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CPUの性能を活かすためのパーツ「メモリの選び方」についてご紹介

CPUの性能を活かすためのパーツ「メモリ選び」のご紹介 学び
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CPUの性能を活かすためのパーツ「メモリの選び方」についてご紹介

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今回は、CPUの性能を活かすためのパーツ「メモリの選び方」についてご紹介します。

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●ASUS シリーズ
発売順|フォームファクター(ATX|E-ATX|Micro-ATX|Mini-ITX)
CPUソケット|インテル(LGA(775|1155|1150|1151)|AMD(AM3|AM4)
●ギガバイト(Gigabyte) シリーズ
発売順|フォームファクター(ATX|E-ATX|Micro-ATX|Mini-ITX)
CPUソケット|インテル(LGA(1366|1151|2066)|AMD(AM3|AM4)
●MSI シリーズ
発売順|フォームファクター(ATX|E-ATX|Micro-ATX|Mini-ITX)
CPUソケット|インテル(LGA(1150|1151|2011|2066)|AMD(AM3|AM4)
●Asrock シリーズ
発売順|フォームファクター(ATX|E-ATX|Micro-ATX|Mini-ITX)
CPUソケット|インテル(LGA(1150|1151|2066)|AMD(AM3|AM4)
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CPUの性能を活かすためのパーツ「メモリの選び方」についてご紹介

CPUの性能を活かすためのパーツ「メモリの選び方」についてご紹介します。

メモリの種類と規格
【1】「メモリモジュール」の種類を知っておく>
【2】モジュールごとのDRAM規格
【3】メモリの型番から性能を読み取る
動作周波数で異なるメモリの転送速度
【1】転送速度が速いと処理速度も上がる
【2】メモリは、高性能=高価とは限らない
メモリを購入する際の注意点
【1】デュアルチャネル機能(2枚組)で高速化
【2】オーバークロックの効果は体感しにくい

メモリの種類と規格

メモリは、CPUが各種処理に必要なデータを一時的に保存しておく領域です。役割としては、作業机のようなもの、メモリの容量(机の大きさ)が十分にないと、どんなに処理能力が高いCPUを搭載していても、その性能を満足に発揮することができません。

マザーボードに適合したメモリを選ぶ

そのため、どのようなメモリ(性能)を選ぶのかは、自作PCにおいてもとても大切です。メモリには「DIMM」「S.O.DIMM」といったモジュールの区別をはじめ、使用しているDRAM規格、動作周波数に違いがあり、これらがマザーボードに適合していないと基本的に組み込むことができません。

「対応モジュール」「チップの規格」「動作周波数の確認」は必須

そのため、メモリを購入する際はマザーボードの製品仕様に記載されている対応「モジュール」と「チップ」の規格、「動作周波数」の確認が必須といえます。

【1】「メモリモジュール」の種類を知っておく

どんなメモリが搭載できるのかは、装着先のマザーボードにより決まっています。そのため、マザーボードを選択した時点で搭載可能なメモリの種類は、ある程度絞られます。

メモリの選択は「DIMM」「S.O.DIMM」規格、主流は「DDR4 SDRAM」

一般的なデスクトップPCだと「DIMM」規格、小型ベアボーンやノートパソコンだと「S.O.DIMM」規格であることがほとんどです。さらにメモリの世代に相当する「DDR規格」は「DDR4 SDRAM」が主流です。

メモリのスロット数も重要な確認ポイント
また、マザーボードに搭載されているメモリスロット数も重要な確認ポイント。複数スロットがあるマザーボードの場合、同性能のメモリをスロット数に合わせて用意するのが基本になります。
自作PCでは「Unbuffered DIMM」を利用

「メモリ」と言った場合、この「DIMM」規格の製品を指すことが多いです。中でも自作PCに利用されるものは「Unbuffered DIMM」と呼ばれる規格になります。

ノートパソコンや小型ベアボーンPCで使われる「S.O.DIMM」
ノートパソコンや小型ベアボーンPCで使われるメモリ規格は「S.O.DIMM」です。「DIMM」規格よりも小さいのですが、性能は「DIMM」規格のものとさほど変わりません。

