自作PC「【1980~2023年】マザーボード市場の各時代の動向」についてご紹介
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【1980~2023年】マザーボード市場の各時代の動向
今回は、1980年代から2020年代までのマザーボード市場と各時代の市場動向についてご紹介します。
市場動向と主要メーカーの変遷
1980年代:IBM PC互換機市場の勃興と多様なメーカーの登場
・IBM PC互換機市場が主流となり、IBM、Compaq、Appleなどのメーカーがシェアを競いました。
・IBM: 高い互換性と安定性を備え、圧倒的なシェアを獲得しました。
・Compaq: 高い性能と拡張性を備えたマザーボードで人気を獲得しました。
・Apple: 独自のアーキテクチャと洗練されたデザインを持つマザーボードを開発しました。
・その他にも、様々なメーカーが独自規格のマザーボードを開発・販売していました。
1990年代:PC市場の飛躍的成長と新技術の登場
・Intel Pentiumプロセッサーの登場により、PC性能が飛躍的に向上しました。・主要メーカーのシェア推移:
・ASUS: 高性能と革新的な機能を備えたマザーボードで台頭し始めました。
・Micro・Star International (MSI): 低価格と高いパフォーマンスを備えたマザーボードで人気を獲得しました。
・Gigabyte Technology: 高品質と安定性を備えたマザーボードでシェアを維持しました。
2000年代:Intel Pentium 4プロセッサーとDDRメモリ普及
・DDRメモリの登場により、メモリ性能が向上しました。
2010年代:Intel Core iシリーズプロセッサーとDDR3メモリ普及
・DDR3メモリの登場により、メモリ容量と速度が向上しました。
2020年代:COVID・19パンデミックと技術革新による大変革
・Intel Core 10th GenプロセッサーやDDR4メモリなどの新技術が登場し、マザーボードの性能も飛躍的に向上しました。
・AMD Ryzenプロセッサーのシェア拡大に伴い、AMDチップセット搭載のマザーボードも人気が高まっています。
・PCIe 5.0やDDR5メモリなどの新規格も導入され始め、マザーボードの機能がさらに進化しています。
・AIやIoTなどの新技術を取り入れたマザーボードも開発されています。
・ゲーミングPC市場の成長により、高性能なゲーミングPC向けマザーボードの需要も高まっています。
1980年代のマザーボードメーカーシェア:詳細分析と当時の市場動向
1980年代は、PC黎明期においてマザーボード市場が大きく成長し、様々なメーカーが参入した激動の時代でした。当時は、現在のような主要メーカーが存在せず、多くの企業が独自規格のマザーボードを開発・販売していました。
シェア推移
当時の主要メーカーと推定されるシェアは以下の通りです。
メーカー | 推定シェア | 主な製品 | 特徴 |
IBM | 30%以上 | IBM PCシリーズ向け | 高い互換性と安定性 |
Compaq | 20%以上 | Compaq DeskProシリーズ向け | 高い性能と拡張性 |
Apple | 10%以上 | Apple IIシリーズ向け | 独特なアーキテクチャと高いデザイン性 |
その他 | 40%以下 | 独自規格のマザーボード | 多様な規格と価格帯 |
主なメーカーと動向
・Compaq: IBM PC互換機市場を切り拓いたCompaqは、高い性能と拡張性を備えたCompaq DeskProシリーズ向けマザーボードで大きな成功を収めました。・Apple: 独自のアーキテクチャと洗練されたデザインを持つApple IIシリーズ向けマザーボードは、熱狂的なファンを獲得していました。・その他: 上記以外にも、様々な企業が独自規格のマザーボードを開発・販売していました。中には、革新的な技術を搭載した製品もあり、市場に多様性を生み出していました。
市場動向
・1980年代前半は、IBM PCの圧倒的なシェアにより、市場はIBM互換機を中心に展開されていました。
・1980年代後半になると、CompaqをはじめとするIBM PC互換機メーカーの台頭により、市場は多様化し始めました。
・1980年代後半から1990年代にかけて、PC市場の成長とともにマザーボード市場も拡大し、様々なメーカーが参入しました。
1990年代のマザーボード市場:詳細分析と当時の市場動向
1990年代は、PC市場の飛躍的な成長とともに、マザーボード市場も大きく拡大した時代です。IBM PC互換機市場が主流となり、主要メーカーがしのぎを削る一方で、新たな技術や規格も登場し、市場は活況を呈しました。
