【プラモ・フランス軍】第二次世界大戦でドイツと対決したフランス軍・軍事車両（戦車,自走砲装,甲車両など）のご紹介

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今回は、第二次世界大戦の序盤の勃発した（1940年5月10日 – 6月25日）、ドイツ、フランス侵攻作戦の参加したフランス軍の軍事車両（戦車,自走砲装,甲車両など）をご紹介します。

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1940年5月10日、ドイツ軍によるフランス侵攻作戦が開始されます。

この戦いに参加した国々は、

• 枢軸軍は、
  • ナチス・ドイツ
  • イタリア王国（6月10日より参加）の2カ国
• 一方の連合軍は、
  • フランス
  • イギリス
  • ベルギー
  • オランダ
  • ルクセンブルクなど8カ国
• そして、戦場となったのは、フランス及びベネルクスでした。

枢軸軍（ドイツ）と連合軍（イギリス・フランス）の戦力は、

• ドイツ側が
  • 師団数が、141個師団（A集団,B集団,C集団）
    • 野戦砲が、7378門
    • 戦車が、2445両
    • 航空機、5638機
    • 兵員、335万名
• 一方の連合軍（イギリス・フランス）側は、
  • 師団数が、144個師団
    • 野戦砲が、1万3974門
    • 戦車が、3383両
    • 航空機が、2935機
    • 兵員が、330万名と、

• 野戦砲が連合のほうが多く（約6000門）
• 航空機は、ドイツ側のほうが多い（約2200機）のですが、師団数、兵員はほぼ同等と戦力としては拮抗していました。

この戦いは、1940年5月10日から 6月25日まで行われ、将帥、エーリッヒ・フォン・マンシュタインの作戦計画（マンシュタイン計画）の成功などもあり、ドイツ側が圧勝することになります。

ドイツ側の被害は、

• 戦死数が、2万7074人、行方不明者数が、1万8384人（消耗率：1％）
• 戦傷数が、11万人
• 破壊された戦車・装甲車数が、753両（消耗率：31％）
• 撃墜された航空機が、1236機（消耗率：22％）

一方の連合軍（イギリス・フランス）側の被害は、

• 戦死・戦傷・行方不明者が36万人、捕虜、190万人（消耗率：68％）
• 破壊された戦車・装甲車数が、5100両（消耗率：153％：開栓後の追加車両含む）
• 撃墜された航空機が、1236機（消耗率：68％）でした。

ドイツ軍、フランス侵攻作戦時にフランス陸軍が準備していた軍車両は、27種類、1.2万台ありました。（主な戦闘車両は、3,918台です）

フランスの軍車両、27種類、1.2万台をご紹介します。

【フランス軍・軽戦車】をご紹介します。

【フランス軍・軽戦車】ルノー R35をご紹介します。

第一次大戦末期に登場したフランス軍の軽戦車、ルノーFT17の後継車として1935年に採用されたのがR35です。

• 車体は圧延鋼板製の下部に、3分割された鋳造製の上部をボルト止めして構成。
• 同じく鋳造製の砲塔にはFT17から引き継ぐ短砲身37mm砲を搭載し、乗員は車長と操縦手の2名でした。
• 1940年5月のドイツ軍侵攻を迎え撃ったR35は、高い防御力を備える一方、旧式の37mm砲ではドイツ戦車に対抗できず、苦戦を強いられながらもフランス軍最大の戦車戦力として奮闘します。
• 主に歩兵部隊の支援に力を発揮し、同年6月の休戦までに約1600輌が生産されました。

