【天誅弐・攻略】【力丸・第二幕】あらすじ（セリフ・名言）のご紹介 ~名作PS・PS2・PSP天誅シリーズ攻略~

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今回は、天誅弐・主人公の一人、力丸の【第二幕：流砂】のあらすじ（セリフ・名言）をご紹介させて頂きます。

【名作】天誅シリーズ・サイトマップをご紹介します。

天誅弐では、主人公３人（龍丸、力丸、彩女）の視点から物語を進めることができます。

今回は、主人公の一人力丸の第二幕～流砂～のあらすじをご紹介させて頂きます。

【力丸編】の第二幕～流砂は、

• 任務四、天狗の謎を暴け
• 任務五、隠し港
• 任務六、朱嶽寺奪還
• 任務七、里を襲いし陽炎座
• 任務八、龍丸追跡
• 任務九、灌洗洞窟の６の任務から構成されています。

物語（第二幕～流砂～）の大枠は、

• 多数(あまた)の死傷者を出した基秀の内乱から、およそ三ヶ月の時が過ぎようしていた、そんな時、
• 謎の忍び集団「陽炎座」が、忍びの里を襲撃する。そして記憶をなくした兄弟子の龍丸の手で師匠、東紫雲斎が殺されてしまう。
• 怒りに燃える力丸は、遂に「陽炎座」のアジトをつきとめる。ここのから謎の忍び集団との最終決戦がはじめる。

