- 初代ゲームボーイ、ブロス、ポケット、イライトの登場
- 『ゲームボーイ・シリーズ』の紹介
- ゲームボーイのソフトを『スーパーファミコン』でプレイ『スーパーゲームボーイ』
- 1994年 初代『ゲームボーイ』の外装がカラーに『ゲームボーイブロス』登場
- 1996年 小型軽量化されて、液晶機能も向上『ゲームボーイポケット』
- 『ゲームボーイ』の気になる電池の残量は?
- 1998年 バックライト搭載で見やすさ大幅アップ『ゲームボーイライト』
- ゲームボーイ・ゲームボーイアドバンス・サイトマップのご紹介
- ゲームボーイ・ゲームボーイアドバンス・名作(216本)・全ソフト(2075本)のご紹介│まとめ│
- ゲームボーイ・アドバンス・ジャンル別・名作(216本)・全ソフト(2075本)のご紹介
- ゲームボーイソフト・種類別(カラー対応・カラー専用・GBA専用)ゲームのご紹介
- 【発売年別GB・GBA】ゲームボーイ・アドバンスの名作(216本)・全ソフト(2075本)のご紹介
- 【GB・GBA】ゲームボーイ・ゲームボーイアドバンス全機種のご紹介
- ゲームボーイ関連コラム(誕生秘話など)のご紹介│まとめ
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初代ゲームボーイ、ブロス、ポケット、イライトの登場
【GB・GBA】ゲームボーイ・シリーズの全機種の紹介 ・その(2)
今回はゲームボーイ・シリーズの紹介(その2)
初代ゲームボーイ、ブロス、ポケット、イライトの登場
をご紹介します。
『ゲームボーイ・シリーズ』の紹介
それでは、初代『ゲームボーイ』から『ゲームボーイマイクロ』までの
『ゲームボーイ・シリーズ』の紹介させて頂きます。
初代『ゲームボーイ』の登場
記念しべき初代『ゲームボーイ』。
スペックは、
CPUは、『シャープ製』の『LR35902』を採用しているよ。
この『LR35902』は、『ザイログ社』のZ80の機能を含む事から『Z80カスタム』と言われることが多いよ、
機能的には、『Z80』の上位互換である『8080』(Intel社)に近いCPUだね。
ちなみにCPUの『製品コード』は『DMG』。
『Dot Matrix Game』が由来だよ。
『メモリ』は、『8Kバイト』
そして『グラフィックメモリ』は、『8Kバイト』だったよ。
『携帯ゲーム機』で一番重要な、画面表示は、
『表示色』が、『4階調モノクロ』
『解像度』は、『160×144ドット』
そして『サウンド系』は、
『モノラルパルス波2ch』と『波形メモリ音源1ch』、『ノイズ1ch』だよ。
消費電力は、約700mW』で
『電池持続時間』は、
『マンガン乾電池4本』で約15時間、
『アルカリ乾電池4本』で約35時間、
更に、充電式アダプタで約10時間遊べたよ。
寸法は、90mm×32mm×148mm
質量は、約220g(電源含まず)だよ。
『ゲームボーイシリーズ』の電池は、『単3型』『単4型』?
ここで、『モバイルゲーム機』である『ゲームボーイ』とは切っても切り離せない話題が『電池』だね。
現在のように、充電可能な『リチウムイオン電池』の内蔵が主流ではなかった『ゲームボーイの時代』は、『電池』はとても重要な関心ごとだったんだ。
ここでは、『ゲームボーイ』と『電池』についてすこし振り返ってみよう。
初代『ゲームボーイ』は『単3型乾電池4本』で動作する仕様だったんだ。
『テトリス』で『ゲームボーイ』が大ブームになると、
電器屋でも一番の売れ筋が『単3型乾電池』になったほど、
ところが、1996年に発売された『ゲームボーイポケット』では、本体の小型化のためにスマートな『単4型』の『乾電池』が採用されたんだ。
ほぼ同時期に流行していた『ミニ四駆』では、
これまた『単3型』電池を大量に必要とすることもあって、
当時の子どもたちは、『2種類』の電池の違いにビミョ~に悩まされることになってします。
1998年の『ゲームボーイライト』では、バックライト搭載で消費電力が増加したこともあって、規格は再度『単3型』に・・・
その後の『ゲームボーイカラー』『ゲームボーイアドバンス』では、
経済的な『単3型乾電池』が採用されるようになったという歴史があるんだ。
ということで『ゲームボーイ・シリーズ』の電池採用を一覧にしてみたよ。
ゲームボーイ機種名 | 乾電池 | 本数 | 稼働時間 |
初代ゲームボーイ
|
マンガン単3型 |
4本
|
約15時間 |
アルカリ単3型 | 約35時間 | ||
ゲームボーイポケット | アルカリ単4型 |
2本
|
約8時間 |
ゲームボーイライト |
アルカリ単3型
|
約12時間 | |
ゲームボーイカラー | 約20時間 | ||
ゲームボーイアドバンス | 約15時間 | ||
ゲームボーイアドバンスSP |
内蔵リチウムイオン充電池
|
約10時間 | |
ゲームボーイマイクロ | 6~10時間 |
『ゲームボーイポケット』だけ、
『単4型乾電池』が必要だから注意が必要だよ。
2003年以降に発売された『ゲームボーイアドバンスSP』と『ゲームボーイマイクロ』では、
現在、よく使われている『内蔵リチウムイオン充電池』が採用されているよ。
でも『内蔵リチウムイオン充電池』だと、
