Wrangler 13MWZ（サーティーンエムダブリュゼット）とは

・発売年。1947年（11MWZを改良し、1964年に13MWZとしてリリース） ・フィット。レギュラーストレート（やや太め） ・股上。深め ・特徴。ウエスタン仕様の耐久性、フラットな色落ち、カウボーイブーツに合うシルエット ・比較対象。Levi’s 501、Lee 101

(1) カウボーイブーツに合うシルエット 13MWZは、カウボーイブーツを履くことを前提に設計されたブーツカット寄りのストレート シルエット。 ・太もも周りはゆとりがあり、膝下にかけてやや絞られた形。 ・カウボーイブーツを履いたときに裾がきれいに落ちるようにデザインされている。 ・一般的なストレートよりも、ややワイドなフィット感。 (2) 股上が深めで動きやすい設計 ・Levi’s 501よりも股上が深く、ウエスト位置が高め。 ・乗馬やロデオの際に動きやすく、背中が出にくい構造。 ・長時間の着用でも快適なフィット感。 (3) 耐久性のあるディテール Wranglerのデニムは、カウボーイがハードに使用することを前提に作られているため、非常に耐久性が高い。 ・バックポケットや股部分はリベットではなくバータック補強（サドルを傷つけないため）。 ・縫製には丈夫なツイル糸を使用 し、強度を向上。 ・右バックポケットの内側にウォッチポケット付き（ロデオ競技時に時計を収納するため）。 (4) フラットフェードな色落ち ・Levi’sの501やLeeの101は「タテ落ち」するのが特徴だが、13MWZは全体的に均一なフラットフェード（水平色落ち） になる。 ・自然なエイジングが楽しめるので、育てるのが楽しいデニム。 ・長年履き込むことで、カウボーイらしい無骨な風合いに仕上がる。 (5) Wranglerならではのアイコニックなデザイン ・バックポケットの「Wステッチ」 はWranglerの象徴。 ・ウエスト部分にはロープロゴのパッチ（革パッチ）。 ・ジッパーフライ仕様（501がボタンフライなのに対し、13MWZはジッパー）。

① 13MWZ 現行モデル ・現在もWranglerの定番モデルとして販売されており、特にアメリカ本国仕様の「13MWZPW」 は人気。 ・ストレッチなしのヘビーオンスデニム（14.75oz）を使用。 ・カラーはインディゴブルーが基本だが、ブラックやブリーチ加工モデルも展開。 ② 13MWZ ヴィンテージモデル ・1960年代のオリジナル「13MWZ」は、ヴィンテージ市場で高値がつく。 ・70年代～80年代のUSA製（MADE IN USA） モデルも人気。 ・オレンジタグ時代の13MWZは、当時のアメリカンカジュアルを象徴するアイテム。

Wranglerの13MWZ は、プロのカウボーイたちに選ばれ続けている本格ウエスタンデニム です。カウボーイブーツとの相性を考慮したシルエット、耐久性の高さ、独自の色落ちが魅力。