多数(あまた)の死傷者を出した基秀の内乱から、およそ三ヶ月の時が過ぎようとしていた。

幸いにも夜雨により全焼を免れた郷田城は、現在急速な復旧作業が行われている。

また、郷田松之信は内乱時の傷を癒す為、東忍びの里にある秘湯を訪れていた。

一方、荒波へと消えた龍丸の安否は未だ定かでは無かった。

人身をさらう天狗在りとの噂を聞きその正体を探るべく、力丸は彼らの住処とされし薄羽山へ赴く。

忍びの里にて、松之信は力丸に任務を命じた。

【郷田松之信】力丸、山里の村で神隠しが起きておる。その陰に天狗在りとの噂じゃ、調べてはくれぬか？

【力丸】はっ！天狗の正体、見極めて参りまする

天狗砦の渓谷、町人が何者かに追われながら必死に逃げている。

【町人】誰か、誰か助げてぐれぇ！

【天狗忍者】ははははは、こんな村外れ助けなんかこないぞ

【町人】誰かぁ！

【天狗忍者】ははははははははは

【力丸】これが天狗の正体か…天狗忍者が町人を担ぎ上げた瞬間、力丸は天狗忍者の目の前に降り立った。

【天狗忍者】何奴！

【力丸】その紛い物の鼻、へし折ってくれる

【天狗忍者】チッ、天狗忍者は抱えた町人を放り、山頂の方へと逃げていった。

力丸は、砦にいた町人を解放した。

【町人】有難うごぜえますだ

【町人】そうだ、これを…

町人が力丸に何かを渡そうとした瞬間、屋根上から何者かが町人を背後から斬りつけた。

【竈馬】うひぇひぇひぇひぇひぇひぇ…何で逃げるっちょ、駄目だっちょ

【力丸】貴様っ、何をする！

【竈馬】うひぇひぇひぇひぇひぇ…虫けら一匹殺しただけだっちょ

【力丸】許さぬぞ、覚悟しろ！

【竈馬】うひぇひぇひぇひぇひぇひぇ…げぇ…
【力丸】人は虫けらにあらず…

さらわれた人々を運び出す、秘密の港の所在を知った力丸は、彼らを救うべく港へ向かう。

【町人】こ、これを…

町人は瀕死になりながらも、手に持っていた物を力丸に託した。

【力丸】何…地図か？

【町人】…ひ…秘密の港……村の皆がさらわれて…どうか村の皆を…

【力丸】其方の想い、確と受け取った…何某かの陰謀であろうか？

隠し港に到達した力丸は、慎重に様子を窺う。

【力丸】あれか…早く村人を救わねば…

船へ潜入した力丸は、囚われの町人達を解放した。

【町人】なんとお礼を申したら…

【力丸】早く外へ！

【王小海】礼儀、知らない、客あるね

船の奥から出てきたのは、見慣れぬ明国の者であった。

【力丸】明国の者か…拙者がこの国の礼儀を教えてくれよう。こいつでな！

力丸は刀に手をかけた。

【王小海】二千年の技が……倭人めぇー！
【力丸】見慣れぬ技の数々…まだまだ世は広い…

郷田領内の寺院が、謎の忍び集団「陽炎座」に占拠される。

龍丸への複雑な想いを胸に、奪還へと発つ。

王小海を倒した力丸だが、また新たな気配を感じていた。と、背後から何者かが攻撃をしかけてきた。とっさに力丸は応戦する。

【力丸】何奴っ！そ、それは十六夜…まさか！見覚えのある刀…。

力丸は仮面を外したその男の顔を見て、目を疑った。

【力丸】龍丸！生きていたのか！？

【龍丸】龍丸？…誰だそれは？我が名は青龍。陽炎座四天王が一人

言い終えるや否や龍丸が襲いかかってきた。

釈然としないままに力丸は数合打合い、龍丸の顔を見た。

【力丸】陽炎座？何を言っているのだ龍丸！
里へ帰ろう生きていた事が分かれば皆も喜ぶぞ！

【龍丸】…場が白けた。この勝負、預ける

そう言うと龍丸は姿を消した。

【力丸】待て、龍丸…兄者ー！

里へ戻った力丸は、事の顛末を師に告げる。

【東紫雲斎】そうか、龍丸が…

【力丸】まさか敵の術中に…

【東紫雲斎】あれ程の男に限って、それはあるまい…

【力丸】ならば、亡失したとでも

【東紫雲斎】…儂にも分からぬ。

ただ…東忍流内の事、掟に従い抜け忍として我らが手で始末をつけねばならぬ

そこへ、松之信がやってきて襖を開けた。

【郷田松之信】紫雲斎…取り込み中すまぬ。突然であるが、領内にある寺院、朱嶽寺が陽炎座なる者に占拠されたらしい。

あそこには魔封じの御神体が祭られておるのじゃ

【力丸】陽炎座！

【郷田松之信】知っておるのか！？先祖代々守ってきた寺じゃ行ってくれ

【東紫雲斎】陽炎座を追えば、龍丸へ繋がるであろう。力丸、考えておっても惑いは晴れぬぞ、行け

【力丸】ハッ！

