【ダグラム第75回(最終回)燃えつきたあとに】名作アニメ『太陽の牙ダグラムあらすじ(ストーリー)』のご紹介

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今回は、名作アニメ『太陽の牙ダグラム：第75回(最終回)燃えつきたあとにあらすじ』をご紹介します。

プラモデル太陽の牙ダグラム 40周年記念 コレクターズボックス

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名作アニメ『太陽の牙ダグラム：第75回(最終回)燃えつきたあとにあらすじ』をご紹介します。

アニメムック太陽の牙ダグラム メモリアルブック

大いなる巌のような人は　笑顔を残して

海のような豊かな人は　志を託して

炎のように熱き人々は　叫びを残して

昨日までの時代を動かした人たちは　去っていった

いま立ち止まり　静かに　そして熱く振り返る時

圧倒的な火力をもって、独立を認めようとしないクリンたち反動分子を抹殺せんとす第6軍に対し、『太陽の牙』たちはサマリンの死を無駄に終わらせないため、絶対に生き延びることを決意する。

同じようにカーディナルでも、生まれたての新政府が生き残るための戦いが幕を開けていた。ラコックがデロイアに断りもなく軍を動かしたことに対し、カルメルはこちらもそれ相応の対抗処置、つまり実力による連邦軍の排除を行わざるを得ないと告げる。だが彼らを侮るラコックは『お好きなように』と慇懃無礼に返答した。

ここに至り、カルメルの脳裏に、サマリンの『目先のまやかしの和平に目が眩み、どれだけ過去の歴史の中で真の独立が失われていったか。君たち後悔するぞ』という忠告が浮かぶ。

増援が加わった連邦軍の攻撃は、より一層苛烈さを増していった。もはや弾薬も底を尽き逃げ場もなく、クリンたちに破滅の時が近づいて来ようとしていた。

カルメルとの会見に赴いたラコックが、議事堂の正面玄関前でデスタンに射殺されたのだ。

『諸君。諸君ら第二陣を出発させるのは、決して先発隊が劣勢だからではない。むしろその逆である。にもかかわらず、第二陣として諸君たちを送り万全を期するのは、一にも二にも、デロイア政府に対する地球側の高度な政治判断によるものと理解して頂きたい。

デロイア政府は、人間に喩えれば生まれたての赤子同然。ところが、その赤子が親に向かって主権云々と言い出している。親としては頭が痛い。笑ってすますことが出来ればいいのだが、親である以上、いまのうちにきちんと躾を教えなければならないっ。主権とは力だ!』

J・ロックの部下。彼の運転するネイティブダンサーの機銃手を務めていたが、機銃弾を受けて戦死する。

そんな彼をラコックは冷たくあしらった挙句に『寄生虫め!』と悪罵する。その言葉にデスタンの中で何かがキレ、衝動的に懐に潜ませていた拳銃でラコックを射殺してしまう。

野望を求めた男は、達成を目の前にして自らの道具として使っていた男によって息絶えた。

『僕は嫌だ!ダグラムを渡すのは嫌だ!!ダグラムを、このまま渡すのだけは嫌だっ。このダグラムは、このダグラムは僕の全部だ!僕の身体で、僕の牙で、僕の心で、一緒に泣いて、一緒に走って、一緒に歩いてきた!デロイアでの、僕のすべてなんだ!!ダグラムをこのまま渡しちゃったら、この先一歩も進めない!僕はこの手で、ダグラムと別れる!』

デイジーは孤児院のために、ラルターフは新政府の行方を見守るためにデロイアに残った。

―砂漠で眠る朽ち果てた鉄の巨人。

鉄の腕は萎え、鉄の脚は力を失い、

埋もれた砲は二度と火を噴くことはない。

狼も死んだ、獅子も死んだ。

だが砂漠の太陽に晒されながら巨人は確信していた。

若者は今日も生き、若者は今日も走っていると。

巨人は、若者の声を聞いた。吹き渡る砂漠の風の中に。確かに、聞いた.・・・。

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