【名月鑑賞】十五夜（旧暦8月15日）十三夜（旧暦9月13日）についてご紹介｜民俗学/古民家を訪ねる旅

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今回は、他界から福がもたらす「恵比寿講（えびすこう）」についてご紹介します。

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団子以外にも、各家々で穫れた「里芋」「薩摩芋」「柿」「栗」「梨」などを供えたり、「おはぎ」や「豆腐」を供えたりする所もあります。また十三夜には特に「おはぎ」を供えるものだと伝えている所もあるようです。

熊本県阿蘇地方でも、月の数(閏年は13)だけ稲穂を抜き、作神様（きくがみさま）に「ホカエル(穂掛け）」と言っています。さらに、早く出た稲穂や焼き米を神仏や月に供える地域もあります。こうした事例は、稲の収穫儀礼の一つを示すものと思われます。

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