里を走り抜けながら、力丸は龍丸の事を考えていた。

【力丸】龍丸…お前とは刃を交えねばならぬのか！？

朱嶽寺はすでに陽炎座に占拠され、周りには陽炎座の忍者達が蔓延っていた。空には季節外れの雪が降っている。

【力丸】雪か…この様な時期に雪とは…

本堂に踏み入った力丸は、見覚えのある男が前方にいることに気が付いた。

【力丸】貴様は、何時ぞやの…
【朱雀】また会ったな

朱雀が右腕を上げると、本堂の入り口が全てふさがってしまった。

舞台の上から、なにやら神秘的な女性が降りてくる。

【雪蛍】朱雀様、ここは私が…

【雪蛍】す、朱雀様。最後は…貴方様の胸で…
安らぎを求めるかのようにすがりつく雪蛍に一瞥をくれると、

朱雀は無情にも、無造作にその白い首に刀を突き通した。

【雪蛍】朱雀…さ…ま…

【朱雀】弱者に興味はない。我が求めるのは強者のみ

朱雀は力丸の方を振り向いた。

【朱雀】改めて名乗ろう、我が名は朱雀。陽炎座四天王が一人

【力丸】陽炎座…貴様ら、龍丸に何を…

【朱雀】龍丸？…青龍の事か
陽炎座四天王として生まれ変わったのだ。旧き因縁を捨てて

【力丸】龍丸が…？…嘘をつくな！

【朱雀】信じるも信じぬも勝手。貴様らの知っている奴はもうどこにも居らぬ。

ふふふふふははははははははははは…

【力丸】嘘だ！

【朱雀】どうだ、貴様も我等の元に来ぬか？共に忍びの世を築こうではないか

【力丸】忍びの世、だと？

【朱雀】そうだ武家でも、公家でもなく、力こそが意味を持つ強者だけの自由な世だ

【力丸】暴虐の限りを尽くして何が自由か！正義無き者に付く気はない

【朱雀】正義？笑止な。強者こそが世の正義とならん事を知らぬのか、

力丸の純粋な想いをあざ笑うかのように、朱雀は手元に漂ってきた蛍を握りつぶした。

【朱雀】ふん、まあ良い。いずれにせよ貴様は我等が元に…どうせ、今頃貴様が帰るところなど無くなっているのだからな…ははははは

【力丸】何ぃっ！？
【朱雀】分からぬか…

ふっははははは
ふっはっはっはっはっはっはっは
はっはっはっはっはっはっはっ
はっはっはっはっはっは

朱雀は笑いながら去っていった。

【力丸】逃すかっ！

力丸は朱雀を追って出口に向かったが、表に出たところで忍びの里の伝書鳩がやって来た。

【力丸】まさか…里が…？

力丸らの不在を狙い、陽炎座は忍びの里を襲撃。

非道の刃から里を守る為、死力を尽くし戦う。

急ぎ、忍びの里に帰り着いた力丸は、里の変わり果てた光景に唖然とした。

至る所で殺戮が繰り広げられ、忍びの里の老いた者から村人までその骸が転がっている。

【老忍者】何をするぅ…忍びの里の老忍者が、今にも襲われようとしていた。

【力丸】止めろー！

【老忍者】ぐわぁぁ…り、りきまる…

【力丸】貴様ぁ！只では済まさぬぞぉ！

【香我美】力丸…そうか、お前が煩き蝿だな…

見ると、戸田の陣で龍丸と闘っていた女であった。

【力丸】お前はあの時の！？

【香我美】妾は香我美。陽炎座頭領にして忍びの世を築きし者…

【力丸】何故この里を襲ったのだ！！

力丸はうずくまると足元に横たわる若い娘をそっと抱き上げた。

【香我美】汝らが邪魔立てせねば我等がこうして出向くまでもなかったものを…

【力丸】ならば拙者を殺れば良い！

【香我美】見せしめだ、我等に逆らえばどのような目に合うか…その眼に篤と刻むがよい

力丸は、門番を斬り倒して紫雲斎の屋敷に飛び込んだ。

【力丸】師匠、殿！よくぞご無事で

【東紫雲斎】殿は儂に任せておけ、お主は外を急げ！

【力丸】ハッ！

【東紫雲斎】ぐわぁーーー！

敵をあらかた片付けたその時、師の叫び声が聞こえた。

屋敷に戻ってみると、血を流して倒れている師の側に龍丸が立っていた。

【力丸】師匠ー！？

自分の師を殺害したことに、龍丸は微塵も罪の意識を感じていないかのように平然としていた。

【力丸】許さぬ！……龍丸、貴様を斬る！

刀を打ち付けあう力丸と龍丸。一瞬、龍丸に隙が出来た。力丸はすかさず打ち払い、龍丸を地に弾いた。

【力丸】覚悟っ！

力丸は刀を振り上げた。

【龍丸】どうした？殺れ

【力丸】く…

斬るのを躊躇う力丸、刀は龍丸の首の前で止まった。
龍丸は不意に刀を抜き、力丸の顔めがけて一閃した。

力丸はとっさに避けようとしたが、十六夜は力丸の右目をまっすぐに斬りつけた。

右目を痛めた力丸の背後から、香我美が老忍者を斬りつけて屋敷に突入してきた。

