『ナナハンライダー』登場バイク一覧(メーカー別・型番付き)‐ナナハンの鼓動は、人間の夢の鼓動と同じだ

1975〜1985年連載の名作漫画『ナナハンライダー(750 RIDER)』(石井いさみ・週刊少年チャンピオン連載)に登場した、主要バイクの一覧(メーカー別・型番付き)をご紹介します。
※型式・年式は作中年代(1970年代中盤)に基づいた推定含みます。
🟥 Honda(ホンダ)系
主人公・沢渡 鷹が愛した「ナナハン(CB750)」を中心に、物語の精神的支柱。
| モデル名 | 型式 | 登場人物/使用場面 | 備考・特徴 |
|---|---|---|---|
| CB750 Four | K0〜K4(1969〜1976) | 主人公・沢渡 鷹 | 作中タイトル「ナナハン」の由来。空冷DOHC並列4気筒・67PS。世界初の“スーパーバイク”。 |
| CB400 Four | 408cc/398cc(NC36) | カフェ「ピット・イン」仲間 | 小型ナナハンとも呼ばれ、若者の人気モデル。 |
| CB500T | DOHC 498cc | 通勤ライダーや脇役 | トルク型ツイン。穏やかな走りの象徴。 |
| CB92 Benly Super Sport | C92(1960) | 老ライダー回想シーン | “ホンダスピリット”の象徴として登場。 |
| GL1000 GoldWing | GL1(1975) | 高速道路での邂逅シーン | “大型バイクの極地”として対比的に描かれる。 |
🔹 解説
・主人公のCB750は時代の象徴=自由の象徴として描かれる。
・物語初期はCB750K0(初期型)、中盤ではK4風タンクに変更。
・作中でも「ナナハンに跨がることが大人になること」と語られる。
・主人公のCB750は時代の象徴=自由の象徴として描かれる。
・物語初期はCB750K0(初期型)、中盤ではK4風タンクに変更。
・作中でも「ナナハンに跨がることが大人になること」と語られる。
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🟩 Kawasaki(カワサキ)系
主人公のライバルや“力”を象徴する存在として登場。Z系の描写が特に印象的。
| モデル名 | 型式 | 登場人物/使用場面 | 備考・特徴 |
|---|---|---|---|
| 900 Super Four “Z1” | Z1(1972) | ライバル・神谷/中盤以降 | 「ナナハンを超えるバケモノ」として登場。威圧的なマフラー音が象徴的。 |
| Z2(750RS) | Z2A(1973) | サブキャラ | CB750対抗としての“国産ネイキッド対決”を描く。 |
| KH400/KH500 | S3/H1 | 街道レーサー集団 | 2スト3気筒“暴れ馬”として登場。 |
| Z1000 MkII | KZT00A(1978) | 終盤で登場 | “成熟した男のバイク”として対比的に描かれる。 |
🔹 解説
・カワサキ車は常に「荒々しい力」「闘志」「孤独」の象徴。
・Z1は物語において“CB750の兄弟的存在”として哲学的に描かれる。
・カワサキ車は常に「荒々しい力」「闘志」「孤独」の象徴。
・Z1は物語において“CB750の兄弟的存在”として哲学的に描かれる。
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🟦 Yamaha(ヤマハ)系
スポーティで“理知的なライダー像”を体現。 技術志向・ハンドリング志向としての対比役。
| モデル名 | 型式 | 登場人物/使用場面 | 備考・特徴 |
|---|---|---|---|
| XS650 | TX650(1973) | 鷹の親友・五郎 | 英トライアンフ系の2気筒設計。“トルクのヤマハ”を象徴。 |
| RD350 | 347cc(1973) | 若手峠ライダー | 2ストロークの軽快さを強調。 |
| RZ350/RZ250 | 29L(1980) | 終盤背景車両 | 新世代2ストとして登場、時代の変化を象徴。 |
| XT500 | 1U6(1976) | 旅のライダー | 「走る場所を選ばない自由」を表すシーン。 |
