【プラモ・ドイツ戦車】第二次世界大戦で活躍したドイツ軍・戦車（III号戦車,IV号戦車,V号戦車パンター,ティーガーなど）のご紹介

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今回は、第二次世界大戦で活躍したドイツ軍・戦車（III号戦車,IV号戦車,V号戦車パンター,ティーガーなど）そしてその戦車をベースにした派生自走砲をご紹介します。

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• 第二次世界大戦に生産された連邦軍の戦車・自走砲は、
  • イギリス軍が、4.7万台
  • アメリカ軍が、10.8万台（内、約4.9万台がM4シャーマン）
  • ソ連軍が、11.9万台（内、約5.8万台がT-34）
  • 合計、27万台、
• 一方の枢軸国であるドイツ軍は、6.7万台、
  • その他、イタリア軍が、0.3万台、
  • 合計、7.1万台でした。

ドイツ軍は、約3.5倍もの連邦の戦車・自走砲と対峙しなければならなくなりました。

27万台もの連邦の戦車、自走砲に対抗するためドイツ軍が開発した主力戦車と自走砲は36種類も開発されていました。

その中でも主力兵器となったのが、戦車でした。

ドイツ軍は、主力戦車として

• 軽戦車を7種類、約2000台
• 戦時中の中心となった中戦車を8種類、約2万台、
• 戦争末期に登場した重戦車を2種類、約1800台
• 合計、13種類、2万4000台生産していました。

第二次世界大戦に生産されたドイツ軍主力戦車の配備の流れをご紹介します。

第二次世界大戦のヨーロッパ戦線は、1939年勃発し、1945年5月にドイツ国防軍と政府が、連合国に無条件降伏したことで終結することになります。

ドイツの開戦当時（1939年）時には、

• 戦前に生産された軽戦車のパンツァーIIが、約1,200台
• パンツァー38（t）が、150台
• 中戦車については、
  • III号戦車、150台
  • IV号戦車は、45台、合計約1500台くらいしか配置することができませんでした。

翌年の1940年になるとようやく量産型のIII号戦車F（約460）が配備され始め、ようやく中戦車（III号戦車F、IV号戦車）も揃ってくるようになります。

1941年7月、ドイツ軍はソ連に侵攻し（バルバロッサ作戦）この年から東部戦線が始まることになります。

この年ドイツ軍は、約3000台生産した戦車の中で中戦車を約2100台（III号戦車：1,673台、IV号戦車：467台）製造し、ようやく20トン以上の戦車が主力になってゆきます。

1942年には、前年のソ連戦（バルバロッサ作戦）に遭遇した強力な火力と厚い装甲を持つT-34やKV-1にショックを受け、より強力なIII号戦車、IV号戦車を開発することになります。

1943年は、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線の勝敗を決める重要な年でした。

この時期の最大の脅威であるソ連は、1942年から毎年、2万台以上の戦車を生産し続け、ドイツ軍（1942年：4000両、1943年：6000両）は、数量で不利になってきます。

そのためドイツ軍は、ソ連の主力戦車に太刀打ちできなくなっていたIII号戦車（中戦車）は、より強力な砲塔を搭載できる突撃砲や自走砲などのシャーシとして生産する方針に切替え、

主力の戦車として、

• バージョアップしたIV号戦車（F2以降）を、3000台、
• 高性能なV号戦車パンターを、1,848台
• そしてより強力な重戦車、ティーガーIを649台、合計6000台を投入することになります。

1944年、ドイツ軍は、戦時中最高の生産数である、約8000台の戦車を生産することになります。

しかし、この年の1944年7月にはアメリカ・イギリス軍によるノルマンディー上陸作戦が実行され、ドイツは、

• 東部戦線では、ソ連と戦い
• 西部戦線では、アメリカ・イギリスと戦うことになってしまいます。

しかも、ソ連、アメリカ軍は共に2万両以上の戦車を生産しており、東西で5万両以上の戦車を生産する両軍と、8000台の生産数の車輌で戦うことになってしまいます。

ドイツ軍は、

• 中戦車（IV号戦車、V号戦車パンター）を約7000台、
• 重戦車（ティーガーI、ティーガーII）、約1000台を生産し対抗しようとしていました。

1945年になると、ドイツ上空の制空権はすべて連合側に制圧され、戦車を生産する工場やその他のインフラも空襲により破壊されてしまい、戦車の生産数は、僅か1000台。十分な配備ができない状態にまで追い込まれてしまいます。

この年、ドイツ軍が生産した戦車は、

• IV号戦車が、385台
• V号戦車パンターが、507台、
• 重戦車のティーガーIIが、112台、合計1004台でした。

ドイツ軍の軽戦車をご紹介します。

ドイツ軍の軽戦車・パンツァーIIをご紹介します。

【パンツァーII】をベースに開発された自走砲のご紹介します。

マルダーII（Sd.Kfz.131/132）は、パンツァーIIのシャーシに捕獲されたソビエト76.2mm砲を搭載した自走砲です。

ヴェスペ（Sd.Kfz.124）は、パンツァーIIのシャーシに105mmライトフィールド榴弾砲を搭載した自走砲です。

ドイツ軍の軽戦車・パンツァー38（t）をご紹介します。

パンツァー38（t）には、1939年から1942年までAからMまでの様々なバリエーションの車種が開発され、1942年頃からは、自走砲のシャーシとして活用されていました。

