ファッションの「モード」とは

「モード(mode)」とは、フランス語で「流行」「様式」を意味する言葉です。ファッションにおいて「モード」とは、単なる流行ではなく、前衛的で洗練されたデザインや革新的なスタイルを指すことが多いです。特に、オートクチュール(高級仕立て服)を中心としたハイファッションの世界で使われる言葉です。
項目 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
モードファッションの特徴 | 1. 前衛的・革新的なデザイン | コム・デ・ギャルソン、ヨウジヤマモト |
2. コンセプト重視 | メゾン・マルジェラ(服の再構築) | |
3. ランウェイでの発表が中心 | シャネル、ディオール、バレンシアガ | |
モードとトレンドの違い | モード:流行を生み出す側、芸術的デザイン | ハイファッションの世界で先行 |
トレンド:一般市場に広まる流行 | 90年代リバイバル、Y2Kファッション | |
モードファッションを作ったブランド | 1920年代:ココ・シャネル | シンプル&エレガントなデザイン |
1940~50年代:クリスチャン・ディオール | 「ニュールック」、女性の曲線美を強調 | |
1960~70年代:イヴ・サンローラン | 女性のパンツスタイルを流行 | |
1980~90年代:日本人デザイナー | 「黒の衝撃」、オーバーサイズ、非対称デザイン | |
2000年代~現在:ストリート×モードの融合 | バレンシアガ、ヴェトモ |
1. 「モードファッション」の特徴
① 前衛的・革新的なデザイン
・既存のスタイルにとらわれず、新しいシルエットや素材を取り入れる。
・例 コム・デ・ギャルソン(Comme des Garçons)、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)などのブランド。
・既存のスタイルにとらわれず、新しいシルエットや素材を取り入れる。
・例 コム・デ・ギャルソン(Comme des Garçons)、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)などのブランド。
② コンセプト重視
・服自体がアートのように、デザイナーのメッセージやコンセプトが込められている。
・例 メゾン・マルジェラ(Maison Margiela)は、服の再構築(デコンストラクション)をテーマにすることが多い。
・服自体がアートのように、デザイナーのメッセージやコンセプトが込められている。
・例 メゾン・マルジェラ(Maison Margiela)は、服の再構築(デコンストラクション)をテーマにすることが多い。
③ ランウェイでの発表が中心
・モードファッションは、パリ・ミラノ・ニューヨーク・ロンドンのファッションウィーク(コレクション)で発表されることが多い。
・例 シャネル(Chanel)、ディオール(Dior)、バレンシアガ(Balenciaga)など。
・モードファッションは、パリ・ミラノ・ニューヨーク・ロンドンのファッションウィーク(コレクション)で発表されることが多い。
・例 シャネル(Chanel)、ディオール(Dior)、バレンシアガ(Balenciaga)など。
2. 「モード」と「トレンド(流行)」の違い
・トレンド(流行)
一般的な市場に広まり、多くの人が取り入れるファッション(例 90年代リバイバル、Y2Kファッション)。
一般的な市場に広まり、多くの人が取り入れるファッション(例 90年代リバイバル、Y2Kファッション)。
・モード
流行を生み出す側。芸術的なデザインで、一般向けではなく、ハイファッションの世界で先行するもの。
流行を生み出す側。芸術的なデザインで、一般向けではなく、ハイファッションの世界で先行するもの。

モードは「流行を作る側」、トレンドは「流行に乗る側」とも言えます。
3. 「モードファッション」を作ったブランド
① 1920年代 ココ・シャネル(Coco Chanel)
・女性のファッションに「シンプル&エレガント」を持ち込み、モードの基盤を作る。
・女性のファッションに「シンプル&エレガント」を持ち込み、モードの基盤を作る。
② 1940~50年代 クリスチャン・ディオール(Christian Dior)
・「ニュールック」を発表し、女性の曲線美を強調したデザインを流行させる。
・「ニュールック」を発表し、女性の曲線美を強調したデザインを流行させる。
③ 1960~70年代 イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)
・「女性にスーツを着せる」という発想で、パンツスタイルを流行させる。
・「女性にスーツを着せる」という発想で、パンツスタイルを流行させる。
④ 1980~90年代 日本人デザイナー(川久保玲・山本耀司・三宅一生)
・「黒の衝撃」(パリ・コレクションで黒を基調とした前衛的なファッションを発表)。
・服の「形」を再定義し、オーバーサイズや非対称デザインを生み出す。
・「黒の衝撃」(パリ・コレクションで黒を基調とした前衛的なファッションを発表)。
・服の「形」を再定義し、オーバーサイズや非対称デザインを生み出す。
⑤ 2000年代~現在 ストリート×モードの融合
・バレンシアガ(Demna Gvasalia)、ヴェトモン(Vetements)などが、ストリートファッションとモードを融合させたデザインを展開。
・バレンシアガ(Demna Gvasalia)、ヴェトモン(Vetements)などが、ストリートファッションとモードを融合させたデザインを展開。
4. まとめ|モードとは?
時代 | 主なファッション |
---|---|
17~18世紀 | ヨーロッパ風の正装 |
19世紀 | 西部開拓・ワークウェア(Levi’s, Wrangler) |
20世紀前半 | スーツ、ミリタリー、スポーツウェア |
1950~60年代 | ジーンズ文化、ヒッピー |
1970~80年代 | ストリート、プレッピー |
1990~2000年代 | グランジ、Y2K |
2010年代~ | ストリート×ラグジュアリー、サステナブル |

「モード」とは単なる流行ではなく、ファッションの最前線を切り開くもの。 それがやがて「トレンド」として一般に広がっていく流れになっています。
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