- F103に1970〜80年代 F1マシンのボディを自作する方法
- 🏁 概要 F103ボディ自作の基本方針
- 🧩 ステップ① ベース図面(2Dデータ)の入手と整形
- 下記サイトで「F1 70s」「80s」「side view」「blueprint」などで検索
- 🧱 ステップ② 原型(マスター)制作
- 🔥 ステップ③ 成形(ボディ化)
- ⚙️ ステップ④ F103シャーシへのマウント
- 🎨 ステップ⑤ 塗装と仕上げ
- 🧭 実例 人気モデルと再現のコツ
- 📐 まとめ 成功するF103レトロF1ボディのポイント
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F103に1970〜80年代 F1マシンのボディを自作する方法

F103に1970〜80年代F1マシンのボディを自作するには、「スケール変換」「デザイン投影」「成形方法」「マウント設計」の4ステップで進めるのが基本です。 以下に、実際にF103用として成立させるための手順と技術的要点を詳しくご紹介します。
🏁 概要 F103ボディ自作の基本方針
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| スケール | F103は 1/10スケール(WB=260mm, トレッド=200mm前後) |
| ボディ材質 | 主に ポリカーボネート(Lexan)/FRP/PET樹脂板 |
| 対象年代 | 1970〜1980年代(Lotus 72, Ferrari 312T, McLaren M23, Brabham BT52など) |
| 方法 | ①2Dデータ投影 → ②スケール変換 → ③原型制作 → ④真空成形/FRP複製 |
🧩 ステップ① ベース図面(2Dデータ)の入手と整形
🔍 入手先
下記サイトで「F1 70s」「80s」「side view」「blueprint」などで検索
✏️ 整形のコツ
🧱 ステップ② 原型(マスター)制作
材料例
| 材料 | 特徴 | 加工方法 |
|---|---|---|
| 発泡スチロール(高密度) | 軽くて削りやすい | カッター+耐水ペーパー整形後、サフェーサーでコート |
| バルサ+パテ | 軽量で細部造形しやすい | 木工+パテ盛りで成形 |
| 3Dプリント(PLA/ABS) | 高精度で再現可能 | 分割出力後、耐熱塗装で強化 |
| FRP/石膏型 | 量産・複製向け | 原型からネガ型を作成して複製 |
・ノーズ下の最低地上高 5mm程度を確保。
・コクピット開口部は走行時の冷却・軽量化にも有効。
🔥 ステップ③ 成形(ボディ化)
| 方法 | 内容 | 向いている素材 |
|---|---|---|
| 真空成形(バキュームフォーム) | 原型にポリカ板(0.6〜1.0mm)を被せ、加熱吸引 | ポリカーボネート |
| FRP積層 | 原型に離型剤 → ガラスクロス+エポキシ樹脂積層 | FRP/樹脂系 |
| PET板ヒートプレス | 簡易的にドライヤーで押し当て成形 | 小スケール/試作用 |
⚙️ ステップ④ F103シャーシへのマウント
取付寸法の目安(F103系)
| 部位 | 寸法 | 備考 |
|---|---|---|
| ホイールベース | 260mm | F103共通規格 |
| 前後トレッド | 約200mm | ボディ幅の基準に |
| ボディピン位置(前) | 先端から約60mm | フロントウィングマウント部上 |
| ボディピン位置(後) | 後端から約30mm | モーターマウント部上 |
| ウィング間隔 | 約210mm(翼端〜翼端) | ボディ幅と整合させる |
・市販ボディポスト流用(TAMIYA製F103GT/LM系)
・FRPステー自作(2mm厚、穴間ピッチ20mm)
・ウィング一体型化も可能(Lotus 79風など)
🎨 ステップ⑤ 塗装と仕上げ
| 工程 | ポイント |
|---|---|
| 下地処理 | 脱脂・軽くサンディング(#1000) |
| マスキング | 70〜80年代特有の直線ライン/チームカラーを意識 |
| 塗料 | ポリカ用(TAMIYA PSシリーズなど) |
| デカール | Vintage F1 Sponsor(Indycals/MCI Racing/Pattos Place)がおすすめ |
🧭 実例 人気モデルと再現のコツ
| 車種 | 年代 | 特徴 | F103化のポイント |
|---|---|---|---|
| Lotus 72 | 1970 | ウエッジノーズ+薄いウィング | フロントをやや高めに設計 |
| McLaren M23 | 1976 | シンプルなモノコック | サイドポッド幅をF103に合わせる |
| Ferrari 312T | 1975 | 大型リアウィング・後部タンク形状 | 後端ボリュームを抑えて軽量化 |
| Brabham BT52 | 1983 | “矢印型”テーパー | ノーズ下を長めに設定 |
📐 まとめ 成功するF103レトロF1ボディのポイント
✅ 底面を水平化して走行安定性を優先
✅ 成形方法は 真空成形 or FRP が現実的
✅ 塗装とデカールで時代感を演出
「古き良き形を再現することは、技術の原点を見つめ直すことだ。」 ― コーリン・チャップマン(Lotus創設者)
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