【パンツァー38（t）】をベースに開発された自走砲のご紹介します。

マーダーIII（Sd.Kfz.138）は、パンツァー38（t）をシャーシに対戦車砲の75mmPaK40L/46砲を搭載した自走砲です。

マーダーIII（Sd.Kfz.139）は、パンツァー38（t）をシャーシに捕獲されたソビエト製76.2mm砲を搭載した自走砲です。

グリーレPanzer38（Sd.Kfz.138/1）は、パンツァー38（t）をべースに15cmsIG33重歩兵砲を搭載した自走砲です。

ヘッツァーJagdpanzer38（Sd.Kfz.138/2）は、パンツァー38（t）をべースに対戦車砲のPAK39L/48を搭載した自走砲です。

ドイツ軍の中戦車をご紹介します。

ドイツ軍の中戦車・III号戦車をご紹介します。

III号戦車は、1937年から1943年8月まで製造され、バリエーションはAからNまであります。

III号戦車は、新しく改良される度に強化される敵戦車の防御力に対抗するために、強力な砲を搭載してゆくようになります。

• 【1937年~1940年7月】III号戦車AからFまでは、46.5口径3.7 cm KwK 36（120発）を搭載し
• 【1940年4月~1942年7月】III号戦車GからJまでは、42口径5 cm KwK 38（99発）を搭載、
• 【1942年6月~1943年】III号戦車LからMまでは、60口径5 cm KwK 39（84発）を搭載、
• 【1942年6月~1943年8月】III号戦車Nは、24口径7.5 cm KwK 37（56～64発）を搭載していました。

ドイツ軍の中戦車・III号戦車A-Eをご紹介します。

ドイツ軍の中戦車・III号戦車Fをご紹介します。

ドイツ軍の中戦車・III号戦車Kをご紹介します。

ドイツ軍の中戦車・III号戦車J/1-Mをご紹介します。

ドイツ軍の中戦車・III号戦車M/Nをご紹介します。

【III号戦車】をベースに開発された自走砲（突撃砲）のご紹介します。

III号突撃砲A~E（Sd.Kfz.142）は、III号戦車をシャーシに75mmL/24で武装した突撃砲です。

III号突撃砲F~G（Sd.Kfz.142/1）は、III号戦車をシャーシに75mmL/43または、L/48で武装した突撃砲です。

StuH42（Sturmhaubitze42：Sd.Kfz.142/2）は、III号戦車をシャーシに、105mmライトフィールド榴弾砲を搭載した突撃砲です。

ドイツ軍の中戦車・IV号戦車をご紹介します。

IV号戦車は、1937年から1943年8月まで製造され、バリエーションはAからNまであります。

ドイツ軍の中戦車・IV号戦車A-F1をご紹介します。

ドイツ軍の中戦車・IV号戦車F2-Jをご紹介します。

【IV号戦車】をベースに開発された自走砲（突撃砲）のご紹介します。

IV号突撃砲（Sd.Kfz.167）は、IV号戦車のシャーシにG75mm StuK 40L/48砲を搭載した突撃砲です。

IV号駆逐戦車（Sd.Kfz.162）は、IV号戦車のシャーシに対戦車砲7.5cm Pak 39 L/48を搭載した駆逐戦車です。

駆逐戦車IV/70（Sd.Kfz.162/1）は、IV号戦車のシャーシに対戦車砲7.5cmPak42L/70砲を搭載した駆逐戦車です。

Sturmpanzer IV（ブルムベア）は、IV号戦車のシャーシに150mmフィールド榴弾砲を搭載した自走砲です。

ナースホルン（Sd.Kfz.164）は、IV号戦車をシャーシに88ミリPaK43/1を搭載した自走砲です。

フンメル（Sd.Kfz.165）は、IV号戦車をシャーシに150mmフィールド榴弾砲を搭載した自走砲です。

メーベルワーゲン（Flakpanzer IV Sd.Kfz.161/3）は、IV号戦車をシャーシに対空砲の37mmFlaK 43L/89を搭載した対空自走砲です。

ヴィルベルヴィントは、IV号戦車をシャーシに対空砲の4門の20mmFlakvierling38砲を搭載した対空自走砲です。

オストヴィントは、IV号戦車をシャーシに装甲砲塔（37mmFlaK43L/89）を備えた対空自走砲です。

75mm KwK 42L/70砲で武装していた中戦車・V号戦車パンター（Sd.Kfz.171）をご紹介します。

【V号戦車パンター】をベースに開発された自走砲のご紹介します。

ヤークトパンターは、V号戦車パンターをベースに対戦車砲の88mmL/71PaK43砲を搭載した駆逐戦車です。

ドイツ軍の重戦車をご紹介します。

88mmL/56砲で武装したドイツ軍の重戦車・ティーガーI（Sd.Kfz.181）をご紹介します。

88mmL/71砲で武装したドイツ軍の重戦車・ティーガーII（Sd.Kfz.182）をご紹介します。

【ティーガー】をベースに開発された自走砲のご紹介します。

シュトルムティーガーは、ティーガーIのシャーシをベースに380mmロケット迫撃砲を搭載した自走砲です。

ヤークトティーガー（Sd.Kfz.186）は、ティーガーIIをベースに、対戦車砲の128mmL/55：PaK44砲を装備した駆逐戦車です。

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