第2回『ハドソン』『シャープ』との共同開発 – 『ハドソン』のファミコン参入物語

ご訪問ありがとうございます。
今回は、
『ハドソン』『シャープ』との共同開発
『ハドソン』のファミコン参入物語
を紹介します。

『アマチュア無線の店』から『パソコンショップ』に鞍替えした『ハドソン』
しかし『パソコンショップ』に転向したとはいえ、あいかわらず資金繰りは苦しかった。
そんなある日『パソコン雑誌』で『パソコンソフト』を販売してみると

これが大当たり

全国から『パソコンソフト』を求めるユーザーからの『現金書留』が送られてくるようになる。
『ハドソン』では、毎日のように『現金書留』の詰まった白い袋を担いでやってくる郵便局員を『サンタクロース』と呼んでいたんだ。

こうして『ハドソン』は全国の『パソコンユーザー』から知られるようになり。
そして、多くの人材が集まるようになり、着実に『ソフトウェア開発』の『技術』を身に着けていった。
『ハドソン』の『Hu-BASIC』

『ハドソン』は、『ゲームソフト』だけでなく、それ以外の『ソフト開発』もしていたんだ。
『シャープ』のパソコンの『MZシリーズ』で『BASICプログラム』が書ける『Hu-BASIC』を開発するんだ。
他社の製品より、高性能な『Hu-BASIC』は、パソコンユーザーから大好評。

『Hu-BASIC』は、大ヒット商品になるんだ。

ちなみに『Hu-BASIC』の『Hu』は、ハドソンの社名(Hudson)に由来します。

『Hu-BASIC』の成功などもあり、『ハドソン』の高い技術力に目をつけた『シャープ』は、ある相談をもちかける。
『ハドソン』と『シャープ』の打ち合わせ

『シャープ』のパソコン開発担当者

『ハドソン』さん、わざわざご足労をおかけして申し訳ございません

いえいえ、こちらこそお時間を頂きまして、ありがとうございます。

それで、ご相談したいこととは、何でしょう?

はい、実は『X1』という新しいパソコンを開発中なんですよ。
御社は、我が社の『MZシリーズ』で多くのソフトウェアを開発頂いております。

いえいえ、『シャープ』さんあっての我が社ですから。

ありがとうございます。

あのー実は、今度の『X1』の開発では、
御社の『ソフト開発』のお力をお借りしたいと持っているんですよ。

我が社の『ソフト開発力』を?

はい、御社の『Hu-BASIC』は、ユーザーからの高い支持が、おありだと思うんです。
それで、現在開発中の『X1』では、御社と我社との共同開発をして頂きたんですよ。

いやー、そうですか。
わかりました。『シャープ』さんとの共同開発は、我が社にとってもありがたいことです。
是非、宜しくお願いします。
『ハドソン』『シャープ』との共同開発

こうして『ハドソン』は『シャープ』と共同で、
『X1シリーズ用』の『BASIC』である『Hu-BASIC』の開発をはじめるんだ。

ちなみに、1987年に発売される『シャープ』の名機『X68000』でも
『ハドソン』は、OSの『Human68k』を『シャープ』と共同開発しているんだ。

シャープとの共同開発
すごいー

このようにして『ハドソン』は、『パソコンゲーム』だけでなく、『BASIC言語』などの『ソフト開発』もおこない、会社の規模を大きくしていったんだ。

それ以降も『ハドソン』は『パソコンソフト開発』で、高い技術力を発揮し、精力的に作品を発表してゆくんだ。
そして『ハドソン』は、日本を代表する『パソコンソフトメーカー』のひとつとして、認知されるようになるんだ。

だけど、日本で圧倒的な人気があった『NEC』の『PC-8001』では、あまりソフト開発をしていなかった。
そのため、『ハドソン』の名前は、当時のパソコンの『ライトユーザー』にはあまり知られていなかったんだ。

知る人ぞ知る、『ハドソン』
『シャープ』からの依頼

そんな『ハドソン』に、大きな転機が訪れる。

そんな1983年『ハドソン』に『シャープ』からある依頼が舞い込んでくる。
『シャープ』と『ハドソン』の打ち合わせ

『ハドソン』さん、わざわざご足労をおかけして申し訳ございません。

いえいえ、お時間を頂きましてありがとうございます
それで、ご相談したいこととは何でしょう

はい、実は、我が社のある取引先が『BASIC開発』の依頼先を探しているんですよ。

ほう

御社は、我が社の『X1シリーズ』用の『BASIC』を手掛けて下さってますし、豊富な『BASIC開発』の経験をお持ちだと思うんです。

そこで、御社に我が社の取引先の『BASIC開発』をお願いしたいんですよ。

そうですか、大丈夫ですよ。お任せください。

ところで、その取引先と言うのは?

はい、実は『任天堂』さんなんです。
『シャープ』と『任天堂』

『シャープ』は、『光線銃』や『ゲームウォッチ』などの開発で、『任天堂』と取引関係にあったんだよ。

その後、『ゲームボーイ』や『NintendoDS』などにも『液晶』を提供するなど、『任天堂』と『シャープ』は親密な関係にあったんだよ。

ちなみに、『ファミコン』の生みの親である『上村雅之』さんも元『シャープの社員』だよ。

『任天堂』は、『家庭用ゲーム機』の『ファミリーコンピューター』の開発中で、
その『周辺機器』として『キーボード』で『BASIC』が遊べる『ファミリーベーシック』を企画していたんだ。

それで、『任天堂』は『シャープ』経由で『ファミリーベーシック』の開発ができる会社を探していたんだ。

そうなんだ
『ハドソン』と『任天堂』との結びつきとは?

『ハドソン』と『任天堂』との結びつきは、
『シャープ』が『任天堂』と『ゲームウォッチ』などの取引があることと、
『ハドソン』の高い技術力から生み出された『Hu-BASIC』などのおかげで『シャープ』と親密な取引関係にあったことにより、

『シャープ』が仲介者になって、『任天堂』と『ハドソン』を結びつけたんだよ。

『シャープ』は仲人だね。

こうして1983年、『ハドソン』は『ファミコン』の『周辺機器』である『ファミリーベーシック』の開発を開始する。

今回はここまで、
次回は、いよいよ『ハドソン』が『任天堂』の『周辺機器・ファミリーベーシック』の開発に乗り出す。
しかし、『任天堂』から届いた『ファミコン用の開発機』は・・・


ご閲覧ありがとうございました。
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