RIMMとは(Rambus In-line Memory Module)リム

メモリチップにDirectRDRAMを使用したメモリモジュール。Direct RDRAMは、シンプルなバスを高クロックで駆動するDRAMで、90年代末にはSDRAMに代わる次世代のメモリと目されていました。
RIMMは、これを用いたPC用のメモリモジュールですが、ライセンス面、製造面、コスト面の問題や、初期のチップセットのトラブルも災いし、PC市場ではうまく立ち上がらないまま、ほぼ姿を消してしまいました。

Registered(Buffered) / Unregistered(Unbuffered)レジスタード(バッファード)/アンレジスタード(アンバッファード)とは

メモリモジュールの入出力にレジスタ(バッファ)を備えたタイプを「Registered」または「Buffered」、持たないタイプを「Unregistered」、「Unbuffered」と言います。
Buffer(緩衝器)、あるいはRegister(調節器)とは、データを送る側とそれを受ける側の間に立ち、信号のタイミング調整や整形などを行なう機構のこと。
メモリI/Oは、接続チップが増えるほど信号のばらつきが増大し、高速化するほど信号のばらつきに対するマージンが減少します。
Registered(Buffered)メモリについて

Registered(Buffered)メモリは、メモリコントローラーメモリチップ間にこの機構を備え、I/Oの安定化と信頼性の向上を図ったもので、高クロックで大量のメモリを搭載する必要のあるサーバーやワークステーションで、エラー訂正機能のECC(Error Checking and Correcting)とともにサポートされています。

余分な機構を備える分高価になるため、一般向けの製品ではもっぱらUnregisteredタイプが用いられています。

【2】モジュールごとのDRAM規格

現在流通しているメモリの規格は、その多くが「DDR4 SDRAM」と呼ばれるものです。パーツショップでは旧世代のマザーボード向けに「DDR3 SDRAM」規格のメモリも販売されていますが、こちらを購入しても現行マザーボードで使うことはできません。

「DDR4 SDRAM」ピン数は284本。基板の端にはスロットへ挿入しやすいように傾斜が付けられている。
インテルCPU「Skylake」以降、AMDソケット「Socket AM」では「DDR4SDRAM」を採用
インテルCPU「RocketLake」を含め、第6世代である「Skylake」以降のCPUに対応するマザーボードや、AMD向けのSocket AM4を搭載したマザーボードでは、ほぼすべてDDR4 SDRAMが採用されています。
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【3】メモリの型番から性能を読み取る

メモリのスペックは、メモリ本体に貼り付けられているラベルからでも確認できます。新規購入時はパッケージや販売店の店頭、カタログなどでできますが、以前に使用していたパソコンからパーツ取りするという場合は、本体に貼り付けられたラベルでスペックを確認できます。
パーツ情報が確認できるフリーソフト
また、PC搭載パーツの情報を確認できる定番フリーソフト「HWiNFO」「Speccy」でもメモリのスペックを確認することができます。
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「メモリのラベルに記載されている型番の読み取り方法」のご紹介

「メモリのラベルに記載されている型番の読み取り方法」をご紹介します。

「メモリのラベルに記載されている型番の読み取り方法」のご紹介

【1】メモリ容量
メモリ1枚あたりの容量がわかります。上図のメモリは8GBだということがわかります。
【2】DRAM規格
採用されているDRAM規格。「DDR4」なら「DDR4 SDRAM」を意味します。
【3】動作周波数/転送速度
メモリの動作周波数で単位はMHz。メーカーによっては転送速度(≒動作周波数×8)が記載されています。
【4】メモリモジュール
モジュール規格が記載されており、「U」ならDIMM、「SO」なら「S.0.DIMM」規格を表わしています。
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メモリの価格は乱高下しやすい
メモリの価格は生産国での災害や国際情勢、仮想通貨ブームといったさまざまな要因に影響されやすい製品です。そのため、メモリの価格が高騰している時期は無理に高値の大容量製品を選ばず、必要最小限のメモリを購入して価格が落ち着くまで待つことをオススメします。

動作周波数で異なるメモリの転送速度

メモリ選びで、規格以外に注目したいのが動作周波数です。この数値が高い製品ほど高性能なメモリとなります。
メモリ処理能力はマザーボードの対応動作周波数が上限
基本的には、マザーボードとの規格さえ合っていればどんな動作周波数のメモリでも搭載できますが、実際の処理能力はマザーボードの対応動作周波数が上限となっています。
メモリ選びは価格と性能のバランスで
また、メモリはCPUと異なり、極端に高性能な製品を選んでも処理能力が大幅に向上するわけではなく、性能と価格は必ずしも比例しない場合があります。そのため選定時は、価格と性能のバランスを考慮して下さい。