『リチウムイオン充電池』の寿命がきたら、専用バッテリー交換が必要だし、
旅行などで長く持ち歩く時は『充電用アダプター』を持っていかないといけないよね。
旅行に出かける時に、『充電用アダプター』を忘れた場合、
悲しい旅行になってしまうかも・・・
『単3型乾電池』なら、どこでも手に入るから便利だよね。
『乾電池』購入費用の出費が掛かってしまうけどね。
自宅で遊ぶ時は、『電源アダプタ』に接続して遊ぶと
『コストパフォーマンス』が高く遊べるね。
ゲームボーイのソフトを『スーパーファミコン』でプレイ『スーパーゲームボーイ』
1994年6月14日には、ちょっと変わったハードが発売されるよ。
『ゲームボーイ』のソフトを『スーパーファミコン』で遊ぶことができる周辺機器の『スーパーゲームボーイ』が発売されたんだ。
価格は、7000円。
すべての『ゲームボーイ』ソフトに自分の好みのカラーをつけて、テレビ画面で楽しむことができたんだ。
『携帯性』は失われてしまうけど『ドンキーコング』など、
一部の『スーパーゲームボーイ』対応タイトルでは、『スーパーゲームボーイ』上で動作させると
『ゲームボーイ』で動作させたときよりも音質が向上したり追加音声が出るものもあったよ。
そして、1998年1月には『スーパーゲームボーイ2』も発売されたよ。
1994年 初代『ゲームボーイ』の外装がカラーに『ゲームボーイブロス』登場
初代『ゲームボーイ』にカラーバリエーションが登場。
発売は、初代発売から5年後の1994年11月21日発売。
価格は、お安くなって8000円。
『ゲームボーイブロス』は、
本体サイズや性能面に変化は全くなかったけど、
色は、『ホワイト』『ブラック』『レッド』『イエロー』『グリーン』『スケルトン』の6色。
発売時のテレビCMには、当時人気絶頂のSMAPの『木村拓哉』さんが出演し、話題になったね。
ちなみに『ブロス』は
『兄弟たち(Bros)』という意味で、名付け親は
有名な『コピーライター』であり、ファミコンの名作『MOTHER』の生みの親でもある『糸井重里』さんだよ。
1996年 小型軽量化されて、液晶機能も向上『ゲームボーイポケット』
『ゲームボーイポケット』は、
『ゲームボーイブロス』が発売された2年後の、1996年7月21日発売に6800円で発売されたよ。
基本スペックは初代『ゲームボーイ』とほとんど変わらないものの
小型軽量化され、更に『液晶機能』の向上と背景色変更による画面の視認性向上が図られたんだ。
開発時には、徹底的なコスト削減が図られて、
発売当初のなんと、『初代ゲームボーイ』の半額の定価は6,800円。
更に1998年2月には、5,800円、同年11月の値下げで3,800円となったよー。
ただ『乾電池』が、『単3型』から『単4型』変更になってしまい
持続時間は約8時間と、初代『ゲームボーイ』より短縮してしまったんだ。
お小遣いにやさしい、お買い得『ゲームボーイ』だね。
『ゲームボーイ』の気になる電池の残量は?
『ファミコン中期』に普及した『バッテリーバックアップ』は、
『ゲームボーイ』でも実用化されたんだ。
でも『ファミコン』にはない『ゲームボーイ』の悩みのひとつが、電池切れだったね。
『セーブ中』に電源が切れるとデータが破損する可能性もあり、
今入っている電池があとどのくらいで切れてしまうのか・・・
『ポケモン』などのRPGをプレイするうえで切実な問題であった。
初代『ゲームボーイ』は『パイロットランプ』を搭載されていて
この『ランプ』を安定して点灯させるために
『電圧』を『電池』から得られなくなるにつれ、
次第に『ランプ』がチカチカするという、実にアナログな工夫で『電池残量』を示していたのだ。
もっとも、『電池残量』が少なくなると画面の映りが悪くなるので、
ゲームを遊んでいれば、イヤでも電池の減りは気になっていたのだが・・・
続く『ゲームボーイポケット』の初期モデルでは、省電力化のために、
『パイロットランプ』は省略されてしまう。
これは、技術の進歩により『液晶ディスプレイ』の表示が安定してきたことと
『電池の残量』が一定未満だと『強制的に電源が落ちる機能』が採用されたので、
電池の残量がまったくわからないという事態に・・・・
ひえーーー
当時『ポケモン』に夢中だった子供たちは、これに困り果てたため、
後期モデルでは『パイロットランプ』が搭載されるようになったのだ。
『電池残量』の歴史にもいろいろな試行錯誤があったんだね。
1998年 バックライト搭載で見やすさ大幅アップ『ゲームボーイライト』
1998年4月14日発売されたのが『ゲームボーイライト』だよ。価格は、6800円。
『ゲームボーイポケット』とほぼ同じサイズで、画面にバックライトを搭載して
『ゲームボーイ』の弱点だった、画面表示は大幅に見やすくなったよ。
『単三電池』を使用しているため、ポケットに比べて電池の持ちも良くなったしね。
『オリジナルカラー』は『金』と『銀』。
ただ、発売直後に『ゲームボーイカラー』が発表されたので販売台数は少なく、海外では発売されなかったんだ。
少し、不運な『ゲームボーイ』だね。
今回はここまで、
次回は、ゲームボーイカラー、アドバンス、SP、ミクロの登場
をご紹介します。
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