは平滑、ボンネット上にわずかな膨らみ。
・塗装はブリティッシュ・レーシング・グリーン+黄色ストライプ(英国色)。
💬 「軽量こそがすべての性能を高める」 — C.チャップマン・
🏎️ 第2期 1962〜1967年
― モノコック革命とエアロの萌芽
| 代表車 | Lotus 25(1962)、33(1965) |
|---|---|
| 技術革新 | 世界初の「アルミモノコック構造」導入 |
| デザイン思想 | 「構造そのものがデザイン」 |
| ボディ形状 | 細長く低い、卵型断面ボディ。 |
| カラーリング | 緑×黄の伝統を維持。 |
・フレームをやめ、ボディ外皮が構造体となる(航空機発想)。
・ドライバー位置を低くし、全高が劇的に下がる。
・空力を意識した「細長い涙滴形ノーズ」を採用。
🔧 F1史上初の「構造美=機能美」車。今のF1の原型。
🏎️ 第3期 1968〜1972年
― スポンサー解禁と“グラフィック革命”
| 代表車 | Lotus 49B/72 |
|---|---|
| 技術革新 | スポンサー塗装導入、ウィング誕生 |
| カラーリング | Gold Leaf(赤・白・金)→ John Player Special(黒・金) |
| デザイン思想 | 「走る広告=デザイン」時代の先駆け |
・世界初のスポンサー・カラーF1(Gold Leaf)。
・ノーズからウィングまで統一された赤白金の流線構成。
・史上初の「ウエッジシェイプ(くさび型)」ボディ。
・ラジエータをサイドポッドに移し、低く広いノーズを実現。
・黒金(JPSカラー)は“最も美しいF1”として今も語り継がれる。
💬 「速さを形で表現する。それがロータスだ。」
🏎️ 第4期 1977〜1982年
― グラウンドエフェクト革命(空力の頂点)
| 代表車 | Lotus 78/79 |
|---|---|
| 技術革新 | サイドポッド内にベンチュリトンネルを内蔵。 |
| デザイン思想 | 「車体全体を翼にする」。機能と形状が完全に融合。 |
| 構造 | グラウンドエフェクトカー。アンダーボディでダウンフォースを発生。 |
・ノーズは極端に薄く、サイドポッドは平面翼状。
・上面は滑らか、下面が“空力の主役”。
・リアウィングが高く、視覚的重心が低い。
💬 「車を路面に吸い付かせた男 — チャップマン」・
🏎️ 第5期 1983〜1989年
― ターボ時代とエアロ・ブランドの融合
| 代表車 | Lotus 97T(1985)/99T(1987) |
|---|---|
| 技術革新 | カーボンモノコック導入、ターボ化、アクティブサス搭載。 |
| デザイン思想 | 「スピードの造形」+「ブランドアイデンティティ」。 |
| カラーリング | 黒金(JPS)→ 黄青(Camel)。 |
・最後のJPSカラー。曲面構成とロゴ配置が芸術的。
・サイドポッドは短く、コークボトルラインが際立つ。
・Camel Yellow の黄金期。
・大型ラムエアダクト+高ウィング+流線型ボディ。
・「機能美+鮮烈なブランド色」が融合した最終進化形。
🏎️ 第6期 1990〜1994年
― 凋落とチーム譲渡期(アイデンティティの模索)
| 代表車 | Lotus 102B/107 |
|---|---|
| 背景 | ホンダ撤退後、資金難に。JPS・Camel消滅。 |
| デザイン | シンプルな白・緑・黄ライン(Hitachi/Castrol系)。 |
| 技術 | アクティブサス終焉、ハイノーズ登場前夜。 |
・107では流線フォルムを維持するが、存在感は薄れる。
・空力的には優れた形だが、スポンサー・資金不足で発展せず。
🏎️ 第7期 2010〜2015年(ルノー・ロータス復活期)
― “ブランドの再生”としてのLotusカラー
| 代表車 | Lotus E20(2012)/E22(2014) |
|---|---|
| 技術 | 現代ハイブリッド前夜。カーボンモノコック+複雑ウィング。 |
| カラーリング | 黒×金(John Player風)を復活。 |
| デザイン思想 | 「伝統と現代技術の融合」。クラシックとモダンの再会。 |
・JPS時代を思わせる黒金ストライプ。
・ノーズ形状は段付き(E22では“双胴ノーズ”)。
・伝統を残しつつ、現代空力を追求。
🎨 デザイン思想の変遷まとめ
| 時代 | 技術革新 | デザインキーワード | カラーリング |
|---|---|---|---|
| 50年代 | スペースフレーム | シガー型・軽量 | 緑×黄 |
| 60年代 | モノコック | 構造=デザイン | 緑×黄 |
| 70年代 | ウエッジシェイプ | 空力造形 | Gold Leaf/JPS黒金 |
| 80年代 | グラウンドエフェクト・ターボ | 曲面と流線 | JPS黒金 → Camel黄 |
| 90年代 | ポスト・ターボ | シンプル実用型 | 白×緑(後期Lotus) |
| 2010年代 | ルノー時代 | クラシック回帰+現代技術 | 黒×金復活 |
💡 Lotusボディデザインの「哲学」
LotusはF1の造形を「工業芸術」に押し上げたブランドでした。 彼らの車は速さだけでなく、思想と美学が同居する機械だったのです。
「完璧な形とは、余計なものが何一つない形である。」
― コーリン・チャップマン(Lotus創設者)
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