【1】転送速度が速いと処理速度も上がる

メモリは製品ごとに動作周波数が決まっていて、数値が高いほど転送速度が上がりマシンの処理速度も早くなります。しかし、よほど低速なメモリを選択しない限りは大きな差を体感できないため、無理に高スペックな製品を買う必要はありません。
また、マザーボードが対応する規格より高速なメモリを搭載しても、ボトルネックによってマザーボードが対応する速度内で動作します。

【2】メモリは、高性能=高価とは限らない

メモリの価格は基本的に、性能が良い=転送速度の速いものほど高価になりやすいです。しかし、需要の多いメモリは大量供給の影響で性能の低いメモリよりも実勢価格が安くなることもあります。
>メモリ選定時は、使用しているマザーボードが対応するメモリの中で、性能と価格の両方に優れた製品を選ぶことをオススメします。
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メモリを購入する際の注意点

メモリは規格の種類や枚数などの販売形態にさまざまな違いがあり、自作初心者がパーツを選ぶ際に特に混乱しがちです。下記のポイントを抑えておくとメモリ選びをしてみて下さい。

メモリ選びのポイント
【1】デュアルチャネル機能で高速化
【2】オーバークロックの効果は体感しにくい

【1】デュアルチャネル機能(2枚組)で高速化

16GBのメモリを1枚使用するのも、8GBのメモリを2枚使用するのも、処理能力的に差はないと考えがちです。しかし現在流通しているマザーボードの多くは、メモリを2枚連動させて高速化するデュアルチャネル機能が備わっており、16GBのメモリを1枚装着するより、8GBのメモリを2枚挿したほうがデータ転送速度が向上します。
デュアルチャネル機能を利用するなら同一メーカーの同一製品を

デュアルチャネル機能を有効にする場合は、なるべく同一メーカーの同一製品を用意すること。また、マザーボードに挿し込む際は、同じ色のスロットに装着しよう。

【2】オーバークロックの効果は体感しにくい

メモリはCPUと同じように、その動作周波数をオーバークロック(OC)して使うことができます。オーバークロック対応メモリは、2022年時点では動作周波数が3466MHz以上のものとなりますが、これらの高速メモリを選んでも、高速化はあまり実感できません。

メモリのオーバークロック(OC)はあくまで自作マニア向け製品です。またメモリのOC向け専用のクーラーも発売されていますが、取り付けると他のパーツとケース内で干渉しやすく、組み込みのハードルは高くなってしまうので注意して下さい。
バルク品のメモリを購入する際は相性保証が付いているかを確認
他のパーツと同様、メモリも「バルク」と呼ばれる簡易梱包品を選べば、割安で購入できる。その際は相性問題が起きた場合に保証してもらえる製品を選ぼう。

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インテル|LGA(1155|1150|1151(一覧|rev1|rev2)|1200|1700)
AMD(AM4|AM5)
チップセット|歴代(インテル|AMD)|一覧(インテル|AMD)|グリス
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ストレージ(選び方|転送速度|用語 |HDDメーカー|SSD メーカー)
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■メーカー別
●ASUS シリーズ
発売順|フォームファクター(ATX|E-ATX|Micro-ATX|Mini-ITX)
CPUソケット|インテル(LGA(775|1155|1150|1151)|AMD(AM3|AM4)
●ギガバイト(Gigabyte) シリーズ
発売順|フォームファクター(ATX|E-ATX|Micro-ATX|Mini-ITX)
CPUソケット|インテル(LGA(1366|1151|2066)|AMD(AM3|AM4)
●MSI シリーズ
発売順|フォームファクター(ATX|E-ATX|Micro-ATX|Mini-ITX)
CPUソケット|インテル(LGA(1150|1151|2011|2066)|AMD(AM3|AM4)
●Asrock シリーズ
発売順|フォームファクター(ATX|E-ATX|Micro-ATX|Mini-ITX)
CPUソケット|インテル(LGA(1150|1151|2066)|AMD(AM3|AM4)
●Biostar 発売順
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