Honda VTR250(MC33)とは- Vツインスポーツの“完成形”

ホンダが誇る水冷90°Vツインの完成形。 1988年の初代VTR250(北米版)を経て、1997年に国内向けとして登場し、以後20年以上販売されたロングセラーネイキッドです。
🔹 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | MC33 |
| エンジン | 水冷4ストローク90°V型2気筒DOHC 4バルブ |
| 排気量 | 249cc |
| 最高出力 | 約32PS/10,500rpm |
| 最大トルク | 約2.3kgf・m/8,500rpm |
| ミッション | 6速リターン |
| 車体重量 | 約160kg(モデルにより差) |
| 燃料タンク容量 | 約12L |
| 生産期間 | 1997年〜2018年(ロングラン) |
| 生産国 | 日本(熊本製作所) |
| 販売価格(当時) | 約52〜60万円前後 |
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🔹 年代別の主な変遷
| 年代 | モデル変化 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 1997年(初代MC33) | 新設計トラスフレーム採用 | スチール製トラス構造が象徴。単眼ヘッドライトの美しいバランス。 |
| 2000年代初期 | カラーバリエーション拡充 | トリコロール、キャンディブルーなど人気色登場。 |
| 2010年頃 | VTR-F追加(ハーフカウル仕様) | 高速ツアラー寄り。ABS装備モデルも登場。 |
| 2018年(生産終了) | 最終モデル | 排ガス規制(平成28年)により生産終了。最終カラーはモダンレッド。 |
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🔹 特徴と評価ポイント
・扱いやすいVツイン特性 低速トルクが厚く、街乗り・峠の両方で快適。
・ホンダらしい精密な操作感 クラッチ・シフトフィールが極めて滑らか。
・整備性の高さ 外装パネルがシンプルで、初心者にも優しい設計。
・トラスフレーム造形が美しく、模型映え・カスタムベースとしても人気。
・教習車・入門スポーツの定番として、長年にわたり若年層に親しまれた。
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🔹 派生・後継モデル
・VTR-F(ハーフカウル仕様) 2013年登場。ツーリング志向。
・VT250スパーダ(MC20) 直接の先祖にあたる。アルミフレーム採用モデル。
・BROS/NTシリーズ エンジン構造の流れを継承した兄貴分。
・VT250スパーダ(MC20) 直接の先祖にあたる。アルミフレーム採用モデル。
・BROS/NTシリーズ エンジン構造の流れを継承した兄貴分。
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🔹 模型・再現性メモ
・アオシマ「ザ★バイク」シリーズでは、MC33後期をベースにした造形が登場予定。
・タミヤ1/12「VTR250」も計画・要望リストに挙がったことがある(未商品化)。
・カスタムパーツ(ハンドル・シート・サスペンション)を改造再現しやすい構成。
・タミヤ1/12「VTR250」も計画・要望リストに挙がったことがある(未商品化)。
・カスタムパーツ(ハンドル・シート・サスペンション)を改造再現しやすい構成。
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💬 一言まとめ
MC33は、Vツインスポーツの“完成形”であり、日常で乗れる芸術品です。
名言 「速さより、鼓動を感じろ。VTRはそのために生まれた。」
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