【プラモ・ドイツ軍バイク】第二次世界大戦で配備されていたドイツ軍バイク・BMW R75、ツェンダップKS 750のご紹介

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今回は、第二次世界大戦で運用されていたドイツ軍バイク・BMW R75、ツェンダップKS 750をご紹介します。

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第二次世界大戦のドイツ軍には、2メーカーから軍用サイドカー付きバイクが配備されていました。

• その1社目が、BMW社のR75
• 2社目が、ツェンダップ社のKS 750です。

1937年の終わりに、バイク開発実績のあるBMW社とツェンダップ社は、ドイツ陸軍（ベルリン）からオートバイの開発要求を依頼されます。

ドイツ陸軍からのバイク仕様の要求項目は、

• その1、500kg以上の荷物を積載量できること。
  • この重量は、武器、弾薬、及び完全装備を備えた3人の兵士に相当します。
• その２、速度は、アウトバーンで時速80Km/h、最高速度95Km/hで走行できること。また行進部隊に同行するため、最低速度は4Km/hでなければならない。
• その3、あらゆる地形を走破できるように、
  • タイヤは、4,5 x 16のクロスカントリータイヤを使用し、
  • 最小最低地上高は、150mmである必要があり、
  • スノーチェーンが装着できる仕様にすることなどでした。

そして完成した、両バイク（BMW・R75とツェンダップKS 750）は、1940年からドイツ軍へ納品され、その後、第二次世界大戦中にアフリカ戦線や東部戦線など様々な戦場に送られ、戦時中に5万台近くが活躍することになります。

KS 750を開発したツェンダップ社（1917~84年）は、残念ながら1984年に倒産してしまいましたが、

• 戦時中に活躍したBMW・R75とツェンダップKS 750は、非常に信頼性の高いバイクであり
• しかもこの2つのバイクの部品は、約70％が同じものが使われているため現在でも部品を入手し、乗り続けている愛好家が沢山います。

第二次世界大戦で活躍した、BMW・R75とツェンダップKS 750は、タミヤやフジミ模型、イタレリ（イタリア）のプラモメーカーがモデル化し、現在でも入手することができます。

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