【フランス軍・軽戦車】Hotchkiss H35をご紹介します。

【フランス軍・軽戦車】FCM 36をご紹介します。

ドイツ軍・自走砲】FCM36ベース・マーダーIをご紹介します。

マーダーIは、1940年にフランスで捕獲された軽戦車FCM36を改修して作られた、ドイツ陸軍の対戦車自走砲です。

【フランス軍・軽戦車】ルノー FTをご紹介します。

ルノーFT-17は、1917年にフランスのルノー(Renault　S.A.)で開発された軽戦車です。

【フランス軍・中戦車】をご紹介します。

【フランス軍・中戦車】ソミュアS35（Somua S-35）をご紹介します。

第二次大戦前の1930年代中盤、フランス陸軍の騎兵部隊用中戦車として開発されたのがソミュアS35です。

• この車両は、生産性を重視して鋳造を積極的に採り入れたのが特徴で、特に車体は大型の鋳造パーツをボルト結合する先進的な構造を採用していました。
• また主砲には47mm戦車砲を搭載。
• 190馬力のV型8気筒ガソリンエンジンにより最大速度40km/hの優れた機動力を発揮しました。

ソミュアS35は、1936年から1940年6月までに約430輌が生産され、主として軽機械化師団の竜騎兵連隊や胸甲騎兵連隊などに配備されていました。

• 1940年5月から6月にかけてのドイツ軍によるフランス侵攻では、ベルギーやフランス北部でドイツ軍を迎え撃ち奮戦しています。
• バランスのとれた高性能を備えたソミュアS35は、大戦初期のフランス軍で最優秀の戦車といわれています。

【フランス軍・重戦車】をご紹介します。

【フランス軍・重戦車】ルノーB1をご紹介します。

第二次大戦序盤の1940年5月、破竹の勢いでフランス国内に侵攻してきたドイツ軍の前に立ち塞がったのがこのフランス軍の重戦車B1bisです。

【フランス軍・重戦車】FCM F1をご紹介します。

【フランス軍・駆逐戦車・自走砲】をご紹介します。

【フランス軍・駆逐戦車】ラフリーW-15T六輪装甲兵員輸送車をご紹介します。

ラフリーW-15は、戦車砲などの牽引用に開発された装輪式牽引車です。

• 不整地走破用の小型タイヤが前方と中央に装着され、
• 主に使用したのが騎兵部隊でした。
• 200台程生産されフランス降伏後はドイツ軍に捕獲され
  その後は、装甲ボディーを再開発し直し装甲兵員輸送車として運用しました。

【フランス軍・自走砲】ルノー FT BSをご紹介します。

• この車両は、第一次世界大戦時に『ルノーFT-17』ベースに歩兵支援用に開発された自走砲です。
• 主砲は、シュナイダー社製75mm短砲身榴弾砲を換装され、
• 1917年12月時点で700輌の発注がされていましたが、実用化する前に第一次大戦が終わってしまった為、少数の生産に終わりました。
• その後第二次世界大戦において、フランスと北アフリカで使用された車両もあるようです。

【フランス軍・装甲車】をご紹介します。

【フランス軍・装甲車】フランス4輪装甲車 AMD35 ”1940年”をご紹介します。

1940年5月のドイツ軍によるフランス侵攻時、偵察任務に大きな働きを見せたのがフランス軍のAMD35です。

【フランス軍・装甲車】パナール178をご紹介します。

• パナール(Panhard)はフランスの軍用車両メーカーが開発しました。

【フランス軍・装甲兵員輸送車】をご紹介します。

【フランス軍・装甲兵員輸送車】ルノー UEをご紹介します。

ドイツ軍勝利後、捕獲されたルノーUEは、一部偵察装甲車として再利用されることになります。

【フランス軍・装甲兵員輸送車】ロレーヌ37Lをご紹介します。

フランス戦で大量に捕獲したロレーヌ牽引車はドイツ軍で当初はそのまま使用していましたがエンジンが中央で後部に荷台というレイアウトが自走砲に最適との事で多くの車両が自走砲に改造されることになります。

フランス侵攻作戦後、ドイツ軍では対戦車自走砲や自走榴弾砲などが製作されましたが自走榴弾砲部隊用に砲兵観測車（Sd.Kfz.135）も作られました。

• 敵砲火に曝されることの多い観測車のためSd.Kfz.135砲兵観測車の車体上部には傾斜を取り入れた装甲が配されています。
• 車内には観測機材の他に砲兵連絡用の無線機も搭載されました。
• この車両は、シュレッパー部隊の観測車として配置されノルマンディー戦で活躍しました。

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