建物のシンボル「大黒柱の誕生」についてご紹介|民俗学/古民家を訪ねる旅
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今回は、建物のシンボル「大黒柱の誕生」についてご紹介します。
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【大黒柱(だいこくばしら)】とは
「大黒柱」生まれたのは近代から
太い柱がつくられ、さらに象徴的な呼び名が付けられるようになったのはなぜでしょう?
現在、消えつつある「大黒柱」の誕生までの流れをご紹介します。
日本の住居形式の流れ(竪穴式。平地式・高床式建築)
【竪穴住居・平地式住居・高床住居】とは
竪穴住居というと縄文、弥生時代の住居というイメージがありますが、実際には平安時代の遺跡からも発掘例があります。
特定の柱が、特別の意味を持っていなかった時代
空間の骨格を形づくる「柱」
柱を立てることが「空間の骨格を形づくること」だという意識は十分持っていたであろうと、柱一般に対する畏敬の念はあったのだと推測できます。
「機能としての柱」という認識
【掘立柱(ほったてばしら)とは】
「礎石建て」が主流に
日本建築の基本構造【柱梁桁構法(はしらはりけたこうほう)】について
日本建築の骨格「柱」「梁」「桁」
梁と束の組み合わせ「小屋組」
「軒」と「軒桁」
日本建築の柱はこうして太くなっていった
【四間型(よつまがた)】とは
広間と二室からなる「広間型」から広間を二つに区切った「喰い違い四間型」、そして「四間型」が江戸時代中期以降に一般的となったと考えられていますが、実際にはその変遷は地域によって大きく異なります。
江戸時代の民家間取りの変化
江戸時代の民家間取りの変化 | ||
間取り名 | 時代 | 間取り |
広間型 | 江戸中期まで | 広間と二室(勝手と納戸) |
喰い違い四間型 | 江戸中期以降 | 広間、勝手、納戸、奥座敷 |
四間型 | 江戸末期以降 | 広間、勝手、納戸、奥座敷 |
広間型【江戸時代中期(18世紀末頃)間取り】
旧長崎家住宅主屋(世田谷区立岡本公園民家園内)
喰い違い四間型【江戸時代後期(文政10年頃)間取り】
旧長崎家住宅主屋(世田谷区立岡本公園民家園内)
四間型【明治時代初期の間取り】旧長崎家住宅主屋
幕末・明治初期の主流間取り「四間形式」の特徴
幕末・明治初期にはほぼ全国で見られるようになった間取り「四間形式」主な特徴は、
【1】土間」と「揚床」部分に大きく分かれ、床上は「田の字型」へ
【2】柱の間隔が長くなり開放的な間取りが生まれる
「内外を隔てる側の柱」の間隔が長くなる(90→180→272cm)
「内部空間を区画する柱間」の間隔が長くなり開放的な間取りが生まれる
【間(けん)】とは
日本の昔ながらの長さの単位である「尺貫法」 | ||
単位 | 長さ | メートル換算 |
里(り) | 36町(12,960尺) | ≒ 3.927km |
町(ちょう) | 60間(360尺) | ≒ 109.09m |
丈(じょう) | 10尺 | ≒ 3.03m |
間(けん) | 6尺 | ≒ 1.818m |
尺(しゃく) | 1尺(10寸) | ≒ 30.303cm |
寸(すん) | 0.1尺(10分) | ≒ 30.303mm (10/33m) |
分(ぶ) | 0.01尺(10厘) | ≒ 3.030 mm |
厘(りん) | 0.001尺(10毛) | ≒ 303.03 µm |
毛(もう) | 0.0001尺 | ≒ 30.303 µm |
【尺貫法】間(けん)の長さ換算(尺/メートル)一覧 | ||
間(けん)単位 | 尺換算 | メートル換算 |
1 間 | 6 尺 | 1.818 m |
2 間 | 12 尺 | 3.636 m |
3 間 | 18 尺 | 5.454 m |
4 間 | 24 尺 | 7.272 m |
5 間 | 30 尺 | 9.09 m |
6 間 | 36 尺 | 10.908 m |
7 間 | 42 尺 | 12.726 m |
8 間 | 48 尺 | 14.544 m |
9 間 | 54 尺 | 16.362 m |
10 間 | 60 尺 | 18.18 m |
中心柱が際立ち、柱の断面を太くする必要が出てくる
「中央柱」と「畳」との関係
しかし「田の字型」の中央柱は、あまり太くすると敷居からはみ出してしまい、畳の隅を欠かないと納まらなくなってしまうのです。
という川柳があるように、これではみっともない。そこで、田の字型の中央柱は、あまり太くすることができないという問題が浮かび上がります。 中央柱を敷居をはみ出して太くすると畳の隅が欠けてしまいます。
中央柱の「逃げ道」
土間側にこの柱をずらします。これを「逃げ」といいます。
大黒柱の「逃げ」が実現できるようになった大工技術(架構法・継ぎ手・加工技術)
これにより大黒柱の「逃げ」も容易に実現できるようになったのです。
大黒柱の誕生
下大黒柱(長者柱)の誕生
こちらの柱も太くして、これらを「下大黒柱」「長者柱」と呼ぶこともあります。
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