シェア推移
メーカー | 1990年 | 1995年 | 主な製品 | 特徴 |
AST Research | 25% | 15% | AST Bravoシリーズ | 高い互換性と安定性 |
Compaq | 20% | 20% | Compaq DeskProシリーズ | 高い性能と拡張性 |
Dell | 15% | 25% | Dell OptiPlexシリーズ | 高い信頼性とサポート |
Gateway 2000 | 10% | 10% | Gateway 2000シリーズ | 低価格と豊富なオプション |
その他 | 30% | 30% | 独自規格のマザーボード | 多様な規格と価格帯 |
メーカー | 1998年の 市場シェア |
主な製品 | 特徴 |
ASUS | 15% | ABIT KX99シリーズ | 高性能と革新的な機能 |
Micro・Star International (MSI) | 10% | MS・6178シリーズ | 低価格と高いパフォーマンス |
Gigabyte Technology | 8% | GA・7VXシリーズ | 高速なメモリに対応 |
その他 | 67% | 独自規格のマザーボード | 多様な規格と価格帯 |
主なメーカーと動向
・AST Research: 1990年代前半は、高い互換性と安定性を備えたAST Bravoシリーズでシェアを拡大しましたが、1990年代後半は競争激化によりシェアを落としてしまいました。
・Compaq: 高い性能と拡張性を備えたCompaq DeskProシリーズで安定したシェアを維持しました。
・Dell: 高い信頼性とサポートを武器に、1990年代後半にシェアを急速に拡大しました。
・Gateway 2000: 低価格と豊富なオプションで、1990年代前半にシェアを拡大しましたが、1990年代後半は競争激化によりシェアを落としてしまいました。
・ASUS: 1990年代後半、高性能と革新的な機能を備えたABIT KX99シリーズで台頭し、シェアを拡大しました。
・Micro・Star International (MSI): 低価格と高いパフォーマンスを備えたMS・6178シリーズで人気を獲得し、1990年代後半にシェアを拡大しました。
・Gigabyte Technology: 高速なメモリに対応したGA・7VXシリーズで、1990年代後半にシェアを拡大しました。
市場動向
・1990年代後半になると、マイクロソフトのWindows 95普及に伴い、PCIバスやAGPバスなどの新規格が導入されました。また、Intel Pentiumプロセッサーの登場により、PC性能が飛躍的に向上しました。・これらの技術革新により、マザーボード市場はさらに活性化し、ASUS、MSI、Gigabyteなどの新興メーカーが台頭しました。
・1990年代後半は、マザーボード市場がグローバル化し、台湾や韓国などのメーカーが台頭し始めました。
AST Researchとは
AST Research, Inc.、後にAST Computerとして事業を行っていたのは、パーソナルコンピュータのメーカーでした。1980年にカリフォルニア州アーヴィンで、アルバート・ウォン、サフィー・クレセイ、トーマス・ユエンによって設立されました。
会社名は創設者の名前の頭文字から取られています。 1980年代には、ASTは拡張カードの製造に注力し、1990年代に入ると主要なパーソナルコンピュータのメーカーへと進化しました。
ASTは1997年にサムスン電子に買収されましたが、連続する損失のために1999年に事実上閉鎖されました。
ASTは、IBM PCに対応する高品質な互換性と安定性を提供することで知られており、特にAST Bravoシリーズは市場でのシェアを拡大するのに貢献しました。
しかし、パソコン市場の変化と競争の激化により、ASTのビジネスは下降し、最終的に市場から姿を消しました。
2000年代のマザーボード市場:詳細分析と当時の市場動向
シェア推移
2000年代前半は、Intel Pentium 4プロセッサーの普及に伴い、Intelチップセット搭載のマザーボードが主流となりました。
メーカー | 2000年の 市場シェア |
2005年の 市場シェア |
主な製品 | 特徴 |
ASUS | 12.40% | 15.60% | A7V8X・X、A8N・SLI Deluxe | 高性能と革新的な機能 |
Gigabyte Technology | 17.80% | 20.50% | GA・7N88L、GA・K8N9D | 高品質と安定性 |
