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【MSX】あの懐かしいMSXの機種たちとCM
～ソニー、パナソニック、三菱、日立など～
ご視聴ありがとうございます。
今回は1980年代に活躍した
あの懐かしいMSXの機種たちを当時のCMを混じえながらご紹介させて頂きます。
MSX・サイトマップのご紹介
MSXのサイトマップをご紹介します。
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Youtubeにもこの記事の動画が公開されていますので、ご興味がある方は是非ご参照ください宜しくお願いいたします。
MSXは1983年に日本で誕生したパソコンの標準規格であり
国内の大手家電メーカーを中心に20社以上の企業が参加したことで沢山の個性的なマシンが次々と発売されることになるんだ。
更に広告キャンペーンでも知名度の高い芸能人や印象的なキャラクターを起用するなどバラエティ豊かな宣伝活動も行われていたんだ。
ということで今回の動画では、初代MSXやMSX2時代の各メーカーのマシンたちを懐かしいCMを混じえながらご紹介させて頂きます。
初代MSX時代のマシンたち
まず最初は初代MSX時代のソニーや松下、三菱、そして日立の代表的なマシンをご紹介させて頂きます。
MSXといえばやはりソニーですね。
初代MSXで人気のソニーのHitBitシリーズ
このメーカーから発売された一番最初のマシンはHitBitシリーズとして知られているHB-55だよ。
この頃のソニーはHitBit（ヒットビット）ブランドとして
パソコンのSMC-777とMSXマシンを発売していたんだ。
そしてこのシリーズでやはり印象的だったのはイメージキャラクターに松田聖子さんを起用していたことだろうね。
この頃放映されたHitBitのCMはこちらになります。
その後ソニーはこのHB-55の発売から僅か5ヵ月後の84年に、2種類のマシンをリリースしているんだ。
それが前作から基本機能の強化を図ったHB-75ともうひとつがデザインに力点を置いて開発されたHB-101なんだ。
この頃放映されたCMはこちらになります。
そして翌年の85年には遊びのMSXとしてHB-10がリリースされています。
このマシンのCMはこちら
更に86年にはHB-11が発売されるなど、ソニーからは沢山のMSXマシンが登場することになるんだ。
そしてそのスタイリッシュなデザインやイメージキャラクターに絶頂期の聖子ちゃんを起用した広告展開などから、多くのユーザーを獲得することになり
その結果ソニーは初代MSXでトップシェアメーカーとして君臨することになるんだ。
初代MSXのキングコングシリーズ（松下）
そして次にご紹介するのがソニーのライバルでありキングコングシリーズでお馴染みの松下だよ。
このメーカーの初代MSXのマシンとしては
84年に発売されたCF2000を皮切りに
CFシリーズとしてCF-2700やCF-3000そしてCF-3300などがリリースされFSシリーズとしてはFS-1300やFS-4000が登場するなど、
ナショナルブランドとしてソニーのHitBitシリーズに負けないくらい次々と新商品がリリースされているんだ。
松下から発売された記念すべき最初のMSXマシンであるCF-2000のCMはこちらになります。
続いてCF-3000とFS-4000のCMはこちら、
この頃のナショナルのMSXといえばやはりイメージキャラクターのコングが印象的ですね。
三菱の初代MSXのご紹介
そして次にご紹介するのが三菱電機だよ。
このメーカーからは83年10月に記念すべきMSX規格の第一号機としてML-8000が発売されているんだ。
そして翌年の84年には後継機ML-F110やML-F120などが発売され
この頃放映されたCMはこちらになります
三菱のLetusシリーズではソニーの松田聖子さんやナショナルのキングコングとは対象的な一般の女子大生を起用した広告キャンペーンが展開されていました。
日立のMSX1マシンのご紹介
次にご紹介するメーカーは日立だよ。
このメーカーの初代MSXのマシンはHシリーズとしてMB-H1やMB-H2そしてMB-H50などがリリースされています。
日立のMSXシリーズの広告ではイメージキャラクターとして工藤夕貴さんが起用され
この頃の懐かしいCMはこちらになります
このMB-H1が発売された頃の広告キャンペーンでは、セーラー服姿の工藤夕貴さんがパソコンを持って全国を闊歩するというシリーズが展開されていたんだ。
MSXに価格破壊を巻き起こしたカシオのマシン
続いてご紹介するのはカシオだよ。