🔹 解説
・XS650は作中で“心で走る男”の象徴。 ・ホンダCBが“理性”、カワサキZが“力”、ヤマハXSは“魂”として対比構成されている。
・XS650は作中で“心で走る男”の象徴。 ・ホンダCBが“理性”、カワサキZが“力”、ヤマハXSは“魂”として対比構成されている。
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🟨 Suzuki(スズキ)系
70年代の“直線番長”として短いながら印象的に登場。
| モデル名 | 型式 | 登場人物/使用場面 | 備考・特徴 |
|---|---|---|---|
| GT750 “ウォーターバッファロー” | Kモデル(1973) | レースシーン・ライバル車 | 世界初の水冷2スト3気筒。独特の排気音描写。 |
| GS750/GS1000 | GS750B(1976) | 終盤レースシーン | 「新世代DOHCエンジン」として対比。 |
| GS400 | GN系 | 街道ライダー | CB400Fourのライバル格として描写。 |
🔹 解説
・作中では「スズキ=メカニズムの革新」を象徴。
・特にGT750の“水冷システム”描写は当時としては非常に珍しく、リアルバイク漫画としての先駆性を示した。
・作中では「スズキ=メカニズムの革新」を象徴。
・特にGT750の“水冷システム”描写は当時としては非常に珍しく、リアルバイク漫画としての先駆性を示した。
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⚫ 海外車(欧州・アメリカ)系
作中中盤から“夢”や“憧れ”として象徴的に描かれる。 「国産車にない自由」の象徴。
| メーカー | モデル名 | 備考・登場場面 |
|---|---|---|
| Triumph Bonneville 650 | 鷹が幼少期に憧れた外国車 | クラシックな2気筒・英国の象徴。 |
| BMW R90S | 外国人ライダー | 静寂・重厚の象徴。 |
| Harley-Davidson XLH 883 | アメリカンライダー | “自由の象徴”として短いが印象的に登場。 |
🧩 特徴的な描写・車種の演出
| テーマ | 描写例 |
|---|---|
| エンジン音 | CB750の「ドゥルルン…」という静かな鼓動を詩的に描写。 |
| スタート時 | クラッチを切る指の動き、エンジンの“呼吸”を描く。 |
| 夜の街灯 | ナナハンのヘッドライトが「未来」を照らす比喩として登場。 |
| バイク=心 | 鷹の台詞「ナナハンは、俺のもう一つの心臓だ。」 |
🏁 まとめ メーカー別登場構成比(印象値)
| メーカー | 登場頻度 | 主な役割 | 象徴する概念 |
|---|---|---|---|
| 🟥 Honda | ★★★★★ | 主人公・理性・青春 | “理知と夢” |
| 🟩 Kawasaki | ★★★★☆ | ライバル・力・反骨 | “野性と挑戦” |
| 🟦 Yamaha | ★★★☆☆ | 友情・感性 | “心と調和” |
| 🟨 Suzuki | ★★☆☆☆ | 技術革新 | “機械の未来” |
| ⚫ 外車系 | ★☆☆☆☆ | 憧れ・理想 | “自由の象徴” |
🎨 模型・商品との連動(参考)
| モデル | 現行メーカー | スケール | 備考 |
|---|---|---|---|
| Honda CB750 Four | タミヤ(1/6)・アオシマ(1/12) | 精密再販中 | ナナハンライダー仕様再現可能。 |
| Kawasaki Z1 | アオシマ(1/12)・ハセガワ(1/12) | ネオクラ人気継続。 | |
| Yamaha XS650 | 旧ハセガワ限定 | 絶版。 | |
| Suzuki GT750 | タミヤ1/6 | 現行再販中(ビッグスケール) |
🗣️ 名言 「ナナハンの鼓動は、人間の夢の鼓動と同じだ。」 ― 『ナナハンライダー』沢渡 鷹
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