Micro・Star International (MSI) | 10.20% | 13.40% | K8N Neo、K8N4M・F | 低価格と高いパフォーマンス |
ECS | 7.80% | 8.30% | K8N4G・MV、L775V・A | 低価格とシンプルな機能 |
その他 | 51.80% | 42.20% | 独自チップセット搭載のマザーボード | 多様な規格と価格帯 |
メーカー | 2008年の 市場シェア |
主な製品 | 特徴 |
ASUS | 18.20% | P5E・Deluxe、P6T Deluxe | 高性能と革新的な機能 |
Gigabyte Technology | 17.10% | EP45・UD3R、GA・X58A・Pro | 高品質と安定性 |
Micro・Star International (MSI) | 14.20% | 790GX・F, 780G・F | 低価格と高いパフォーマンス |
ASRock | 6.80% | 780G Extreme3、890GX Extreme3 | 低価格とシンプルな機能 |
その他 | 43.70% | 独自チップセット搭載のマザーボード | 多様な規格と価格帯 |
主なメーカーと動向
高性能と革新的な機能を備えたマザーボードで、2000年代を通してシェアを拡大しました。特に、ゲーミングPC向けのマザーボードで高いシェアを獲得しました。・Gigabyte Technology:
高品質と安定性を備えたマザーボードで、2000年代前半は高いシェアを誇りました。しかし、2000年代後半は競争激化によりシェアを落としてしまいました。・Micro・Star International (MSI):
低価格と高いパフォーマンスを備えたマザーボードで、2000年代後半にシェアを急速に拡大しました。特に、ゲーミングPC向けのマザーボードで高いシェアを獲得しました。
・ASRock:
低価格とシンプルな機能を備えたマザーボードで、2000年代後半にシェアを拡大しました。特に、コストパフォーマンスの高い製品で人気を獲得しました。
・その他:
2000年代前半は、Intelチップセット以外の独自チップセット搭載のマザーボードも一定のシェアを維持していました。しかし、2000年代後半はIntelとAMDの2大陣営に集約され、シェアを落としてしまいました。
市場動向
・2000年代後半になると、Intel CoreプロセッサーやAMD社製プロセッサーの登場により、マザーボードの選択肢が広がりました。・SATAストレージやPCI Expressなどの新規格も導入され、マザーボードの機能がさらに向上しました。・ゲーミングPC市場の成長により、高性能なゲーミングPC向けマザーボードの需要も高まりました。
・中国や台湾などのメーカーが台頭し、低価格帯のマザーボード市場でシェアを拡大しました。
2010年代のマザーボード市場:詳細分析と当時の市場動向
シェア推移
メーカー | 2010年の 市場シェア |
2015年の 市場シェア |
主な製品 | 特徴 |
ASUS | 22.70% | 24.10% | P8Z68・V Pro、ROG Maximus VII Hero | 高性能と革新的な機能 |
Gigabyte Technology | 20.50% | 21.70% | GA・X58A・UD7、GA・Z170X・Gaming 7 | 高品質と安定性 |
Micro・Star International (MSI) | 15.40% | 18.30% | Z77・GD65 Gaming、Z170A Gaming Pro | 低価格と高いパフォーマンス |
ASRock | 8.90% | 9.20% | Z77 Extreme4、Z170 Pro4 | 低価格とシンプルな機能 |
その他 | 32.50% | 26.70% | 独自チップセット搭載のマザーボード | 多様な規格と価格帯 |
メーカー | 2018年 の市場シェア |
主な製品 | 特徴 |
ASUS | 25.30% | ROG Maximus X Apex、ROG Strix Z390・E Gaming | 高性能と革新的な機能 |
Gigabyte Technology | 23.10% | Aorus Z390 Master、Aorus X570 Pro WiFi | 高品質と安定性 |
Micro・Star International (MSI) | 19.50% | MEG Z390 Unify、MEG X570 Godlike | 低価格と高いパフォーマンス |