【香我美】童が太刀など握るから、そうなる退くよ、青龍

【龍丸】うむ

【力丸】させるか！

力丸は香我美に斬りかかろうとしたが、香我美に軽く弾かれてしまった。

【香我美】おまえと遊んでいる暇など無いわ…
ふ…ふふふふふっはははははははは

忍犬　蝉丸の力を借り、龍丸を追う力丸・彩女は、広大な竹林へと辿り着く。

【東紫雲斎】り、力丸…

【力丸】師匠…

【東紫雲斎】お前に…東を……託す…十六夜を…取り戻せ……迷うでないぞっ……！ぐぅっ……

【力丸】必ずや…

【東紫雲斎】……戦う…術しか…教えてやれ…なんだ……儂…を…許…せ…

【力丸】師匠…？

紫雲斎はその後、二度と目を開けることはなかった。

【力丸】師匠──！

【郷田松之信】儂は陽炎座との戦に備え城へ戻る、

紫雲斎、お主の命…決して無駄にはせぬぞ

松之信は馬にまたがり、忍びの里を後にした。

力丸は屋敷の前に佇んでいた、そこへ忍犬の蝉丸がやってきた。

【蝉丸】クウンクウン…

【力丸】蝉丸、生きていたのか！？丁度良い龍丸の臭いを追うのだ！

【蝉丸】アウアアウ…アウアアウゥー…

力丸は蝉丸に連れられて桜丘を駆け上がった。大桜の下には、彩女がいた。

【力丸】彩女、龍丸は何処だ

【彩女】…誰にも殺らせないよ

【力丸】師匠が龍丸に殺られた、もうかつての龍丸では…

【彩女】兄者は誰にも殺らせない！！

彩女は力丸の首に小刀をあてがい、強く言った。

【力丸】彩女っ！

【彩女】…兄者は…あたいが！

【力丸】…そうか・・・蝉丸、行くぞ

【蝉丸】アオッ

竹林に到達した力丸と彩女。蝉丸は、さらに竹林の奥へと走っていく。

竹林の奥の広場で、蝉丸が何やら吠えている。

【蝉丸】ゥゥゥー…ワンワン

【力丸】ん、誰かいるのかっ！

【白虎】クックックッ気付かねば、楽に死ねたのにねぇ…

草むらの中から、白い虎に乗った男が出てきた。

【白虎】俺の名は白虎

陽炎座四天王が一人、こいつは弟の虎太郎だ

【虎太郎】 ガゥ…

【白虎】ふむ！そうか！ケケケ

虎太郎、では女はお前に任せよう。俺はこの男を始末するぞ

【蝉丸】ワンワンワン　ワンワン
ワンワンワンワン

力丸が白虎を倒した時、すでに彩女は虎太郎を仕留めていた。

【白虎】虎…太郎…死ぬ時も一緒…だ…

【力丸】先を急ぐぞ
【蝉丸】アオオッアオアオアオアオーッ

竹林を抜け、尚も追跡を続ける蝉丸。
龍丸の臭いは、怪しげな洞窟へと続いている。

【蝉丸】ワンワワン　ワン

蝉丸が立ち止まった先には、大きな洞窟が広がっていた。

【力丸】此処か…分かった。蝉丸、良くやったぞ

【蝉丸】ワン

【彩女】先に行くよ

先行する彩女に続き、力丸も洞窟の内部へと入っていった。

【蝉丸】クウンクウゥーン

蝉丸は一人寂しそうに鳴いていた。

【力丸】な、何だ、これは！？

洞窟の奥深くに、何やら巨大な建造物が造られているようだ。

手招きする彩女の元へ力丸が走ると、香我美と龍丸がやってきた。

見ると、どうやらこれは巨大な船のようであった。

【香我美】いよいよ完成じゃこの巨大船が妾の夢を乗せる…

【龍丸】忍びの世か…

【香我美】そうだ。これで漸く陽の当たる場所に出られる

自らの意思で生き
自らの意思で死ねる

【般若忍者】か、香我美様ー！

血相を変えて、陽炎座忍者がやって来た。

【香我美】騒々しいぞ！我等が門出に無粋であろうが！

【般若忍者】申し訳御座いませぬ…

【香我美】して、何だ？

【般若忍者】洞窟内に曲者が…おそらくは東の者かと

【香我美】無粋な者が絶えぬ。

皆の者に伝えよ。出航を早める。狙うは郷田が城！

【般若忍者】ハッ！

【香我美】青龍。何故妾が郷田を攻めるか分かるか？

その理由は力丸と彩女はもちろん、龍丸にも分からないでいた。

【香我美】我等は武士の影といて虐げられ(て)生きてきた

今こそ旧き掟から解放され、天下に吠える時がやって来たのだ

いずれ郷田の存在はその邪魔となろう。
門出の足掛かりとする為、血祭りに上げねばならぬ陽炎のごとく天下を照らすのだ…

龍丸と香我美が船に乗りこむのを確認し、力丸は彩女に告げた。

【力丸】拙者はこの事を報告する。彩女、お前は船へ
【彩女】分かった

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