MSXの発売当初はホビーパソコンと言われながら5万円以上する高価なマシンが発売されることが多かったんだ。
そんな状況を木っ端微塵に破壊するマシンがカシオから登場するんだ。
それが84年に発売されたPV-7なんだ。
そしてお値段は当時の商品相場から1万円以上も安い
なんと29800円というその驚きの安さから一気にこの商品がユーザーから注目されることに
その1年後にはPV-16（85年）が登場し、更に翌年の86年にはカシオの最終兵器MX-10が発売され
このマシンではRAM容量が16KBとしながらもPV-7よりも安い19800円という驚愕の価格で市場に登場することになるんだ。
このメーカーのイメージキャラクターとしてはPV-7やPV-16ではアイドルの佐倉しおりさんが起用され
MX-10ではお笑い芸人の山田邦子さんが出演しています。
この頃のCMはこちら
うーん佐倉しおりさんかわいすぎますね。
MSX2時代のマシンたち
パナソニックのMSX2マシンのご紹介
ここからはMSXの歴史の中で最も輝いた、MSX2時代のマシンをご紹介させて頂きます。
83年に最初のMSX規格が登場してから2年後の85年に発表されたのがMSX2なんだ。
しかしこの新規格が登場した頃は比較的高価なモデルが多くなかなかMSX2への移行が進んでいなかったんだ。
しかし翌年の86年になるとこの状況を打開しユーザーが待ち望んだ商品が登場することに
それがこの年の10月にパナソニックから発売されたFS-A1なんだ。
そうこのマシンは本体の大幅なコストダウンに成功し、最新のMSX2規格でありながら
お値段はなんと2万9800円という超お買い得なマシンとして登場することになるんだ。
この頃から松下はナショナルとパナソニックという2つのブランドで展開されるようになり
ナショナルブランドからはFSシリーズとして
FS-4500、FS-4600F、FS-4700、そしてFS-5000などが発売されています。
ユーザーが待ち望んだMSX2の高性能、低価格マシンFS-A1の登場
そしてなんといってもMSX2の黄金時代の立役者となったのがパナソニックブランドのA1シリーズだね。
このシリーズからはイメージキャラクターとして
マシーネンクリーガー（S.F.3.Dオリジナル）などで知られている
モデラーの横山宏さんがキャラクターデザインを担当したアシュギーネが登場することになります。
この頃放映されたFS-A1とFS-A1mk2のCMはこちら
このCMではボディビルダーの須藤孝三さんがアシュギーネに扮し実写で撮影されたという印象に残るCMでしたね。
そして初代MSXからおなじみのキングコングシリーズであるFS-4500のCMはこちら、
MSX2時代のソニーのマシンたち
そして次に紹介するメーカーはMSX2時代のソニーだよ。
このメーカーはパナソニックのA1シリーズと共にF1シリーズを展開しMSXの黄金時代を引率してくれたんだ。
ソニーのFシリーズとしてはHB-F1、HB-F1XD、HB-F1XDmk2
そしてHB-F5、HB-F500などがリリースされていたんだ。
この頃放映されていたCMはこちらになります。
日立のMSX2マシンのご紹介
そしてこの2強メーカーの影で日立や三菱からも個性的なMSXマシンが発売されていたんだ。
日立からはグッドデザイン賞を受賞したMB-H3やH50などが登場し
このメーカーのH3はタブレット内臓でH50はセパレートキーボードなど日立のMSXはどれも尖がったマシンを発売していましたね。
そしてこのメーカーのCMではHシリーズでお馴染みの工藤夕貴さんが少し大人になって出演しています。
この頃のCMはこちら
三菱のMSXマシンとしてはメルブレーンズシリーズのご紹介
そして三菱のMSXマシンとしてはメルブレーンズシリーズが発売され
このメーカーの機種としてはML-G10やML-G30そしてTSシリーズなどが登場しています。
この頃のメルブレーンズML-G30のCMはこちら
ML-G30ではメルブレーンズ・ノートという統合ソフトでワープロや表計算ペイントそして通信機能が強くアピールされ
ML-TSシリーズはモデムを内蔵しML-TS2Hではなんと電話器が付属されていました。
こうしてMSXマシンを振り返ってみると個性的なマシンが次々と発売されていたんですね。
だけど今回紹介させて頂いたMSXの機種はリリースされた一部の商品だけなんだ。
それ以外のヤマハや東芝などのマシンについてはまた別の動画で紹介させて頂きます。
今回はここまで
ご視聴ありがとうございました。
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