自作PC「パソコンの自作に取りかかる前に確認しておくこと」についてご紹介
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今回は、自作PC「パソコンの自作に取りかかる前に確認しておくこと」についてご紹介します。
自作PC/ゲーミングPC関連サイトマップのご紹介
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パソコンの自作に取りかかる前に確認しておくこと
自作PCの最初の一歩といえるのが、パーツの選定と購入です。ケース、CPU、メモリなど、好みのパーツをすべて自分で選べるのが自作PCの醍醐味ですが、適当に選択してしまうと規格が合わずに使えないことも。
パソコンをどのように使いたいか?
自作PC用のパーツは複数のメーカーから多数販売されており、どれを選べばいいのか迷ってしまうこともあります。そこで考えたいのが、自作するパソコンをどのように使いたいかです。
パソコンの使用目的が明確になれば、自作するパソコンの性能が決まり、設置場所や予算を加味すれば他のパーツ選択も絞り込むことができます。
ローエンド、ミドルエンド、ハイエンド、自作PCの性能を絞り込む
パソコンを自作するというからには、ぼんやりとでも使用目的が決まっているはず。そして、その作業内容によっては自作するパソコンの性能レンジが見えてきます。最低限の作業ができればいいローエンドなのか、逆に3Dゲームがサクサク動くミドル・ハイエンドなのか。
これをはっきりさせるだけでも、パーツ選択に指針ができます。まずは、作成するパソコンがどのレンジを目指しているのか明確にしよう。
ローエンド・小型(機能に制約が生じる場合もある)
コンパクトさを重視する場合は、NUC規格のベアボーンや小型のMini-STX、Mini-ITXケースを選ぼう。どちらもパーツ点数が少なく、初心者でも気軽に挑戦できる。
ただし、拡張カードや光学ドライブが搭載できないなど、機能面で上位マシンに劣る面もあります。
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ミドルレンジ(用途や機能を限定しない)
ミドルタワーケースにCorei5やRyzen5などミドルレンジのCPUを組み合わせると、汎用性の高いマシンが構築でき、拡張性が高くパーツの増設・換装も簡単。組み立て後でも機能や性能のアップグレードがしやすいのがこのクラス。
ハイエンド・大型(本格的なPCゲームや動画編集など)
本格的なPCゲームに使用するパソコンは、拡張性の高いATX規格のマザーボードを使うのが一般的。CPUには高性能なCorei9やRyzen9を使い、3Dゲームもサクサク動くハイエンドマシンが完成します。グラフィックボードなどの拡張カードの増設も必須。
PC本体の置き場所からパーツ選びを考える
机周りにスペースがない場合は、性能よりサイズを優先したいというユーザーは、PCケースとマザーボードのサイズから選んでゆくという方法もあります。
パソコン本体の外郭ともいえるPCケースは、主に3種類(ATX/Micro-ATX/Mini-ITX)がありますが、選択したケースによって格納できるマザーボードは限られてきます。
最も品揃えの多い定番サイズは「ATX」「Micro-ATX」
最も多くのケース、マザーボードが発売されているのが、ATX、Micro-ATXサイズ、更にコンパクトなサイズがMini-ITXです。
「Micro-ATX」や「Mini-ITX」などサイズが小さくなると性能や拡張性が低くなる傾向にありますので、外部ドライブやストレージを外部接続にするなど、パーツを選定して理想のPCを作ってみて下さい。
主なマザーボードの大きさの違い
主なマザーボードの規格はの3つ。基板が大きいほどストレージやグラフィックボードなどが多く取り付けられるため、拡張性を重視したい場合は、基板が大きいATX規格が便利です。
ATX
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Micro-ATX
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Mini-ITX
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主なPCケースの種類
マザーボードのサイズ3種類(ATX/Micro-ATX/Mini-ITX)に合わせてPCケースを選んでゆくことになります。また同じ規格のPCケースでもタワー型、キューブ型、スリム型など様々なタイプの商品が揃っています。
ATX
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Micro-ATX
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Mini-ITX
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主要パーツには基本の選択順序がある
PCケースのサイズ、マザーボード選びが絞り込まれたところで、次に自作PCに必要な主要パーツは、「CPU」「メモリ」「ストレージ(SSD/HDD)」の3つです。
そして主要なパーツのうち最初に選びたい製品は、パソコンの頭脳である「CPU」。次に選ぶのは「マザーボード(最初に選んだCPUが対応可能な製品の中から)」。続いて「メモリ(使用できるメモリの種類や容量はマザーボードの仕様によるので要確認)」。残りのHDDやSSDといったストレージ(マザーボードの対応やケースの搭載スペースが必要)です。
CPU
CPUは必ずマザーボードが搭載するCPUソケットとチップセットに適合していなければなりません。もちろん、CPUから選んだ場合はマザーボードを合わせる必要があります。
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メモリ
メモリは多ければ多いほど処理が快適になりますが、マザーボードやCPUが対応するスペック(速度)以上のものを購入しても性能を発揮できません。
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SSD・HDD
SSDはM.2規格と2.5インチ、HDDは3.5インチと2.5インチが主流。OSをインストールするドライブは高速なSSD、大容量のファイルを保存するならHDDを選ぼう。
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電源・冷却装置・拡張カードを選ぶ
主要パーツ(CPU/メモリ/ストレージ)以外に必須なのが電源ユニットですが、ケースに付属する場合は不要なことも。
別途CPUクーラーが必要な場合も
また、CPUにCPUクーラーが付属しない場合やCPUのオーバークロックをしたい場合は、CPUクーラーも別途必要になります。
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電源ユニット
パソコンはパーツ構成によって必要な消費電力が変わってきます。消費電力が電源ユニットの許容量を超えるとパソコンが不安定になるため、電源容量的に余裕を持った製品を購入することをオススメします。
ビジネス文書作成など一般的な用途なら400W、3Dゲームをバリバリ動かすなら600W以上のものがオススメです。
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CPUクーラー
CPUクーラーは、CPUに付属する場合もありますが、静音性や冷却性能を求める場合は、より高性能な製品を別途購入することをオススメします。
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光学ドライブ
光学ドライブは音楽CDや映像DVDといったメディアの読み書きに必要なパーツです。低価格なDVDドライブと少し高額なBlu-rayドライブのどちらかを選択することになります。
また、搭載する場合は、ケースに設置場所があるかを確認しておこう。
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USB拡張/TVチューナーなどの拡張カード
ケースやマザーボードが対応していれば、USB拡張/TVチューナーなどの拡張機器を取り付けることもできます。必要に応じて購入しよう。
映像・サウンド性能を強化する
パソコンの性能をさらにアップさせたいユーザーは、グラフィックボードやサウンドカードなどの拡張カードの購入も検討しよう。描画性能を求められる3Dゲームを遊ぶなら相応のグラフィックボードが必要になります(ゲームタイトルごとに要求する性能がは異なります)。
グラフィックボード
自作PCが最も魅力的な点は、高性能なグラフィックボードを搭載することができることです。PCゲームや映像編集をしたい場合は、必須のパーツになります。
また、ハイエンドクラスのグラフィックボードは、使用する総電力量が上がってしまうので、電源ユニットの容量には注意を払うことが大切です。
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サウンドカード
音楽や映画を楽しみたい人は、サウンドカードを増設すると、より高音質な音声で再生できるようになります。USB接続の外付けタイプも存在するため、パソコンの用途に応じて選択しよう。
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