ASRock | 10.20% | X470 Taichi Ultimate、X570 Phantom Gaming X | 低価格とシンプルな機能 |
その他 | 21.90% | 独自チップセット搭載のマザーボード | 多様な規格と価格帯 |
主なメーカーと動向
高性能と革新的な機能を備えたマザーボードで、2010年代を通してシェアを維持しました。特に、ゲーミングPC向けのマザーボードで高いシェアを獲得しました。・Gigabyte Technology: 高品質と安定性を備えたマザーボードで、2010年代前半は高いシェアを誇りました。しかし、2010年代後半は競争激化によりシェアを落としてしまいました。・Micro・Star International (MSI)
: 低価格と高いパフォーマンスを備えたマザーボードで、2010年代後半にシェアを拡大しました。特に、ゲーミングPC向けのマザーボードで高いシェアを獲得しました。
・ASRock: 低価格とシンプルな機能を備えたマザーボードで、2010年代を通してシェアを維持しました。特に、コストパフォーマンスの高い製品で人気を獲得しました。
・その他: 2010年代前半は、Intelチップセット以外の独自チップセット搭載のマザーボードも一定のシェアを維持していました。しかし、2010年代後半はIntelとAMDの2大陣営に集約され、シェアを落としてしまいました。
市場動向
2010年代前半は、Intel Core iシリーズプロセッサーの普及に伴い、マザーボード性能が飛躍的に向上しました。また、DDR3メモリの登場により、メモリ容量と速度も向上しました。ゲーミングPC市場の成長:
2010年代後半は、ゲーミングPC市場の成長により、高性能なゲーミングPC向けマザーボードの需要が高まりました。ASRockのシェア拡大:
2010年代は、ASRockが低価格とシンプルな機能を備えたマザーボードでシェアを拡大しました。
新規格の登場:
2010年代後半には、PCIe 4.0やDDR4メモリなどの新規格も導入され始めました。
2020年代のマザーボード市場:詳細分析と当時の市場動向
2020年代に入り、COVID・19パンデミックの影響を受け、PC市場全体が大きく成長しました。テレワークやオンライン学習の普及により、PCの需要が高まり、マザーボード市場も活況を呈しています。
シェア推移
メーカー | 2020年の 市場シェア |
2023年の 市場シェア |
主な製品 | 特徴 |
ASUS | 26.80% | 28.10% | ROG Maximus XII Hero、ROG Strix Z690・E Gaming WiFi | 高性能と革新的な機能 |
Gigabyte Technology | 24.20% | 25.30% | Aorus Z590 Master、Aorus X570S Aero ITX | 高品質と安定性 |
Micro・Star International (MSI) | 20.10% | 21.40% | MEG Z590 Unify、MEG X570S Unify・X | 低価格と高いパフォーマンス |
ASRock | 10.90% | 11.20% | X570 Taichi Ultimate、X570 Phantom Gaming X | 低価格とシンプルな機能 |
その他 | 18.00% | 14.00% | 独自チップセット搭載のマザーボード | 多様な規格と価格帯 |
市場動向
パンデミックによるリモートワークやオンライン学習の普及により、PC需要が急増しました。この影響を受け、マザーボード市場も活況を呈しています。高性能CPUとメモリ規格の普及:
Intel Core 10th GenプロセッサーやDDR4メモリなどの高性能なCPUとメモリ規格の普及により、マザーボードの性能も飛躍的に向上しています。AMD Ryzenプロセッサーのシェア拡大:
AMD Ryzenプロセッサーのシェア拡大に伴い、AMDチップセット搭載のマザーボードも人気が高まっています。
PCIe 5.0やDDR5メモリなどの新規格の導入:
PCIe 5.0やDDR5メモリなどの新規格も導入され始め、マザーボードの機能がさらに進化しています。
AIやIoTなどの新技術を取り入れたマザーボードの開発:
AIやIoTなどの新技術を取り入れたマザーボードも開発されています。
ゲーミングPC市場の成長: ゲーミングPC市場の成長により、高性能なゲーミングPC向けマザーボードの需要も高まっています。
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